February 20, 2006
パーキンソン病
実は父の病気の件で、日曜日から急遽日本に来ています。私の父の病気は「パーキンソン病」。数年前から発病し、手足の震え、スムーズに動かない身体、基本的には寝たきりで、介護さんの訪問と僅かな運動を続けてなんとか頑張っています。まだ71ですが、実際の年齢よりも10以上老けて見え、元気だった頃の父親の面影は全く無いです。年が年なので、もう完治することはないと思っていたのと、実家の近くに嫁いで行った2人の妹や、父親のぶん元気な母に甘え、これまでは自分のやりたいことをして来ましたが、その母も昨年大腸癌の手術をしてまだ体調も完全ではないし、彼女も年齢と共に身体のあちこちにガタが出てきているようで気も弱くなり、ただ1人の息子で長男である私への期待が益々高まっている状況です。
父の病気に重要なのが本人の意志、モチベーションのようですが、その件に関して妹達や母と家族会議になった時、「父の生き甲斐を一番向上させるのは、ただ1人の息子である長男が近くにいること。内孫である長男の息子、娘の成長を見ることなのでは？」という話が持ち上がり、私以外はみな納得。。。
この10年間の海外暮らし（マレーシア5年、台湾2年、広州2年、香港1年）でそれなりに実績も残し、やり甲斐もあり、自分にはこのような生活があっている、少なくても40代はずっと海外で活躍しようと思っていましたが、今後の生活を大いに考えなくてはならない状況にたたされ、ちょっと凹んでいます。でも、親あっての子供。今まで好き勝手にさせて貰った分の恩返しをする時期なのでしょうか。
Comments
benjian:
以前、台湾の電子辞書購入の際にお世話になりました佐倉市に住民票を置く者です。
現在は東莞在住です。途夢さんのご活躍ずーっとネット上から拝見させて頂いています。
自分自身、どうしても夢が捨てきれず、20年近く勤めた会社を飛び出し、好きなラインの立ち上げや歩留改善をさせてもらっています。
旧正月に一度日本に戻った際に、父の二度目の癌の手術（今回は放射線）をする事を知って、2級身障の母の生活面の対応をどうするか？相談してきました。そして姉と妹と短時間のホームヘルパーさんで対応する様にしました。
こんな状況で、自分は何やっちゃっているんだろうと、申し訳無い気持ちです。
ただ、家に訪問して下さった市役所の福祉課の方と私が偶然出くわしていなければ、今回の件を私に黙ったままで両親は対応しようとしていたようです。
自分の生甲斐と両親の生甲斐はイコールになっているか、まだよく分からないですけど、送り出してくれた家族に感謝です。
自分は途夢さんの生き様は、格好いいと思います。がんばってください。
現在は東莞在住です。途夢さんのご活躍ずーっとネット上から拝見させて頂いています。
自分自身、どうしても夢が捨てきれず、20年近く勤めた会社を飛び出し、好きなラインの立ち上げや歩留改善をさせてもらっています。
旧正月に一度日本に戻った際に、父の二度目の癌の手術（今回は放射線）をする事を知って、2級身障の母の生活面の対応をどうするか？相談してきました。そして姉と妹と短時間のホームヘルパーさんで対応する様にしました。
こんな状況で、自分は何やっちゃっているんだろうと、申し訳無い気持ちです。
ただ、家に訪問して下さった市役所の福祉課の方と私が偶然出くわしていなければ、今回の件を私に黙ったままで両親は対応しようとしていたようです。
自分の生甲斐と両親の生甲斐はイコールになっているか、まだよく分からないですけど、送り出してくれた家族に感謝です。
自分は途夢さんの生き様は、格好いいと思います。がんばってください。
(February 21, 2006 05:32 P)
Nozomi:
どんな選択肢であれ
TOMさんが納得される生き方がいいと思います。
でも、一度帰国したら
次に海外生活をするのは
難しいと思います。
もし、「親のために帰国した」という気持ちが強くなってしまうようでしたら
お互いが納得できるかたち(Businessでは
"win-win game"って言いますよね。例えば、一時帰国の回数を今よりちょっと増やすとか））で
今の生活をKeepするのも選択肢のひとつだと思います。
TOMさんが納得される生き方がいいと思います。
でも、一度帰国したら
次に海外生活をするのは
難しいと思います。
もし、「親のために帰国した」という気持ちが強くなってしまうようでしたら
お互いが納得できるかたち(Businessでは
"win-win game"って言いますよね。例えば、一時帰国の回数を今よりちょっと増やすとか））で
今の生活をKeepするのも選択肢のひとつだと思います。
(February 21, 2006 10:58 P)
途夢郷:
ぱりぱりさん、毎度どうもです。
親子の対話、きっと娘と母の場合は、比較的本音でつきあえるのでしょうが、息子と親父の場合は、お互いが素直になって何でも言い合える状態でない場合が、我が家も含めて多いんですよね。従って、言葉ではなく態度で示す場合が、多くなってしまいます。何れにしましても、現状考え得る制約条件の中で、自分にとっても最適になるような解を出したいと思っています。これはTOC（Theory Of Constraint）かな（笑）。
