October 21, 2021
シャインマスカット
私の中では「シャインマスカット」＝「皮ごと食べられる種無し葡萄」なのですが、その名前を認識したのは比較的最近のような気がします。それは実際に自分が食べた時ではなく、「シャインマスカットの苗木が海外に流出して無断栽培され日本よりも安価で販売され打撃を受けている」という話題をニュースや情報番組で見た時だったと思います。Wikipediaによると、シャインマスカットは広島の安芸津町にある農研機構（農業・食品産業技術総合研究機構）のブドウ研究拠点にて育成され、2003年に登録番号『ぶどう農林21号』として命名登録し、2006年に登録番号『第13,891号』として品種登録されたそうです。
しかし輸出を想定していなかったため日本国外での品種登録を行ってなく、植物の新品種の保護に関する国際条約において定められている期限も過ぎてしまっているため、日本国外では日本の許可などを要さず合法に栽培できるのだそうです。
実際に中国や韓国産のものが、香港、タイ、マレーシア、ベトナムなど東南アジアの市場で販売されていて、日本産のシャインマスカットよりも価格が安く、例えば韓国で栽培されたものは日本の3分の1ほどの価格なのだとか。これも工業製品同様、日本の市場が中途半端に大きいことによる油断からくる世界戦略の不備ですよね。
私がシャインマスカットを意識して食べるようになったのは昨年の7月にふるさと納税の返礼品で山梨市から頂いた時だと思いますが（それ以前に食べてたとしても、単なる「皮ごと食べられる種無し葡萄」という認識しか無かったかも、笑）、今年もふるさと納税の返礼品で頂きました。
今年は5月に長野県の須崎市で申し込みましたが、届いたのは今週の月曜日だったので約5ヶ月待たされました。でもシャインマスカットの旬な時期は8月から10月のようなので、5月に申し込んだのが早過ぎたのですね。
そのシャインマスカット2房（約1kg）も残り1房を今晩家族で食べて「あっ」という間に終わっちゃいました。間違い無く甘くて美味しいのですが、種が無く皮ごと食べられるので、あまり味わうことなくバクバク食べちゃたような気が・・・（汗）。
ふるさと納税の返礼品なので「高価な葡萄を食べた」という認識はあまり無かったものの、それなりに高価な葡萄を食べる時には、巨峰のように皮は食べられず種がある葡萄の方が良いかもです。あくまでも”私の場合は”ですが（笑）。
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