November 30, 2006

工程監査ほぼ成功

今日は1日お客さんの工程監査があり、結果的にはOKとなりました。今回のビジネスは複雑で、我々→顧客(日系部品メーカー)→顧客(台湾系組立メーカー)→最終顧客(日系大手)であり、我々直接のお客さんからは、香港の総経理初め10人以上が来られ、台湾系からは日本語ペラペラな品質課長が1名、そして日系最終顧客からは、資材、品管、安規(女性)が来られ、弊社も副社長、営業取締役、営業部長等が勢揃いで非常に大人数の監査となりました。

細かい指摘は結構ありましたが(約35項目)、殆どがマイナーなもので即日対応可能であり、結果的には承認を得ることが出来ましたが、最後のコメントで、

1.3年前に一度訪問したが、その時の工場と同じとは思えないほど、見違えるように綺麗になっていた。
2.来る前に予測していたよりも、良い管理が出来ていた。
3.治工具などの使い方が、同じ製品を委託生産している日系他社よりも上手く、好感が持てた。

と好意的なものが多く、この3週間あまり準備をしてきた我々は、非常に安堵したと共に、嬉しいコメントでした。

尤も、今回の監査に際しては、会長から私にダイレクトに「充分サポートするように!」との指示があり、延べ3回も、弊社に常駐している顧客日系部品メーカーさんと一緒に現場を巡回し、その都度、写真でコメントして回覧し是正を繰り返してきた貢献が大きく、弊社のメンバーが自分達だけの功績だと過信すると、量産が開始され数がどんどん増えていく中で、トラブルを起こしてしまう可能性は大いにあるので要注意です。

特に、我々が指摘した内容は製造に対する非常に基本的な事が多く、職場の上長が毎日30分でも巡回してチェックしていれば発見できる内容なので、そういった文化に早く変えていけるよう、背後から香港人幹部達を突いて行きたいと思います。

23:12:00 | tom | comments(0) | TrackBacks

November 29, 2006

人民元に香港ドルが追い越された

私がこの会社に入って香港と中国を往来するようになった昨年の1月頃は、1000香港ドルを人民元に両替すると1050人民元手元に来ました。それが、今回、火曜日に両替したら1002人民元。人民元の価値が4.5%くらい高くなったことになります。

最近のニュースによると、27日には中国人民銀行提示の中値(基準レート)が1USドル=7.8402人民元となり、ペッグ制(1USドル7.8香港ドルの連動相場制)をとっている香港ドルの変動幅下限レート(1USドル=7.85香港ドル)を初めて突破したそうです。

ではこれでどんな影響が出るかというと、
1.香港人の中国本土旅行や本土での消費減
2.中国本土住民の香港旅行と香港での消費増
3.香港での中国本土製品の値上がり
4.香港経由の中継貿易に対する何らかの影響

とはいうものの、1.や3.に関しては、元々中国の物価は数倍レベルで香港より安いので(例えば、足裏マッサージは1/6、DVDも1/4)、5%前後の価値上昇は苦にならないと思うし、2.に関しても最近は中国本土からの旅行客向けのプロモーションとして、人民元と香港ドルを1対1で扱っていたお店も多かったので、そんなに大きくは増えないでしょう。

いずれにしましても、香港ドルと人民元の関係は、この程度で収まって欲しいものです。

23:58:00 | tom | comments(7) | TrackBacks

November 28, 2006

契約更新内容交渉中

今日は午前中、香港オフィスで会長とmeetingして来ました。内容は、私の契約更新に関して。日本にいる皆さん、或いは日系企業にいる皆さんは俄には想像できないかも知れませんが、異国企業で働く私は区切られた期間で契約し、それが満了する時期になると、同じ会社に引き続き働くか、辞めるかしなければなりません。もちろん、引き続き働く場合は、その会社が引き続き必要としてくれる事が前提条件で、その後に、更新後の契約条件を交渉します。

ということで、私の最初の2年の契約が12月末で切れるので、それに際して約1ヶ月くらい前に、更新に際する希望条件を人事部長宛、CCで私の直属のボス(日本人)と会長に発信しました。内容は、もちろんここには詳しくは書けませんが、この2年間に自分が成し得た成果には自信があったし、会長が私を結構信頼してくれているのも実感しているので、結構強気の内容です。端的に言うと、希望は約50%UP。

尤も、50%のうちの20%強は、私が家族と一緒に香港に住むにあたり追加で必要となる固定費で、日系企業の駐在員の場合、たいがいこれは企業が全額負担しています。具体的には、日本人学校の費用(私立なので高い)、アパート代、里帰り費用(飛行機代)です。因みに我が家の場合、家賃補助は全額でないので、日本円で30万円強の家賃のうち約半分を自腹で払っています。また、日本人学校は毎月約5万、我が家は二人いるので約10万。里帰りは、夏休みと春休みが長いので、年に2回は必ず日本に帰り、この費用が家族3人(私を入れない場合)で年約45万。従って、この固定費は年間360万円くらいになります。もし、日本に住んでいれば、我が家の場合は親と一緒の家だし、学校も公立で給食代だけだし、わざわざ日本に行く飛行機代も要らないので、これは殆ど掛からない費用。