親子の対話、きっと娘と母の場合は、比較的本音でつきあえるのでしょうが、息子と親父の場合は、お互いが素直になって何でも言い合える状態でない場合が、我が家も含めて多いんですよね。従って、言葉ではなく態度で示す場合が、多くなってしまいます。何れにしましても、現状考え得る制約条件の中で、自分にとっても最適になるような解を出したいと思っています。これはTOC（Theory Of Constraint）かな（笑）。
(February 23, 2006 07:40 P)
途夢郷:
benjianさん、好久不見
自己犠牲、自分と両親とどちらが多くやってきたか、これは年代の違いも人生経験の違いもありますが、親の方が圧倒的に多いと思います。従って、ある時点で、自分の自己犠牲も増えていくのが、人生の自然のサイクルなのかなと思っています。それが、子供にであったり、両親にであったり。。。お互いに、皆が幸せになれるよう頑張りましょう！
自己犠牲、自分と両親とどちらが多くやってきたか、これは年代の違いも人生経験の違いもありますが、親の方が圧倒的に多いと思います。従って、ある時点で、自分の自己犠牲も増えていくのが、人生の自然のサイクルなのかなと思っています。それが、子供にであったり、両親にであったり。。。お互いに、皆が幸せになれるよう頑張りましょう！
(February 23, 2006 07:46 P)
途夢郷:
YUMINGさん、早安（←台湾式）
う〜ん、YUMINGさんのところも、お母さん、お父さんとのコミュニケーションは良さそうですね。私の場合、高校生くらいの時から親父とまともにコミュニケーションとった事は一度もないような気が・・・（笑）。一般的には、私と同じような輩が多いようです。今回の場合も、今までは親父の分も元気だった母が、昨年の彼女の手術以来、元気が空元気になってきているような気がしたのが頑固な私の心を動かしました。。。何れにしましても、やり甲斐のない仕事につくつもりはありませんので、ご安心の程を。
う〜ん、YUMINGさんのところも、お母さん、お父さんとのコミュニケーションは良さそうですね。私の場合、高校生くらいの時から親父とまともにコミュニケーションとった事は一度もないような気が・・・（笑）。一般的には、私と同じような輩が多いようです。今回の場合も、今までは親父の分も元気だった母が、昨年の彼女の手術以来、元気が空元気になってきているような気がしたのが頑固な私の心を動かしました。。。何れにしましても、やり甲斐のない仕事につくつもりはありませんので、ご安心の程を。
(February 23, 2006 07:53 P)
途夢郷:
TJさん、ぞうさん（←広東語）
人間はアナログ、全てのことが０か1かでは区切れないですよね。だから人生、山あり谷ありで面白いのかも知れませんが。今までは周りを顧みず、自分の好きな人生を歩んできましたが（一般的な日本のサラリーマンとは随分違った人生を歩んでいると思います）、人生も後半戦に来たので、そろそろ自分の事だけでなく、自分の周り、特に、自分を支えてくれた人達の事も考える時期なのかなと、今回の件で思うようになってきました。えっ、遅いって？（笑）。
人間はアナログ、全てのことが０か1かでは区切れないですよね。だから人生、山あり谷ありで面白いのかも知れませんが。今までは周りを顧みず、自分の好きな人生を歩んできましたが（一般的な日本のサラリーマンとは随分違った人生を歩んでいると思います）、人生も後半戦に来たので、そろそろ自分の事だけでなく、自分の周り、特に、自分を支えてくれた人達の事も考える時期なのかなと、今回の件で思うようになってきました。えっ、遅いって？（笑）。
(February 23, 2006 08:00 P)
途夢郷:
Nozomiさん、早上好（←大陸式）
自分の過去の経験や実績から培った付加価値から考えると、中華圏からは離れられないと思っています。従って、仮に日本に戻ったとしても、海外出張に機会があれば積極的に行くと思うし、海外駐在のチャンスがあれば積極的に手を挙げるつもりです。そういった意味では、仕事に行く私よりも留守を預かる家内の方が負荷はかかると思うので、彼女の意見も重要なのですが。尤も、両親との同居は考えていないので、彼女も理解はしていますが。
自分の過去の経験や実績から培った付加価値から考えると、中華圏からは離れられないと思っています。従って、仮に日本に戻ったとしても、海外出張に機会があれば積極的に行くと思うし、海外駐在のチャンスがあれば積極的に手を挙げるつもりです。そういった意味では、仕事に行く私よりも留守を預かる家内の方が負荷はかかると思うので、彼女の意見も重要なのですが。尤も、両親との同居は考えていないので、彼女も理解はしていますが。
(February 23, 2006 08:06 P)
