October 16, 2006

日本の常識からみた中国人の非常識

今日は深センの会議中心で行われている中国ハイテクフェアの中のセミナー「2006国際鉛フリー製造技術検討会」に出席してきました。最近、こういうのが多いのですが、会社の中でそういう役割を担っているので・・・（笑）。

印象に残ったのは、
・鉛フリー半田では今後、気泡（ボイド）が信頼性のキーになりそう
・鉛フリー半田も、銀の高騰から銀を減らすのがトレンドになっている。今のSn-3.0Ag-0.5Cuから銀を0.5以下にする方向に行きそう。
・上記錫銀銅は、イリノイ大学と日本のSJ社のパテントが、更なる普及、及びコストダウンのネックになっている。
・WEEEやRoHSなどの環境対応に必要な書類の負荷を減らすため、電子基板関係の国際的な協会であるIPCがフォーマットを完成させた（日本の同様の協会にくらべに2年くらい遅れていましたが）。
・様々な要因によるストレスで半田のクラック等が確認され、今後の信頼性の焦点になりそう。
・30代前半の若き博士号取得者で中国半田メーカーの副社長、中国での鉛フリーの第一人者である馬博士のプレゼンが堂々としていて、非常に刺激を受けた。

まあ、堅い話はこの辺にしておいて、肝心の表題ですが、今日のセミナーに参加していて気がついた「日本の常識からみた中国の非常識」！　まあ、別に今回初めて目の当たりにしたわけではありませんが・・・（笑）

・セミナー中の携帯電話。セミナーの前に「携帯はオフにするかマナーモードに」と言っていたにもかかわらず、相変わらずですね。携帯で話し出す輩がいると、一応周りは目を向けるのですが、別に注意するわけでも無いし。。。スピーカーの1人である某社のダイレクターも一番前の席に座っていながら携帯で話し始めたので、この「中国常識？」は暫く直らないでしょう。無視して発表を続けていた欧米人も偉いです。

・鼻をほじる女性。私の斜め前の彼女（歳は30代後半か）、鼻をほじって、しかも指で弾いて飛ばすのは止めましょう。こねくり回していなかっただけマシかもしれませんが、私は怖くて指先を見られませんでしたよ。

・ローウエストのズボンからはみ出す下着。私の斜め前の彼女（上記と反対側の彼女）、見たくは無かったけど、貴女の前のボスに携帯を渡そうとして延びたときに思いっきり見えちゃいましたよ。よりによって赤い派手なヤツ！　まあ、彼女に限ったことではありませんが、中国でも女性のズボン（パンツと言いたいのですが、話題柄、下着と混同しそうなので敢えてズボンと書きます）はローウェストが主流になりつつありますが、それに合う下着を全然考えていない人達が、ものすごく多いです。きっと誰も気にしないのでしょう。

そして、これは今日のセミナーには関係ないのですが、はみ出す下着で部門旅行中の出来事を思い出してしまいました。

・脇毛の処理をしない女性。これはだいぶ前にブログかメルマガに書いたような気がしますが、中国では脇のお手入れをしていない人がまだまだ多勢を占めています。実は旅行中、私のように立派な剛毛を抱えた女性がメンバーの中に1人いて、なんと、Tシャツの袖からはみ出していました。食事の時に違和感を覚えて気がついたのですが、いくら短めの袖のTシャツだからって、はみ出すほど長くて硬いとは。。。旅行会社のガイドさんも2日目はノースリーブで、思いっきり見えてましたが、こちらは薄い体質なので気にしなけれが気になりませんが（特に中国にいると。笑）、前の彼女のは、ちょっとどうにかした方がいいような気がしますが・・・。これも、誰も指摘しないのでしょう。

皆さんの、日本の常識から見た中国人の非常識も楽しみにしています。

Posted by tom at 10:54 P | from category: 生活情報 | TrackBacks
Comments

ひこみこ:

こんにちは。笑いながら読ませてもらいました。
私が住んでいるところは、開発区で田舎のせいもありますが、
夏には、男性が上半身裸だったり、シャツを胸までたくし上げて、おなかを出して歩いています。
エレベーターに一人で乗っているときに、
上半身裸の男性が乗ってきて、からだが固まったことがあります。
私がもう少し若かったら｢キャ〜！」と叫んでいたと思います(笑）
(October 17, 2006 12:18 P)

ほくろ董事:

ローライズのパンツは
人それぞれ向き不向きがあるはずなのに
滅茶苦茶ですよね。
鼻くそ　あるある
唾（かぁ〜っ　ペッ）　あるある
脇毛　いゃぁ〜〜〜
あと、最近は簡単に部分Tatooが
入れられるせいか　訳のワカラン
ださぁ〜〜〜ぃ絵が描かれた
ヘナチョコ軍団も居ますしね。。。
此処の美的センスがいまだ理解できませぬ
(October 18, 2006 10:20 P)

tom:

ほくろ董事さん、こんばんはです。
Tatto、確かに最近多く見かけますね。彼等の美的センスと欧米及び日本の美的センスが合う日は来るのでしょうか。。。
(October 18, 2006 10:54 P)

una:

鉛フリー半田の話参考になりました！中国にも専門家がいらっしゃるのですね。
数年前中国某社で端子加工（プレス、めっき、メタライズなど）や半田付け関係の鉛フリー化をやってました。半田はさらに進化するのですね。半田付け性と接合の信頼性が心配ですね。。。中国の鉛フリー情報ありましたらまた教えてください。お願いします。
(October 31, 2006 07:44 P)
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