July 12, 2024
18÷0=
さて答えは何でしょう？ 少なくても「0」ではないですよーw。1週間前の東洋経済オンラインの記事に『18÷0=｢0｣は間違い？東大生が教える納得の解答』というタイトルの記事がありましたが、「0」で割ることなんて考えたことも無かったけど、そのタイトル通り答えは「0」ではありません（でも「？」がついてる・・・）。私の答えは「計算不能」だったのですが、そのココロは、、、例えば「18÷3」の答えは「6」であり、その時には頭の中に「3×6=18」が浮かんできますが、「18÷0」の答えが仮に「A」だとした場合に頭の中に浮かぶであろう「0×A=18」が、「0」に何を掛けても「0」なので成り立たなくなるからです。
ということで「東大生が教える納得の解答」は、、、途中までは同じような説明の仕方でしたが、途中で『つまり「数字を0で割る」という計算はすべて同じ結果になるように見えて、「割られる数が0であるかどうか」で2種類に分かれる』という深い話になりました。
そして数学用語を用いて
A÷0 = 不能（A≠0）
A÷0 = 不定（A=0）
と表していましたよ。ここでいう「不能」とは「解を求めることができない（存在しない）」という意味であり、私が解答した「計算不能」と同じですが、割られる数が「0」の「不定」とは「解が1つに定まらない」という意味で、厳密にいうと「0÷0」と「3÷0」の答えは違うものなのだそうです。
更に数IIIの「関数の極限」の世界で考えると答えは「∞（無限大）」になるのだとか・・・。理系ですが高校の数IIIなんて全く覚えていない私なので、その後の説明も全く頭に入ってきませんしwその必要性も感じませんがwww、筆者の意図は子供に尋かれた場合に「0で割ることはできないんだよ」の一言で終わらせてしまうのではなく、「0で割るって、どういうことなんだろうね？」と疑問を投げかけて、子どもの思考力を育むということが最終的にその子のためになるのかもしれないということだそうです。
でも、もうちょっと捻くれて数式でなく言葉で考えちゃうと、18を割ることが出来なければ18のままのような気がし、1で割ったら半分になるというような考え方もできそうな気がします。そもそも”割る”＝2つ以上に分割することだから、「18÷0」も割ってないけど「18÷1」も割ってるようで割ってませんよね。”割る（÷）”を「◯つに割る」と考えたら「18÷1」＝「18を1つに割る」だけど、そもそも「1つに割る」って言葉が矛盾していますね。
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