November 10, 2023
ニュージーランド vs 南アフリカ
ラグビーW杯2023フランス大会の決勝戦『ニュージーランド vs 南アフリカ』は横浜マラソンの7kmの部に出走するのでライブで見ることは出来ませんでしたが、12対11で南アフリカが勝ったのはニュース等で知っていたものの、過去に3回ずつW杯で優勝しているこの両チームがどう戦うと12対11という少ない点数で僅差になるのか興味があり、遅まきながら昨日の夜タイムシフトマシンに残っていたのを見ました。驚いたのは、南アフリカ（スプリングボクス）の12点は前半のみで入った点数だったことと、前半27分にオールブラックス（ニュージーランド）主将のサム・ケインがイエローカードからレッドカードになる反則を犯し、オールブラックスは残り53分をずっと1人少ない14人で戦うことを余儀なくされたことでした。
前半をお互いにノートライでペナルティゴールのみの12対6で折り返しましたが、結果を知っている状況だったので「オールブラックスはここからどうやって5点取るんだろう？」「1人少ない状態のオールブラックスは、南アフリカの攻撃をどうやって40分間無得点で抑えられたのだろう？ペナルティゴールも無かったのだから自陣で反則も犯していないと思うし・・・」と興味津々でした。
するってぇと、ちょっと目を離したすきに画面に表示されていた得点が12対11になっていたのでオールブラックスにトライがあったことは間違いなく、12対6のところまで戻して見てみたら、日本のトップリーグでもプレイを間近で見たことがあるボーデン・バレットのトライでした！
でも冷静に考えると、6点から11点にするには1回3点が入ってしまうペナルティゴールの組み合わせでは出来ず、かといって2点が入るコンバージョンゴールはトライがないと出来ないので、6点から11点になるにはトライ以外では有り得ませんでしたw。
ボーデン・バレットのトライの後のコンバーションキックが入っていたら13対12でオールブラックスが勝っていたし、その数分前にあったアーロンスミスのトライが、直前にノックオンがあったのがTMOで明らかになって取り消しとなったりで、”たられば”が叶っていたらオールブラックスが勝っていても全くおかしくなかったです・・・。
しかし日曜日に見た関東大学対抗戦Aグループの『明治大学 vs. 慶應義塾大学』では、両チームとも面白いくらいに点数がポンポン入っていたのに、超一流同士の戦いになるとディフェンスが物凄くて、こんな少得点で僅差になるんですね！
12月9日に開幕するリーグワンにはスプリングボクスとオールブラックスの選手が13人もプレイするので（南半球のチームはシーズンが逆なので、彼らのオフシーズンに北半球でプレイできるのです）、今から楽しみです！
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