September 23, 2019
Mr.MARINES 福浦引退
今日は午前中オフィスで仕事をしてからZOZOマリンスタジアムに向かい、14時プレイボールの『千葉ロッテマリーンズ vs. 北海道日本ハムファイターズ』を観戦しましたが、今日はMr.MARINES、「幕張の安打製造機」との異名を持つ千葉ロッテマリーンズ一筋26年の福浦和也選手の引退試合でした。入場時に配られた「Marines Magazine 福浦和也選手引退特別号」に引退を決めた背景が記されていましたが、昨年2000本安打達成の後に現役続行を力強く表明していたものの、今季は2軍打撃コーチ兼任を頼まれ、その時点で「1軍の戦力ではない」との通告だと察し気持ちが変わったのだそうです。
千葉県習志野市で生まれ育ち、習志野高校からドラフト7位で1993年に入団して千葉ロッテマリーンズ一筋26年。"最狭義のフランチャイズプレイヤー"である福浦選手にどハマりな応援歌 ♪俺達の福浦〜 一打に全て込めて〜 不屈の闘志を見せてくれ 千葉の誇り胸に〜♪、今日は4打席ヒット無しでしたが、この応援歌が打席に立つたびに演じられました。
ゲームは初回からの得点と序盤の追加点でマリーンズの有利な展開となり、石川投手の好投もあって安心して観戦でき、福浦選手の引退試合の雰囲気をじっくりと味わいながら観戦出来ました。途中、1度だけ「レッツゴー習志野」の福浦バージョンも演じられてグッと来ましたが、もし習志野高校吹奏楽部の演奏があれば超最高だったと思います！
6対1と5点リードのまま9回に進み、これまでDHだった福浦が1塁の守備についたものの、送球を捕球することなく2アウトまできました。そして最後のバッターが放った打球は福浦の右横を抜けそうなライナーでしたが、な、なんと、それを横っ飛びで見事に候補！ 自身の引退試合の最後の打球をファインプレーで処理して終えるなんて、最後まで持ってますよねぇ！！
快勝したゲーム終了直後の「We are！」も福浦選手が指揮をとり「Chiba Lotte! Chiba Lotte! Chiba Lotte!」の大合唱。そしていよいよ引退セレモニーになりました。井口監督、鈴木大地キャプテン、裏方さん達、そして福浦の息子達からの花束贈呈のあと、元ライオンズの松井稼頭央氏、元ジャイアンツの高橋由伸氏と上原浩治氏ら他球団の同期の人たち、そして千葉ロッテの往年のOB、里崎、サブロー、岡田などからのビデオメッセージがあり、福浦選手の人徳を感じさせられました。
そして「福浦って、こんなに滑舌でよく喋るの？」と思うくらい素晴らしい引退スピーチのあと、2人の息子を従えての場内一周はたくさんの紙吹雪が舞い、ほんと、雪のトンネルを歩いているようで感動的でした！！
私が千葉ロッテマリーンズのファンになったのは3年前なので、今となっては福浦選手の全盛期を観られなかったのが残念でなりません。地元出身で地元の球団で生涯を終える”最狭義のフランチャイズプレイヤー”なんて、もう暫くは出て来ないような気がしますからね。
なにはともあれ、福浦選手、26年間おつかれさまでした！！ 今後は指導者として若手有望株を育て、近い将来、本当に近い将来、千葉ロッテマリーンズを日本一に導いてくれることを大いに期待しています。
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