November 27, 2021
MRI（磁気共鳴映像法）
人生初の入院に際しては”人生初”の検査を色々としましたが、入院前の検査としてはCT（コンピュータ断層撮影）、膀胱内視鏡（恥ずかし度MAXのやつ）、PCR（ポリメラーゼ連鎖反応）、そしてMRI（磁気共鳴映像法）がありました。CTでは検査途中で造影剤を注入されたものの、10分程度で呆気なく終わったのでMRIも同様かと思いきや、こちらはたっぷり30分掛かりました。そしてその間、工事現場のような、変電所の中に入っているような、はたまた宇宙船の中にいるかのような（工事現場以外は入ったことないので、あくまでも想像ですw）、「ギュ〜ン、ギュ〜ン」や「ガ、ガ、ガ、ガ、ガ」のような喧しい様々なノイズが結構な大音量でずっと聴こえていました。
なお検査ちょっと前にトイレ（小）に行ったのですが、今回のMRIは尿が溜まってる状態で撮影する必要があるらしく、後の人と順番を入れ替えて、水を飲んで尿が溜まるまで待ちました。1週間前の検診の時に事前に配られていた「MRI検査を受けられる方へ」の紙には、その旨は書かれていませんでしたけどねぇ。
MRI検査といえば、検査の2週間ちょっと前に韓国で「MRI検査中に10キロの酸素ボンベが飛んできて患者が死亡した」というニュースがありましたが、そんなに危険を伴う検査なのを其の時初めて知りました。磁気共鳴映像法なので磁場が発生するのは理解していましたが、2メートル離れていた10キロのモノが吸い寄せられるほど強烈な磁場なのですね！
ちなみに前述の「MRI検査を受けられる方へ」の紙には、注意点として以下のような内容が記載されていました。
●検査室内は非常に強い磁場が発生しておりますので、下記のものは検査室内に持ち込むことは出来ません。
貴金属、アクセサリー、時計、携帯電話、補聴器、入れ歯、磁気カード類、メガネ
ヘアピン、かつら、エレキバン、カイロ、カラーコンタクト、その他金属類
●化粧品（白髪染めなども含む）の中には、金属成分を含むものがあります。検査当日の化粧はお控え下さい。
●検査部位によりコンタクトを外して頂くことがあります。保存するケースをお持ち下さい。
22金のネックレスは自宅で外して来ましたが、結婚指輪もNGなのでApple Watchと一緒に外してロッカーに入れてきました。なお、今回は検査部位的にコンタクトレンズは外さなくてOKでした。もちろん化粧はしていません（笑）。MRIの装置がある部屋に入るまでに、空港の出国検査にあるような金属探知機で入念にチェックされましたよ。
また、「以下に該当する方は、検査前に必ず担当医師または検査担当者に申し出て下さい」として挙げられていたのが次の内容です。該当するものによっては、MRI検査が受けられない場合があるそうです。
�／澗．據璽好瓠璽�ーや植込型除細動器（ICD）を使用している方
�∈�までに手術をうけたことのある方
��手術などにより、体内に金属が入っている方（人工内耳、脳動脈癌クリップ、人工関節、人工心臓弁、ステント、義眼など）
�せ�故、怪我、戦争、職業などで体内に金属が入っている可能性がある方
�セ廟帖▲椒妊�ーメイクを施されている方
�κ捗蟠寡歉匹諒�
�Ц什瀁タ韻靴討い襦△泙燭惑タ韻硫椎柔�がある方
刺青は磁気によって火傷をする可能性があるからだそうですが（欧米人はタトゥー入れてる人多いけど、MRI出来ない人多いのだろうか）、今回MRIを受けて納得したのが�Δ諒捗蟠寡歉匹凌佑任后�
私は閉所恐怖症ではありませんが、MRIの原理的に高周波の磁場で身体の中の水素原子に共鳴現象を起こすからなのか、検査前に飲んだペットボトル500mlも効いてきて開始後すぐに尿意を感じ、段々とトイレに行きたくなってきました。そして「尿意切迫感に襲われたらどうしよう」という不安が・・・。
そんな状況の中で工事現場のような雑音を人間1人分だけのトンネルのような閉所で大音量で30分間も聴かされていたので、気が狂いそうになりましたよ。手に持っていた非常ボタンを押して検査途中でトイレに行くまでには至りませんでしたが、これが1時間続いたら発狂していたかもです（半分冗談、半分本気）www。
ということで”人生初”のMRIにはネガティブなイメージを抱き、できればもう遣りたくありませんが、撮影結果には興味津々なので、月曜日の診察の時に見られるのを楽しみにしています。ちなみにCTの結果は膀胱内視鏡検査を受けた後の診察でさらっと説明されましたが、腎臓から尿管、膀胱、前立腺などに異常は無さそうとのことでした。
最後に、CTとMRIの違いが説明されている記事を備忘録としてリンクのみ貼っておきます。
Comments
No comments yet
