November 19, 2019
本田宗一郎さんの誕生日に1-2フィニッシュ！
F1第20戦ブラジルGPは月曜日の超早朝（真夜中）2時10分スタートだったのでDAZNのライブ放送では観ませんでしたが、昨日の仕事帰りの電車内から自宅に到着して暫くの時間、DAZNのフル動画をスタートから表彰式までずっと観ていました。いやぁ〜面白いレースでしたよ！おそらく今シーズン1番！！予選はレッドブル・ホンダのフェルスタッペンが1位でポールポジションを獲り、フェラーリのベッテル、メルセデスのハミルトンと続いて、フェラーリのルクレールが4位でしたが、アメリカGPでのトラブルの関係でパワーユニット交換をして10グリッド降格となり、4番手にメルセデスのボッタス、そしてレッドブル・ホンダのアルボンも5番手からのスタートになりました。
フェルスタッペンは「クルマが変わった？」と思うくらい圧倒的な速さで2位以下を離して行きましたが、殆どのチームが2ストップでタイヤ交換を予定している中、そのタイミングなどで順位が目まぐるしく変わり、メルセデスのボッタスがエンジントラブルでリタイアした後にセーフティーカーが導入されると戦略的なタイヤ交換もあってハミルトンが首位になりました。
「なんでこんなにセーフティーカーが長いの？」と私だけでなくハミルトンの無線でもそんな苛立ちが見え隠れした後にレースが再開されましたが、そこでまさかまさかのアクシデント！ な、なんと、4位と5位を走っていたフェラーリのベッテルとルクレールがチーム同士で接触し2台ともリタイアになりました。
そして再びセーフティーカーが入る展開となり、ハミルトンが勝負を賭けてピットインしソフトタイヤに交換したので4位復帰となり、この時点でフェルスタッペン、アルボン、そしてトロロッソ・ホンダのガズリーと、ホンダPU（パワーユニット）搭載車が1位から3位を独占してる状態です！
フェラーリのベッテルがタイヤのバーストで撒き散らしたデブリが多かったので、このままセーフティーカーが先導した状態でチェッカーフラッグになってもおかしくない状況でしたが、残り2周でレースは再開され、フェルスタッペン、アルボン、そして早々にガズリーを抜いたハミルトンに依る最後のデッドヒート！
その後、ハミルトンがアルボンを抜こうとした際に接触してアルボンは大きく順位を落としたものの、この間に4位だったガズリーがハミルトンの前に出て、ファイナルラップはこの二人の超超超デッドヒートになりました。最終コーナーでは数センチレベルのサイドバイサイドでしたが、そこを抜けてからフィニッシュラインまではガスリーが勝り、見事、フェルスタッペンとガスリーによるホンダPUの1-2フィニッシュが達成されました。
セーフティーカー・チェッカーフラッグになっていればホンダPUが表彰台を独占したことになりますが、そんな可能性があったこの日11月17日は、故・本田宗一郎さんの誕生日だったそうです。そしてホンダPU or エンジン搭載車のポール to ウィンは1991年の第16戦オーストラリアGPでマクラーレン・ホンダのアイルトン・セナが達成して以来28年ぶりだったそうですが、セナの母国であるブラジルGPで達成したことも含め、何か見えない2つのspiritualな力を感じざるを得ませんでした！
今シーズンはアブダビGPのみを残す状況となりましたが、今回のブラジルGPでホンダPUがメチャクチャ速くなったのを示してくれたので、残り1戦も期待大ですし、来年のF1シーズンも面白くなりそうです。
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