May 30, 2020

解体キングダム

2019年実写邦画No.1ヒットだった『キングダム』の地上波初放送が昨夜行われるにあたり、朝から日テレには"河了貂"役の橋本環奈、幼き頃の始皇帝である"嬴政"役の吉沢亮、そして主人公の"信"役の山崎賢人が出演して番宣していましたが、今週に入ってから「2019年実写邦画No.1ヒット! 『キングダム』 5月29日地上波初放送!」というCMを結構目にしていました。

そんな時に新聞のTV番組欄を眺めていたら、NHK総合の『解体キングダム』なる文字が目に留まりました。「いくらなんでもNHKで日テレの『キングダム』の紹介なんてしないだろ」と流して観なかったのですが、シュールな呟きが多いFacebook友達が「解体キングダム始まった。これ結構面白いのよ(以下省略)」と投稿していたので興味が湧き、レグザサーバーD-M430のタイムシフトで録画済みのを観てみました。こういう時にタイムシフト機能はホント、役立ちますよね!

「難攻不落の“城”を攻略せよ!」というサブタイトルの番組は、街で見かける解体工事の白い防音シートの中で「一体何が行われているのか?」を露わにする内容で、解体現場に密着して熟練の職人たちが解体用重機を駆使しながら解体する様子を紹介する番組。自身も重機の免許を持つ“重機王”TOKIOの城島と、明治大学(あっ、後輩だ!)で建築を学んだ“建築アイドル”Hey! Say! JUMPの伊野尾が案内人として登場していました。

今回紹介された解体現場は以下の3つ。
1. 日本でもっとも歴史ある造船所のひとつである、神奈川県横須賀市の浦賀ドック
その心臓部ともいえる機関工場は、外周部のみに柱がある空間構造。そのため、壁からではなく天井から少しずつ解体していく必要があるが、建物自体が微妙なバランスで建っているので、作業の進め方次第では建物が一気に倒壊してしまう恐れも。

2. 広島県尾道市で町を見下ろす丘の上にそびえる尾道城
“坂の町”尾道の細い小道を上った場所に建っているため、重機の搬入が不可能。そのため手作業で解体を進めなければならないが、その方法とは? 城島くんは城の解体にも参加し、瓦やしゃちほこを手作業で下ろす作業を職人さんたちと一緒に命綱つけて行ってました。

3. 沖縄県那覇市にある第一牧志公設市場
建物の3方はアーケードで囲われ、残りはビルが密接。この建物に使われていた柱は通常使われる”H鋼”ではなく、今や製造中止になった“円柱の鉄骨”。中が空洞の円柱鉄骨が途中で折れたりしようものなら、一気に建物が倒壊してしまう恐れもあり。そして職人たちが編み出した作戦は、2台の重機が全く同じ動きをして解体していく"バディー作戦"。

理系な私はIT関連が得意とはいえ、幼少期にはプラモでお城や戦艦を作ったこともあり建築関係もそこそこ興味があります。社会人になって最初に入ったクルマの会社H技研工業では、フォークリフトの免許とって乗ってましたしね(笑)。ということで、シリーズ化されそうなので次回以降も観続けたいと思っています。


Posted by tom at 11:11 P | from category: 生活情報 | TrackBacks
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