July 15, 2024
青い珊瑚礁
といえば松田聖子の楽曲ですが、今、韓国で大騒ぎになっているそうです。その理由は、6月に遂に日本デビューを果たした韓国のアイドルグループ『NewJeans』が、6月末に行ったファンミーティング『Bunnies Camp2024東京ドーム』で、メンバーのハニが「青い珊瑚礁」をカバーして歌ったからです。私も我が家の韓流女子達がTVで見ていたのを横目に見ていましたが、東洋経済オンラインで『韓国で｢青い珊瑚礁｣が大騒ぎになっているワケ』というタイトルの記事を見てあらためてYoutubeでハニの「青い珊瑚礁」見てみると、髪型や衣装まで聖子ちゃんに寄せて歌っていたんですね。そしてカンペ等みることなく歌い上げていたのがGOODでしたよ。
記事の筆者が韓国で何気なくTVをつけていた時に公共放送「KBS」ニュースで「青い珊瑚礁」が流れて来たそうで、松田聖子が羽田空港で歌う姿が映し出され、当時一世を風靡した”聖子ちゃんカット”、全盛期だった原宿のタケノコ族など1980年代、経済成長まっただ中の日本の様子が次々と流れされたのだそうです。
韓国最大の音楽チャート「メロン」の書き込み欄には、
・私が日本の歌まで好きになるなんて
・ハニのおかげで知った宝石のような曲
・日本人でもないのに1980年代を生きてもいないのに、この歌を聴くとどうしてこんなに自分があの時代の日本人のようになってしまうのだろう
・NewJeansもいいけどレジェンドの空港ライブ（松田聖子が羽田空港で歌ったライブ）も見て！
というようなコメントが並んでいるのだとか。
NewJeansは2023年にデビューした5人組ガールズグループで、わたし的には日本で人気が出る前に「iPhone 14 Proで撮影」のCMに彼女達の楽曲「ETA」の動画が流れていたので日記にも書いたことがあり、他の楽曲も「耳に心地よい」と思ってこれまで聴いていたのですが、総合プロデューサーのミン・ヒジンADOR代表の戦略「心地よいイージーリスニングな楽曲とニューレトロな要素を盛り込んだK-POPグループ」が私にもヒットしていたからのようですw
「ハニの青い珊瑚礁は40代の追憶と、Z世代のニュートロの完璧な同期化」と世代をつないだと現地の新聞には書かれていたようですし、JBpressの『日韓が大興奮したNewJeansの「青い珊瑚礁」、世界を見据えるK-POPグループの深すぎる戦略』というタイトルの記事には『ハニの青い珊瑚礁はニュージーンズにハマる中高年の男性を指す「ニュージーンズおじさん」を直撃したようだ』なんて書かれていましたよwww
現在ビジネスの『ハニ「青い珊瑚礁」の衝撃…日韓の「文化の境界」を崩したNewJeans日本デビューを韓国メディアはどう報じたか』のタイトルの記事には以下のように書かれていましたが、う〜ん、還暦目前の私でもNewJeansはこれからも気になるK-POPグループになりそうですw
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
デビュー2年目にしてK-POPシーンを席巻したNewJeansの人気の秘訣は、何といっても「K-POPグループらしくないK-POPグループ」と評される「大衆性」だ。
現在人気絶好調の第4世代ガールズグループは揃って、かつてBLACKPINKが披露したガールクラッシュコンセプトを前面に出し、高音を行き来するハイテンションの楽曲と華麗なダンスで、K-POP世代の10-20代を魅了している。これに対して、NewJeansは、POPのように聞きやすい（イージーリスニング）楽曲とY2Kコンセプトのレトロ感性で、若年層だけでなく全年齢層にわたる分厚いファン層を獲得した。
日本デビューシングルにも、90年代に一世を風靡したニュージャックスウィングをベースにした「Supernatural」を選曲したのは、日本の若年層だけでなく中年層まで抱き込もうとする戦略を駆使したものと見られる。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
Comments
No comments yet
