December 01, 2021
導尿バッグ
昨日の日記に書いたように、私の大事なところには尿道カテーテルが延べ4日間繋がれていて、その反対側に繋がっている閉鎖式導尿バッグ（ニプロユローズバッグ UB-25）が点滴台に取り付けられているので、何処かに行く場合には常に帯同でした。点滴は尿道カテーテルを外す前日には外されていたので、最後の1日半くらいの点滴台は導尿バッグ台でしたよ（笑）。入院中の日記では「軟禁な週末」として書きましたが、この尿道カテーテルに繋がっている導尿バッグから伸びた管は半透明で、導尿バッグは更に透明に近い半透明なので（看護師さんや主治医の巡回の時に、色をチェックして術後の状況を確認します）、病室から外に出掛けるにも自分のオシッコを見せびらかしながら歩くようなもの・・・。
なので、泌尿器系の患者さんが多いと思われる同じ階以外には出歩くのは躊躇し、入院前に考えていた、1階のコンビニに行ったり、運動不足解消のために病院の周りを散歩することなんて全く出来ませんでしたよ（汗）。
ところで、「尿意を感じてオシッコをするときの状態になると膀胱炎の時の痛みの強いバージョン（＋涙目）になる」とも昨日の日記で言及しましたが、尿道カテーテルを外す前日くらいに「なんだかオシッコの量が増えてないけど、膀胱破れて体内に出ちゃってることなんて無いよなぁ。それによる痛みじゃ無いよなぁ？」とちょっと心配になったことがありました。
なので「どうやってオシッコが管を通って導尿バッグに貯まっているのか」をじっくりとを観察したところ、息を吸ったり吐いたりするタイミングで管の中の気泡が動くのが分かりました。そして下っ腹に力を入れるように深呼吸すると、管の中にあるオシッコが明らかに導尿バッグに流れてくのが分かりました！
ということは「これを定期的に積極的に行えば、ある程度膀胱内にオシッコが貯まって尿意を感じる率が減らせるのでは？」と思って実行したところ、結構ビンゴでした！！ う〜ん、初日から分かっていたら「”膀胱炎の時の痛みの強いバージョン（＋涙目）”になる痛みを感じることが少なかったのでは？」と、ちょっと後悔です（笑）。
この手の話、実際に尿道カテーテルを入れられた事がある人じゃないと分からないと思うので、看護師さんに尋いても異性だから当然分からないだろうし、主治医の先生だって自身が患って無かったら分からないでしょうねぇ。ということで、もし次回同じようなことで入院して尿道カテーテルを繋がなければならなくなったら、今回の私の発見を早期に試してみたいと思っています。
ところで、導尿バッグに貯まった尿は看護師さんが巡回した時に閉鎖式導尿バッグの底の方にある排尿チューブから別の入れ物に移して処理してくれてましたが、新型コロナの影響もあって想像していたとおり看護師さんは人手不足だそうで、12時間勤務は当たり前のようだし、同じ週の中で夜勤と日勤が切り替わっていたりで、ホント大変そうでした。
仕事とはいえ、人生半世紀過ぎたオッさんの尿を何も言わずに処理してくれたりと”感謝感激雨霰”ですが、看護師さんの仕事って機械化できたりロボットで対応できたりなんて、私が生きているうちには絶対に出来ないと思っているので、もっと給料を上げて従事希望者が多くなるようにし、労働環境が良くなることを切に願わずにはいられませんでしたよ。
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