December 09, 2007
香港にも飛び火？消費期限の偽装表示
昨日のasahi.comに載っていたニュースですが、「日本の高級パン専門店」をうたい文句にする香港のパン製造販売チェーン「東海堂」が、消費期限の表示を偽装していたことが分かったそうです。東海堂は香港で53店舗を展開していますが、一部店舗が、「最佳食用日」（消費期限）が切れた製品に、新たに期限を１日延ばしたシールを張り替えていたとのこと。元従業員の告発を受けた地元紙記者がアルバイトとして「侵入」して特ダネで報じ、同社トップが７日、「一部の店員が少しでも売り上げを上げようとやってしまった。会社の指示ではない」と認めたそうです。尚、このニュースをきっかけに、香港の地元紙は最近の日本の食品偽装問題を盛んに報道していたとのこと。。。でも、日本製品贔屓の香港人はそんなに気にしないだろうし、消費期限の改ざんなんて気にしてたら中華圏では何も口に出来なくなりそうな気がするので、日本のように、このニュースをきっかけに他の会社からも内部告発等でトラブルが発覚し、連日のように会社のトップが謝罪する事態にはならないでしょう（笑）。
日本の食品関連のニュースを見ていると、騒ぎすぎのような気がしてならないのは私だけでしょうか。確かに「改ざん」という言葉を使うと如何にも不正をしたような印象になりますが、昔から暗黙の了解として色々なところで慣習的に行われてきたことでは、と思います。友人なんか、某大手スーパーでアルバイトしていたときに、ラベルの貼り替え担当までいたというし、、、（爆）。これ、調査しだしたら次から次への問題が発覚し、本当は食べれるのに捨てなくてはならなくなったり（資源の浪費、環境破壊）、今まで売っていたのが売れなくなるのだから、価格に転嫁され値上げされたりと、結局は消費者に負担が転嫁されるのではと思います。
そもそも、消費期限がどのように決められているかは知りませんが（恐らく、安全係数を多くとっていることでしょう）、捨てるくらいなら、消費期限は過ぎているけどそれを告知して安売りしat your own riskで買って貰うか、消費期限そのものを科学的に見直す必要があるでしょうね。
Comments
suuchan:
日本の一連の騒動は、「あんなもん気にしていたら中華圏で食うもの無いよ」って感じですね。私も騒ぎすぎだと思います。
まぁ、吉兆のは価格を考慮すると「騙された」感が強くて頭にくるのは分かりますが。
まぁ、吉兆のは価格を考慮すると「騙された」感が強くて頭にくるのは分かりますが。
(December 11, 2007 09:07 P)
tom:
suuchanさん、今日は蘇州工場のキャンティーンでランチでスタが、ホント、材料や調理方法を気にしていたら食べられなくなりそうなものばかりです（笑）。
(December 11, 2007 07:21 P)
hashy:
「賞味期限」切れは殆ど気にならないけど「消費期限」切れは結構気にする我が家。結果として、買いだめして消費期限が来ると「鍋もの」「炒め物」「焼きもの」がテーブルを賑わすことに。先人の知恵ですな。
(December 11, 2007 10:31 P)
tom:
hashyさん、従って、中国では生ものは食べないのですね。地方から来た人に刺身の話をすると、みな、「食べたくな〜い」と言いますので。
(December 13, 2007 11:01 P)
hashy:
↑ はい、どんなに美味しそうなお年頃の美女が目の前で手招きしていても生ものは（爆）。おっと話を本筋に戻して、「刺身」は食べますが「生魚片」は湯通しならぬ茶通しね。
ちなみに私のペナン時代の友人は「ローカル品でもスキヤキなら大丈夫！」と食した翌日に下痢＆腹痛。肉には充分熱を通したけれど、浸した"生卵"を見落としていた・・・
ちなみに私のペナン時代の友人は「ローカル品でもスキヤキなら大丈夫！」と食した翌日に下痢＆腹痛。肉には充分熱を通したけれど、浸した"生卵"を見落としていた・・・
(December 14, 2007 09:40 P)
YUMING:
hashyさんの考え方には賛成です。
賞味期限の商品の安全係数は０．７ですから、過ぎても全く問題ありません。それも劣化等で味が落ちているか否かだけの問題だけで、微生物的には無問題。
消費期限のものでも同じように安全係数を見ているので、再度火を通せば没問題。だって、家で作ったおかずだったら、火を通しなおして、何日かにわけて食べるのだから、それを基準に考えたら、翌日にすぐくさったっりしないので大丈夫です。
賞味期限の商品の安全係数は０．７ですから、過ぎても全く問題ありません。それも劣化等で味が落ちているか否かだけの問題だけで、微生物的には無問題。
消費期限のものでも同じように安全係数を見ているので、再度火を通せば没問題。だって、家で作ったおかずだったら、火を通しなおして、何日かにわけて食べるのだから、それを基準に考えたら、翌日にすぐくさったっりしないので大丈夫です。
(December 15, 2007 08:28 P)
tom:
hashyさん、何事も生ものには要注意ですね。ここ中国では、生ビールに当たる場合もあるので、ちょっとでも味がおかしいなと思ったら、即、瓶ビールに変えましょう。
(December 15, 2007 10:03 P)