因みに、日本人学校代、アパート代は台北の方が安く、里帰り費用も年1回分は家族分も含めて出ていたので、基本給は台湾時代より高くても、固定費を抜いた実利益(Net Profit)は、台湾時代よりも15%も低くなっていました。

ということで、今回の交渉時には、これらの「香港に家族と住むために追加で掛かる固定費」は会社負担とし、基本給は過去2年間の活動で出した結果(今後2年間●●億円の経費削減)の●%を還元して頂きたいと打診しました。

人事部長からは、その後、金額の確認のための比較表が来ましたが、オファーが中々来なかったので、人事部長の立場的には、きっと値切ろうとしているんだなと思ったので、同じく彼宛、CCで私の上司と会長に、「私のボスから聞いていると思うけど、私のようなスペックの人材に対し、色々な人材バンクから声が掛かっている。私は会長の信念を尊敬し、私のボスや元Sの同僚達を裏切りたくないから、最低要求さえ満たしてくれれば、例え他の会社からオファーのほうが高くても、第一優先はこの会社である。でも、もし弊社が私を必要としないのなら、早めに言って欲しい。香港就労ビザが切れるまであと40日しか無く、別の国に家族ごと移動する場合には、あまり時間がない」と脅したら、「とりあえず来週話し合おう。私は他の外国人サポーターとのバランスも考えなくてはならないから・・・」との返事が直ぐに来ましたが、その後、会長からも「来週の火曜日に香港で話そう」との事で、今日に至りました。尤も、人事部長では決められず、会長しか決められないことは知っていたので、CCに入れていたのです。

で、メールに書いた私の要求とその根拠をPowerPointで分かり易いようにまとめて説明しましたが、その前に、「Please don't worry。今、人事部長が全ての外国人サポーターの待遇に関する基準を作っているが、これはあくまでも基準であり、必要において特別手当という形で補填する。来週中には確定させ、次のオファーを出す」との事でした。結果はどうなるかわかりませんが、説明用資料を作りにあたり、最初に発したメールの中に若干の計算違いがあり、少々ふっかけすぎた気はしたのですが、これが全部受け入れられたら万々歳だし、自分の中での弊社に対するロイヤリティもぐんと上がる事でしょう。

いずれにしても、日本や日本人社会にいるときのように遠慮していたら何もリターンがないので、多少ふっかっけ気味でも言ってみるのが正攻法だと、この6年の異国企業勤務で覚えました。ということで、私の契約更新は、野球の契約更新のような感じなのです(笑)

23:06:00 | tom | comments(1) | TrackBacks

November 27, 2006

大病からのカムバック

本日、一緒にディナーした人たち(私を入れて合計4名)の中に奇しくも大病をされてカムバックした人が二人いました。一人は既に56歳ですが、42歳(後厄)の時にクモ膜下出血で倒れ、もう一人の人は半年くらい前(現在58歳)に脳出血で倒れ、4ヶ月間のリハビリの後、海外出張できるまでにカムバックした人です。

まずクモ膜下出血の人のほうは、頭に激痛が走ることが多くなって病院に行っても悪いところが見つからず、何軒か病院を変えた後に、たまたま先生が「一応、MRIで検査してみますか」と言って検査したらクモ膜下出血の兆候が見られ、入院した翌日に破裂して出血したとの事でした。幸い、処置が早かったので、今は後遺症は殆ど無いそうです。もっとも、血圧が慢性的に高いのと、お酒が飲めないそうですが。。。

また、もう一人のほうは、台湾に出張して講演していたときに、口が動かなくなって言葉が喋られなくなり、その後、ホテルに戻って休んでいると、今度は資料が掴めなくなり、そのうち歩けなくなり、かろうじて動く右手で助けを呼び、緊急入院して処置したそうです。それから半年、今でも左手が若干痺れているようですが、それ以外のトラブルは殆ど無いとか。。。

私の本厄もあと1ヶ月半で終わり後厄に入りますが、今のところ健康に問題なし(前厄の時は母親が肩代わり、今年の本厄は父親が手術して私の肩代わりをした、という噂もありますが・・・笑)。とはいうものの、既に人生の後半戦に突入しており、自分が思っている以上に老化が進んでいるのは事実だと思うし、一方で、お酒の量は増えているけど運動量は減っている・・・(汗)。実際、2002年の3月には台湾で癲癇起こした経験もあるので(ポケモン現象、という噂も・・・爆)、健康には要注意です。慢性的に喉が詰まって声が出にくくなったり、プレッシャーを受けると頭が圧迫されるような感じになるのも、何かの予兆かな。。。もっとも、もう20年くらい続いている症状ですが。

