October 11, 2007
TOPの理想と現場の現実
昨日今日と、日系お客様の社長＋部長さん総勢5名が来訪され（昨日は香港オフィス、今日は東莞2カ所の工場）、私も終日お付き合いしました。この日系の会社、私が昔在籍していたS社なのですが、EMSの仕事を頂いている一方で彼等が販売している設備を弊社も使っているし今後も使う可能性があるので微妙なシチュエーション。でも、今回は後者の目的がメインでの訪問です。香港オフィスでのmeetingでは私が日本語で会社案内をしましたが、自分でも歯の浮くような内容（素晴らしすぎる内容。爆）がいくつかあり、その後の弊社会長の補足説明や翌日の工場案内でも、非常に堂々と自信たっぷりに素晴らしいシステムの説明をするのですが、ちょっと素晴らし過ぎるかも（笑）。会長は非常に頭のいい人で、彼が進めてる生産改革、システム改革も正しい方向であり、それが出来ていれば非常に素晴らし会社だと思うのですが、現実とのギャップが・・・。
例えば、工場見学中に、工場の全生産ラインをネットワークで結んで集中管理しているという説明をしている一方で、設備の周りには人がいつもよりも沢山群がっていたし、外段取りを徹底させて不必要な人は生産ラインに入れないようにしゴミの侵入を防ぐと説明している場所の床が汚かったり・・・。S社の社長さんも、素人ではないのでその辺は見抜いていると思いますが。。。そういえば、別のお客さんに「お宅はプレゼンの資料は素晴らしいんだけどね・・・」と皮肉られたこともあったっけ・・・（汗）。
Comments
林＠クオリティマインド:
確かに．以前工場にお邪魔したときにプレゼンではすばらしい直行率を説明していただきました．
そのとき使っていた中国系の実装屋さんの実績よりは100倍くらいいい数字でした．
残念ながらそのときのプロジェクトの数量が少なすぎて，双方ともに採算が合わず，すばらしい数値を実感できませんでした（苦笑）
そのとき使っていた中国系の実装屋さんの実績よりは100倍くらいいい数字でした．
残念ながらそのときのプロジェクトの数量が少なすぎて，双方ともに採算が合わず，すばらしい数値を実感できませんでした（苦笑）
(October 14, 2007 09:39 P)
林＠クオリティマインド:
肝心なことをコメントするのを忘れていました．
トップの理想と現場のギャップはあって当たり前（というよりあったほうが良い）と考えています．トップの理想を現場が一生懸命現実化する．理想に近づいてきたらまたトップが理想をあげる．
こんな風にして改善が進んで行くのだと思います．
トップの理想と現場のギャップはあって当たり前（というよりあったほうが良い）と考えています．トップの理想を現場が一生懸命現実化する．理想に近づいてきたらまたトップが理想をあげる．
こんな風にして改善が進んで行くのだと思います．
(October 14, 2007 10:01 P)
tom:
そうですね、TOPの理想が現場の刺激になって向上していけば良いと思います。ただし、今の実情だと、乖離が大きすぎて只の顔色伺いになっているような気がしないでもありませんが・・・（笑）
(October 14, 2007 12:09 P)
