May 31, 2019
鉄道関係博物館のハシゴ
代休の今日は夕方からの"野球観戦＠マリンスタジアム"以外特に予定は無かったのですが、イベント情報サイトなどを見ながら何処に行こうか考えていた時に、埼玉にある『鉄道博物館』を思い出しました。もっとも我が家から55km離れていてクルマだと高速を使って1時間程度、電車でも1時間半ちょっと掛かるようなので躊躇っていたのですが、「博物館」でググった時に比較的自宅から近い場所、東西線の葛西駅に『地下鉄博物館』が、そして向島に『東武博物館』があったので、野球観戦前にそれらをハシゴすることにしました。まずは『地下鉄博物館』。駅の自動券売機で切符を買うような感じで入場券（大人210円）を買って自動改札を抜けて入場すると、1953年（昭和28年）に製造された地下鉄丸ノ内線の第1号車と、1927年（昭和2年）に製造された日本最初の地下鉄電車であり、鉄道用電気車両としては初めて国の重要文化財に指定された1001号車が「ドーン！」と待ち構えていました。丸ノ内線の1号車のデザインなんて、今走っていても全く違和感がありませんね。
特に鉄道関係が「メチャ好き」というわけではない私でも、この類の乗り物や機械を見るとテンション高くなりますが、その後も地下鉄運転シュミレーターなどで遊んでいました。個人的に私の関心を惹いたのが、地味に貼られていた「地下の深さ」のポスター資料ですが、一番深いのが大江戸線の六本木駅で42.3mでしたよ！毎日通勤している駅ですが、長いエスカレーターを何度も乗り継ぐわけですよね。でも世界で一番深いのはロシアのサンクトペテルブルクにあるアドミラルティスカヤ駅で、大江戸線六本木駅の倍以上の105mでした！！
ランチは、昨日コナミスポーツクラブでフレックスストライダーを漕いでいた時に観ていた『news every』の特集「行列ができる！こだわり店主の繁盛店」で紹介されていた、船堀にある本場札幌の濃厚みそラーメンの『らーめん 大島』で味噌チャーシューメンを食しました。葛西駅からは都バスと徒歩で30分程度で、12時20分頃到着するとTVの特集で報じられていたように行列が出来ていましたが、30分ほど並んでありつけました。そしてメチャ美味しかった！
ランチを終えてからは東武伊勢崎線の東向島駅にある『東武博物館』に行きました。こちらも入場料は200円とリーズナブルで、入り口には東武鉄道が1899 （明治32）年の開業のために、英国のべヤーピーコック社から購入した蒸気機関車が展示されていて、1日に4回「SLショー」と称して、実際に車輪を回転させ汽笛を鳴らすパフォーマンスがあるのですが、14時40分のを観られてラッキーでした。車輪を動かしても何故機関車が進まないのかも良く分かりますよ。
その隣にあったデハ1形5号電車は東武鉄道が初めて1924年（大正13）に浅草（今の「とうきょうスカイツリー駅）〜西新井駅間を電化した時に走った木造電車で、地下鉄では無いぶん東武博物館の方が古い車両が多かったのですが、私の人生の中で東武鉄道に乗る機会がほとんど無かったので、現在の車両も含めて馴染みがないのが多かったです。今度日光に特急スペーシアに乗って行ってみようかな。
東武博物館にもシュミレーターが数台あり、鉄道好きそうな若者が大画面で臨場感満点の装置を熱心に運転していましたが、休日には結構な待ち時間になるのでしょうね。私も何度か後ろを通り掛かった時に空いている隙を狙って伊勢崎線のを運転しちゃいました。
なお、東武博物館でインパクトが強かったのが3階にあるウォッチングプロムナードで、な、なんと、東向島駅のホームの下、レールと同じ高さの目線から実際に走っている電車が見えるのです。もちろんガラス越しなので安全ですが、ホント、よく考えましたよね！
私は流し見だったので何れも1時間程度の滞在でしたが、鉄道大好きな人が来たら片方に半日いても飽きないのではと思いました。入場料は安いし、駅に隣接した施設なので子供連れのお母さん達にも便利だし、私のように中途半端に興味がある乗り物好きの大人でも、気軽に寄って見聞を深めるのにGOODだと思いました。
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