January 25, 2008

家族企業（香港系モールド屋）

今日は樟木頭にあるモールド屋さんを訪問してきました。ここの董事長とは樟木頭のKTVで何度か会って肩を組んで「北国の春」を唱ったことがあるのですが（笑）、将来の董事長といわれる娘さんに会ったのは今日が初めて。イギリスの大学を卒業後、親父の会社に入社したのですが、大学もこの会社に従事することを前提に、親の強力な指示で機械科に入学して学び、卒業後はこの会社でプラスチック成型の現場作業から従事したそうです。

一人娘かというとそうではなく、弟もいて実際この会社に彼も勤務しているので彼が後を継いでも良さそうなものですが、姉である娘さんが結婚後も婿養子を迎えて継続しており、将来は重職に就くことでしょう。（もちろん年齢は聞いていませんが、おそらく30代後半でしょう）

お父さんが大きな人なので子供達も大きく、弟は180cm以上あり、お姉さんも165cmくらいあるスラッとした人でした。もっとも、モールド屋の社長さん（未来の）というよりはファッション関係の人のような雰囲気で、カールした長めの髪の毛をなびかせ長い付け爪をしていて、工場見学の時に現場を歩いていても違和感が・・・（笑）。まあ、この辺がホワイトカラーとブルーカラーがきっちり分かれていることが多い香港企業らしいですが。でも、姉弟揃って、どちらかというと3K企業に属するモールド屋さんを継ぐなんて今時感心しました。でも、従業員2700人、年商50億円の主ですからね。



Posted by tom at 11:34 P | from category: 仕事関係 | TrackBacks
Comments

林＠クオリティマインド:

お久しぶりです．

日本には「息子は選べないけど婿は選べる」という言葉があるそうです．
弟さんは経営者としてお父さんのメガネにかなわなかったのではないでしょうか？

いずれにせよ後継者に悩んでいる日本の中小企業の経営者から見るとうらやましい話ですね．
(January 29, 2008 11:16 P)
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