September 14, 2012
人生ってどう転ぶかわからない
今日は某支援サービスの初回ガイダンスを受けたあと、私にとっては10社目となるエージェントと面談して来ましたが、火曜日に続いて自動車関係を紹介されました。何故かというと、私が自動車会社にいた事実があったから。新卒で右も左も分からない頃の4年間なので、自動車業界を語れるほど実績や見識があるわけでも無いのですが、在籍していたのは嘘偽りの無い事実なので、その事実をキーワードに私をヒットし、コンタクトしてくるようです。10年位前なら、私のように転職が多い輩は人事のところで真っ先に落とされると思うのですが（汗）、リストラが当り前のように行われ転職市場に人が溢れている今、また、超円高で製造業が海外にどんどんシフトしている中、海外にいた、異国企業にいた、世界の工場である中国にいた、英語だけでなく中国語もというのは、データだけで取捨選択される初期に有利に働くようです。少なくても、エージェントから声が掛かるという意味では。
この「エージェントから声が掛かる」というのも結構重要で、リクルート系やパソナ系のような大手人材会社には出て来ないような求人は、独立系のスカウトが持っている場合が多く、それはコンタクトが有って実際に会わない限り知り得ないのです。私の今現在の第一志望（来週、役員面接）もまさにそのパターン。
若気のいたりで日本の会社を飛び出して台湾の会社に入ったものの、エンジニアクラスは期待に反して英語が通じず、中国語が頭の上を飛び交っていた時には「今回の決断は失敗だったか！」と思うほど、生まれて初めて胃が痛くなりましたが、今となっては、その時に苦労して得たものが総てアドバンテージになっています。
ホント、人生ってどう転ぶのか分かりませんが、一つだけ言えるのは「ユニークな何かをすること」。「それって具体的には何？」て聞かれそうですが（笑）、今言えるとしたら、「若い人は、インド、アフリカ、ブラジルなどの新興地域に積極的に行きなさい」ということかな。実際、私が行ったこともない台湾の会社を選んだのは、「これからは中国だ。中国の入門という意味で、台湾はベスト」と思ったから。。。今は苦労するかも知れませんが、その苦労が将来絶対に役に立つと思います。
Comments
早川雄之助:
私も同感ですね。
年代を遡って話すと、?台湾の組織が海外営業系で私のモノ作り系がそれに対し異物の存在であった事、?不正問題の指摘が逆に自分の命取りに結びついて、コンサル独立のキッカケになった事、?日本の工場での小さなおかしな組織変更への些細な不満の声が台湾への赴任に繋がった事、?自分のコンサルも含めたビジネスの新たに任命された担当役員が生産技術を分かっていなかったので、それに異議を唱えたのでVAIOへの転身となった事、?その新しい役員のアサインは自分が長年つかえていたトップの移動が元だった事、?年間半分以上を国内外の出張の仕事を家族のためとも感じながらこなしていたものの、相手の不満が募り結局離婚となった事、かなり遡ると?マテハンメーカーで、トヨタのプロジェクトを任されていて、数千万円の見積り工数を投じて、内示は得たもののトップの鶴の一声でヒックリ返されて居づらくなったことがS社への転職の動因になった事、もっと遡り?たった１つの滑り止めの大学受験日を間違えて浪人し、今の自分の専門のIEに行き着いた事などです。
これらのその時は自分にとってかなり厳しく感じた全ての苦境が、結局のところ、今の台湾を拠点にしたコンサル稼業、そして２０歳年下台湾人家内と可愛い娘との楽しい生活に繋がっていることは、正に『人生万事、塞翁が馬』であることと感じます。
年代を遡って話すと、?台湾の組織が海外営業系で私のモノ作り系がそれに対し異物の存在であった事、?不正問題の指摘が逆に自分の命取りに結びついて、コンサル独立のキッカケになった事、?日本の工場での小さなおかしな組織変更への些細な不満の声が台湾への赴任に繋がった事、?自分のコンサルも含めたビジネスの新たに任命された担当役員が生産技術を分かっていなかったので、それに異議を唱えたのでVAIOへの転身となった事、?その新しい役員のアサインは自分が長年つかえていたトップの移動が元だった事、?年間半分以上を国内外の出張の仕事を家族のためとも感じながらこなしていたものの、相手の不満が募り結局離婚となった事、かなり遡ると?マテハンメーカーで、トヨタのプロジェクトを任されていて、数千万円の見積り工数を投じて、内示は得たもののトップの鶴の一声でヒックリ返されて居づらくなったことがS社への転職の動因になった事、もっと遡り?たった１つの滑り止めの大学受験日を間違えて浪人し、今の自分の専門のIEに行き着いた事などです。
これらのその時は自分にとってかなり厳しく感じた全ての苦境が、結局のところ、今の台湾を拠点にしたコンサル稼業、そして２０歳年下台湾人家内と可愛い娘との楽しい生活に繋がっていることは、正に『人生万事、塞翁が馬』であることと感じます。
(September 23, 2012 02:10 P)
tom:
早川さん、コメントありがとうございました。早川さんのご経歴も凄いですよね。私も「人生万事、塞翁が馬」を実感する毎日です。
(October 03, 2012 12:04 P)
