July 19, 2022
バック・トゥ・ザ・フューチャー 3部作一気観
フジテレビで7/2（土）から映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』を3週連続で放送していることはCMで何となく知っていましたが、PART2が終わった時点でも特に観ようとは思っていませんでした。最近は動画配信サービスがあるので、地上波でやってる映画って多分10年以上観ていないんですよね。そんな私が7/16（土）のPART3放映のCMを見た時に、ほぼ時を同じくして相方と行く予定だったZOZOマリンスタジアムのソフトバンク戦が早々に雨天中止になったので、「今日はバック・トゥ・ザ・フューチャーでも見てみるか」と思い立ち、7/2放送分が未だタイムシフトマシンに残っていたので観賞し始めました。そして一気に3部作観ちゃいました。吹替版で洋画を観るのもメチャクチャ久し振りかも。
あらためて「ところで過去にバック・トゥ・ザ・フューチャーって観たことあったんだろうか？」と思うも、デロリアンがタイムマシンになって過去や未来に行くのは分かってるけどディテールは全くと言って良いほど覚えていないので、”一度もちゃんと観ていないかも説”が有力かも知れません（汗）。
第1作目が公開されたのは1985年で私が二十歳で大学生の時ですが、その頃ってバイトやサークル活動、そしておデートに勤しんでいた時だったので、映画はあまり観なかったかもですねぇ。バイト先（向ヶ丘遊園駅前のボウリング場）の有線放送でヒューイ・ルイス&ザ・ニュースの『The Power of Love』はメチャクチャ聴いてましたけどね。
あれから37年経っていますが、超高画質4Kレストア版ということで画質的にも古さをあまり感じなかったし、内容的にも今でも充分に面白いですね！デロリアンはEVで復活するそうだし。そしてテーマ曲が東京ヤクルトスワローズの元メジャーリーガー青木宣親選手の登場曲なのも改めて認識しました。
PART2が1989年公開、PART3が1990年に公開でしたが、PART1はPART2へと続く内容でPART2はPART3へ続く内容だったんですね。未来や過去にあんなに行ったり来たりしていたのも今回あらためて知りました。PART3が西部劇のようになっていたのは映画のCMか何かで見て記憶にはありましたが、あんなロマンチックな内容だったとは！？
ところで1985年から1990年といえば、国民一人当たりのGDPが右肩上がりで1988年にはルクセンブルクに続いて世界第2位になり、日本の企業がアメリカの映画会社やビルを買ったりして、世界経済で日本が一番影響力があったと思われる時期であり、1989年の12/29には日経平均株価が38,915円という史上最高値を記録した、まさにバブルの時期だったんですよね。『ジャパン・アズ・ナンバーワン』なんて本もあって読んだなぁ。
映画内でもピックアップトラックからビデオレコーダー等々、日本製品が随所に出ていたし、PART2で当時から30年後の未来である2015年に来たときのマーティ（マイケル・J・フォックス）が勤務する会社が日本企業（富士通？）でした。そして当時から30年前の過去である1955年のシーンでは、「これは壊れるはずだ。こいつはメイド・イン・ジャパンだ」と科学者ドクが言った時に、1985年から来たマーティが「何言ってんのドク。いいものはみんな日本製だよ」と返していたのが印象的でした。
ところで当時から30年後の2015年は既に過ぎていますが、映画で描かれたような自動紐閉じシューズや自動袖調整のジャンパー、空飛ぶクルマ、そしてホバーボードも実現されていませんよね。おそらくそれまでの30年間の急激な工業の発展度合いから考えると「30年後には実現されている」と思われた技術なのかも知れません。一方で、今は普及しまくっているスマートフォンのようなものが描かれていなかったのは、監督のロバート・ゼメキスや製作総指揮のスティーヴン・スピルバーグでも予想していなかったのでしょうね。
Netflixに加入している人は全3部作を観られるので、観ていなかった人や内容をよく覚えていない人で、特に私と同年代くらいの人には是非観てもらいたいと思っちゃいました。もちろん、若い人たちが観ても古さを感じず新鮮で、充分に楽しめると思いますよ。
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