途夢郷どっと混む

November 12, 2007

不能説的秘密

家内と一緒に申し込んだ中国語検定まであと2週間。そろそろ勉強をせねばと、仕事を終え寮に帰ってきてから、今年の3月くらいに買った過去問の本をやりだしました。プライベートの先生以外で勉強したことのない私ですが、いきなり3級の受験なのでハッキリ言ってあまり自信がありません。また、明らかに受験のためだけの問題が多く、こんなの出来たって中国人と中国語はなせないと思うけど、と思いたくなるような問題も多々あります。従って、今の私の実力では問題の中に得意な分野と不得意な分野がハッキリ分かれているのが特徴で、特に、筆記の「この単語と同じピンインの単語を選びなさい」というのは超不得意。それから、日本語の単文を中国語に訳すのがあるのですが、簡体字に慣れていない私にはこれも苦手。あ～ぁ、今一やる気が起きないけど、受験料無駄にするのも嫌なので、ぼちぼちエンジンをかけますか（笑）

ということで、勉強初日は筆記の部分を1時間ほど真剣にやりましたが、集中力が無くなったので、先週、樟木頭のDVD屋で買った映画の中から中国語の勉強になりそうな「不能説的秘密」を見ました。これ、Jay Chou（周杰倫）初監督の映画で、今年中華圏ではとてもヒットした映画です。幾ら若作りのJayでも高校生役というのはちょっと無理があったような気がしなくもないですが（笑）、彼の得意なピアノが惜しげもなく披露され、また、ほんのり甘酸っぱい青春時代の恋愛感覚も表現されていて、私的には面白かったです。尤も、不能説的秘密（言えない秘密）というのが、まさかあんなことで、エンディングが、まさか、あんな風になるとは想像もしませんでしたが。。。

以下、公式サイトからのストーリーです。

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それは、ひとつの感動的なメロディが奏でられることで始まる、真摯な愛の物語。
小倫（JAY）と小雨（ルンメイ）の愛の旅は、この台詞から始まる。

二人は音楽科のクラスメイト。ある１曲の神秘的なピアノ曲がきっかけでふたりは出会う。二人の純真な愛は、まるで美しくリズミカルなメロディを奏でる音符が五線譜の上を弾むようだった。

しかし、小雨の心の中にはある秘密があった。小倫は小雨が何を考えているのかわからない。ある日、二人の約束に誤解が生じ、小雨は小倫の前から姿を消してしまった。このストーリーは、迷路のようだ。引き返すか出口を探すかどちらかの選択しかない。葉先生（アンソニー・ウォン：小倫の父）は、小倫を元の生活に戻させ、小倫も新しい「出口」を見つけたつもりだった。

しかしそれがすべての「本当の始まり」だったのである。
たった一つの言えない秘密。
たったひとつの不思議な答え。
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その他、私の所見。

・Jayのお相手役の桂綸［金美］（グイ・ルンメイ）、実は初めて見た女優さんだったのですが、清楚な感じがして良いですね。決して美人ではないようなイメージですが（ライバルの晴依役の彼女（Zeng KaiXuan)の方が私好みかな。笑）、今後巡り会う作品や恋愛の仕方によっては大化けしそうな感じがします。
・Jayと黄秋生（アンソニー・ウォン）のコンビは健在ですね。頭文字Dも面白かった。
・12月に香港で予定されているJay Chouのコンサートに行く予定です。この映画見たら、彼の演奏を生で見たい・聞きたいと思う気持ちが倍増しました。尤も、席は結構後ろの方なのですが・・・

Posted by tom at 11:12 P | from category: 生活情報 | TrackBacks

Comments

suuchan:

調べたら、桂綸［金美］（グイ・ルンメイ）って「藍色夏恋」の子だったんだ～。ぱっと見分からんかった。
「藍色夏恋」ではちょっと中性的なイメージだったけど、役のせいだったのかな。
競演のZeng KaiXuanもかわいいっすね。

それはそうと、途夢郷さんとワタシとは、好みが一部似ていてそこから違う方向に広がっていっている気がします。（爆）

(November 13, 2007 01:00 P)

YUMING:

＞途夢郷さんとワタシとは、好みが一部似ていて
そしてその二人の好みに感化されています（笑）

ところで、奥さんも中検受験されるのですね。すごーい。
そうそう、紹介していただいた、中検２級の本、なかなかよかったですよ。読解力をつけるのにはぴったし！受験用に３級を買おうかなと思っています。
ピンイン問題はもうねぇ・・って感じです。老師は四声もきちっと教えてくれるのですが、軽声になるとん？と思うところも多々ありで。
あと簡体字は慣れですよ。そのうち、繁体字、簡体字、日本の漢字と三通り書き分けられるようになりますよ。

(November 13, 2007 09:53 P)

hashy:

この映画はストーリーそのものよりもJayの多彩な才能を堪能することに尽きると思います。テレビドラマも映画も台湾産はこれまでどうも一ランク低いレベルで見ていたのですが（中国語のヒアリング練習程度）チョット気持ち的に見直しが入ってます。特に最近は韓流物のレベルが落ちているだけに。以下、私見。
「白色巨塔」：タイトルを見たときには「台湾、やっちゃたな」と軽視していたが、今のところ（現在６話）予想外の出来映え。チャン・チュンニン、最高。但し、３９話までこのレベルが保てるか？
「Air City」：チェ・ジウよりイ・ジョンジェが久しぶりのテレビドラマなので期待大だったが、脚本がお粗末。韓国で早々と１６話打ち切りになったのもやむなし。

(November 13, 2007 10:04 P)