October 13, 2024
相続登記の義務化
今年の正月に実家の新年会で集まった時に、元幼稚園の先生で公務員の友達も多い妹から実家の家の相続登記の話をされました。今年の4月1日から施行された相続登記の義務化に関係するもので、相続開始や不動産の所有権を取得したことを知った日から3年以内に登記の申請を行う必要があり、期限内に登記を行わなかった場合は10万円以下の過料が科される可能性があるという内容です。親父が亡くなったのが2016年なのでもう丸8年になりますが、八街の実家の登記が複雑なので、実は登記の名義変更をせずにそのままにしていたのです（汗）。”複雑”というのは、土地の登記が既に亡くなっている祖父や祖母、そして近くに住む叔父さんと父とになっていたからです。
ということで相続登記の義務化に備えて、名義を嫡男である私に変更することを実家の妹がメインになって、実務は司法書士さんにお願いして行ったのですが、先月末にやっと終わりました。結構時間が掛かったのは、既に亡くなっていた祖父母の件もありますが、実は私の生まれ故郷の新潟に、祖父から父に名義変更されていない土地がわんさか出てきたのです！
まずは八街の実家の相続登記ですが、祖父母からの相続に関しては父の弟姉妹が関係するので、叔父さん、伯母さん、叔母さんたちから相続放棄の書類と印鑑証明を収集する必要があったのです。でも9人弟姉妹の中には既に亡くなっている人も数人いるので、従兄弟・従姉妹たちから頂く必要があり、妹が連絡先を調べてコツコツと準備をしてくれました。
そしてわんさか出てきた祖父の名義のままで未相続の新潟の土地（新潟県東頚城郡松代町滝沢＝今は十日町市）ですが、そこで専業農家だった我が家には、以下のような内容で番地違いで登記上にこんなに種類があったのですよ（住所詳細は非公開にしときますw）。
1. 原野
2. 原野
3. 山林
4. 山林
5. 山林
6. 山林
7. 山林
8. 保安林
9. 保安林
10. 保安林
11. 畑
12. 畑
13. 畑
14. 畑・雑種地
15. 畑・雜種地
16. 宅地・雑種地
オヤジー！新潟から千葉に越してきた時、爺ちゃんが亡くなった時に何も手続きしなかったのかよー！ どれくらいの規模なのか想像がつきませんが、近い将来、見に行ってきたいと思っています。
そして所有していてもしょうがないので、自治体が引き取ってくれるならそうしたいのですが、生成AIのPerplexity Proくんに「旧新潟県東頸城郡松代町に所有している原野を自治体に引き取って貰えますか？」と尋いたところ、以下のような回答でした。
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旧新潟県東頸城郡松代町(現在の十日町市)に所有している原野を自治体に引き取ってもらうことは、一般的に難しいと考えられます。その理由と対応策について説明します。
自治体への寄付が難しい理由：
1. 管理コストの問題
自治体は、寄付された土地の管理コストを考慮します。原野は通常、利用価値が低く、管理に手間とコストがかかるため、自治体が引き取りを躊躇する可能性が高いです。
2. 利用目的の欠如
自治体が土地を引き取る際は、公共の利益に資する利用目的が必要です。原野の場合、具体的な利用計画がない限り、引き取りを断られる可能性が高いです。
3. 自治体の方針
多くの自治体では、個人が所有している原野の寄付を受け付けていない傾向があります。
対応策：
1. 相続土地国庫帰属制度の検討
この制度は相続や遺贈で取得した土地を国に引き取ってもらえる可能性がありますが、原野商法で取得した土地の場合、適用できないケースが多いです。
2. 山林引き取りサービスの利用
民間の山林引き取りサービスを利用することで、原野を手放せる可能性があります。これらのサービスは、取得原因を問わず申込可能で、個人・法人問わず利用できます。
3. マッチングサービスの活用
土地の売買に関心が高い人が集まるマッチングサービスを利用することで、買い手が見つかる可能性があります。
不動産会社への相談
地元の不動産会社に相談し、買取や仲介の可能性を探ることもできます。
注意点：
原野商法の二次被害に注意しましょう。「土地を買い取ります」などの勧誘には慎重に対応し、不審な話があれば専門家に相談することをおすすめします。
結論として、自治体に原野を引き取ってもらうことは難しいですが、上記の対応策を検討することで、土地を手放す方法を見つけられる可能性があります。具体的な対応については、専門家や関連サービスに相談することをおすすめします。
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