23:55:00 | tom | comments(0) | TrackBacks

November 26, 2006

香港お上りさんと物騒な尖沙咀

今日は銅鑼湾に新しく出来たという日本書籍専門店「日本快線書店」(へネリー通り、ヘネシービル)の様子を見てこようと思い、家内と長女と3人で久しぶりに銅鑼湾の辺りを散策してきました。まずはヘネシービル内の日本食屋でランチ、定価90香港ドルの寿司定食はミニうどん付きでボリューム満点でしかも2割引。そして隣にある日本快線書店。もっと大きいのかと思ったら予想よりも小振りでしたが、雑誌類が豊富でした。例によって日本の価格の1.5掛けですが、全品10%割引と書いてあったので、SOGOの日本書籍屋より安いかも。

その後、SOGOに行って香港で唯一のラブ&ベリーのカードゲームを星奈が堪能し、今後はIKEAに家内がお買い物。途中、星奈はコギャル服専門店みたいなところに入って出て来なくなり(SOGOでもブランドショップで「パパ、ママに買ってあげなきゃ駄目だよ!」と言いながら、ネックレスやリングなどをあれこれ物色していましたが、玩具よりもだんだんとファッションの方に興味が移ってきているようです)、私はIKEAのビルの2階にある吉田カバン専門店「クラチカ香港」で物色。しかし、銅鑼湾のSOGOからIKEAにかけての通りは、いつ行っても旺角の女人街並に混んでますね。人酔いしそう。

IKEAで買い物した後は疲れたので麻布茶房でお茶し、MTRで尖沙咀へ。尖沙咀ではDFSで、A4の雑誌が数冊入りそうなCOACHのショルダーをゲットし(広東通りにCOACH専門店もあり同じモノがあったのですが、DFSは家内がVIPカード持ってるので15%引きでした)、長男と待ち合わせて、尖沙咀に出来た串焼き屋専門店「南蛮亭」でディナーと相成りました。南蛮亭はマレーシアのKLに住んでいたときに家族でよく行った串焼き屋さんで、お通しの野菜スティックが特徴的。尖沙咀の南蛮亭も同様で、長男はバリバリ食べてました。尚、串焼きコース1人前が180香港ドルなので、KLに比べると日本円ベースで倍以上しますが、まあ、物価が違うのでしょうがないのでしょう。

ということで、今日は1日、香港でお上りさんのような行動でしたが、尖沙咀で怪しい兄ちゃん達が声を掛けてきました。「もしかして、これがそう?」と思ったのが、最近、在香港日本国総領事館から配信された以下の安全情報特別号です。

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                安全情報特別号(最近の香港の治安情勢)
                           2006年11月
在留邦人の皆様へ
香港安全対策連絡協議会
在香港日本国総領事館

「香港におけるトランプ詐欺被害の多発」

昨年来、チムサーチョイ地区において「トランプ詐欺」の被害が多発しており、
特に今年に入ってから香港警察に被害申告があっただけで8件あり、その内の
7件もが日本人男女の被害となっています。香港警察では、特別捜査隊を結成
して犯人の検挙に努めていますが、日本人被害が相次いで発生している事から、
特に日本人旅行者を中心に警戒を呼びかけています。

1.トランプ詐欺の手口
犯人は、路上や飲食店等で、ターゲットを見つけると、簡単な英語や日本語で、
親しげに話しかけてきます。ある程度、話が続くと今度は、自分が借りている
部屋等に案内し一緒にトランプを使ったギャンブルをさせます。通常は、ブラ
ックジャックをする場合が多い様です。犯人はターゲットの所持金を確認した
上で、最初はターゲットが勝つ様に仕向けますが、最終的には高額のお金を賭
ける羽目になり、多額の借金を背負う事が多い様です。香港警察のこれまでの
捜査では、犯人の多くはフィリピン人の女性や男性が多いとのことです。

2.犯罪多発地帯
(1)チムサーチョイ「九龍公園」
(2)同「スターフェリー乗場」
(3)同「彌敦道(Nathan Road)」

3.防犯対策
(1)見知らぬ人からの誘いには安易に応じない様にしましょう。
(2)単独行動の旅行者が狙われることが多いことから、できる限り複数で行
   動しましょう。特に夜間の行動には十分注意しましょう。
(3)旅行の開放感から生じる興味本位の行動は絶対に避けましょう。
(4)万が一、声を掛けられたら毅然とした態度で断る勇気を持ちましょう。
   日本語でも大丈夫です。
(5)それでも被害に遭った場合は必ず最寄りの警察署に届けましょう。

皆さんも、注意しましょう。

20:52:00 | tom | comments(0) | TrackBacks