February 28, 2005
新卒社員も語る部門間の壁
今日のお昼は、別の部署（今後の工場展開の候補地を探す部門）の新卒で弊社に勤務して半年のヤツと一緒に食事しました。香港の会社は日本の会社はもちろんの事、台湾の会社に比べても部門間の壁が多く風通しが悪いと感じていましたが、彼の口からもそのような言葉が聞けました。彼の話を聞くまでは、香港自体がそういう文化なのかと思っていましたが、少なくても学校の授業やトレーニングでは、「協調（Cooperation）が大事だ」と習ってきたようですが、実際に入社した弊社では「協調」というよりも部門間の壁を感じ、一度何かの件で別の部門の人に問い合わせたら、彼の上長（入社して1年くらいのマネージャー）から、「そういう問い合わせは別部門にしては駄目だ」と言われたとのこと。。。従って、部門間でダブっているような業務が多かったり、他の有識者に聞けば5分で片付くことを自分達だけで数日かけて探しているという事が発生していそうな気がします。
そういう事のデメリットにTOPも気が付いているのか、私の部門も含めて、最近は企業間全体を横断する部門が増えてきているような気がします。彼等の文化を尊重しつつ、変えるべきところは変えていきたい所存です。私の場合、彼等がきっと母国語（広東語）で言い合っているであろうポリティカルな微妙な内容はわからないので、それを良いことに、ある程度図々しくなれるとは思いますしね。
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