February 17, 2006
日本語科を卒業した中国人の悩み
今日は仕事が終わってから、深センで一番高いビル「地王大廈」の中にある世界的に有名な監査法人に勤務している中国人の友人とディナーして来ました。彼女、私が広州にいたときの私の中国語の先生で、中山大学の日本語科を卒業し、昨年の9月にここに就職しました。元々彼女は日本語だけでなく英語も流暢だったので、日本語と英語の両方を活かせ、しかも日系の会社よりも給料体系がダイナミックで大きな報酬のチャンスがある欧米系の会社を選んだのですが、その中で日系顧客対応の部門に採用されたものの、日本語を使う機会がそんなに多くなく、日本語がだんだん下手になってきているとのこと。
弊社の日本語通訳もそうなのですが、基本的に日系の会社じゃないので日本人の絶対数が少なく（ちなみに弊社の場合、12000人の従業員に対して3人）、その日本人も英語や中国語が喋れる人が殆どなので、日本語を使う機会はお客さんがMeetingや監査で工場に来たときだけなので、日本語の上達速度が日系の会社にいる日本語通訳の人よりも遅いのです。書く方は、毎日のように来るドキュメントの翻訳をすることが出来ますが、それを検証してくれる人も少ないし、話す方にいたっては、お客さんが訪問したときだけ。。。
彼女の同期でトヨタに入った人がいますが、そちらのほうは毎日日本人に接して日本語だらけの生活をしているので、この半年でも見違えるように上手くなっているようです。ホント、言葉は使わないとあっという間に忘れてしまいますよね。
Comments
suuchan:
> ホント、言葉は使わないとあっという間に忘れてしまいますよね。
激しく同意。
私のような出張で中国と関わっている者にとっては、そこが悩みとなります。日本に居る間に、忘れちゃうんですよね．．．
というわけで、月曜からリハビリ．．．ではなく、打ち合せで短期出張行きます。
激しく同意。
私のような出張で中国と関わっている者にとっては、そこが悩みとなります。日本に居る間に、忘れちゃうんですよね．．．
というわけで、月曜からリハビリ．．．ではなく、打ち合せで短期出張行きます。
(February 18, 2006 11:27 P)
YUMING:
確かにしゃべらないとダメですよね。読めても話せない自分が情けなくなります。
せめて耳からでも補強しておかなくちゃ（笑）
せめて耳からでも補強しておかなくちゃ（笑）
(February 18, 2006 12:14 P)
