March 15, 2024
IT’S A SIN -哀しみの天使たち-
Inclusion & Diversity 関連のイベントで紹介されていた英国のドラマ『IT’S A SIN -哀しみの天使たち-』をAmazonプライムビデオ経由でスターチャンネルの無料トライアルで見ましたが、、、いろいろと考えさせられるドラマでしたねぇ。わたし的にはドラマの中の人たちの趣向は無理ですが、LGBTQは尊重していますよ。趣向とは違うけど、自分の前世は女子だと思っているしw『IT’S A SIN』は1980年代のロンドンを舞台にした内容だったので比較的昔に放映されたドラマと思ったら、まだ3年前の2021年に放映されたドラマで、英エンパイア誌 、 英ガーディアン紙それぞれが選ぶ同年の「テレビ作品第1位」という二冠に輝いたドラマなのだそうです。
1980年代といえば我が青春時代。高校生から社会人になるまでの多感な時期で人生の中でも最も変化がたくさんあった時期でしたが、その時には”LGBTQ”への理解だけでなく”Inclusion & Diversity”も取り上げられることがないような時代でした。私の周りはパワハラ、モラハラ、セクハラだらけの時代でしたが、確かにその時代のAIDSやHIVは偏見だらけでしたねぇ。ちなみに”SIN”という単語は初めて目にしましたが、”罪”という意味でした。
自分の中ではその趣向が無いので描写が”エロい”ではなく”グロい”と感じるような気もしましたし、当時も「自分には関係無い世界のことだ」と思っていたような気がしましたが、今回のイベントがきっかけとはいうものの結構真剣に見て感慨深かったのは、英国で人気を博した理由と同じで、半世紀以上の人生の中で経験したことが無かったパンデミックである新型コロナウイルスを経験し、AIDSやHIVも含めた感染症が自分ごととして受け入れることが出来たからだと思っています。
ドラマの中の中心メンバーでは唯一の女性でありLGBTQでは無いジルが物語を深いものにしてくれているキーメンバーだと思っていますが、この『IT’S A SIN』、”Diversity”という意味では、日本で過去に私の世代ではあまり意識しなった人種やカラーのことも感じ取れるので、日本に住む外国人やミックスの日本人が多くなっている今、日本にいる多くの人たちにも見てほしいドラマだと思いました。
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