November 22, 2006
出張報告書
今日は先週日本に出張したときの出張報告書（内容的には技術レポート）の作成に時間を費やしていました。結果的には、日系のお客さんとのディナーに出掛ける10分前に出来上がり、弊社の会長を含めたボス達に発信できました。写真撮影禁止の展示会で、しかも説明資料が無い作品は自分でスケッチしてイメージを伝える必要があったので、久しぶりにエンジニアらしい事をしたような気がします（笑）。因みに、文章は英語です（一部、中国語有り。但し、通訳さんにHelp願いました）。ところで、こういった出張の後のレポート、私の部門（生産技術本部）以外では見たことがありません。私の部門は、少なくても本社機能なので、他の部門の見本になるよう、出張（展示会、ベンダー訪問、セミナーなど）したあとのレポート作成は必須にし、ずっと遂行していますが、この会社にいてもうすぐ2年、他の部門から出張報告書が送られてきたことは一度もありません。これも、香港人特有の「個人主義」のなせる技でしょうか（笑）。
ということで、先週の出張に際して、私だけでなく同行したエンジニアからもレポートが来ましたが、大学を卒業したばかりのフレッシュな彼は（いい意味で、まだ弊社の文化には染まっていない）、素晴らしいレポートを書き上げてくれました。朝送られてきたときに、目的、結果、結論を書くようにアドバイスしたところ、夕方には完璧に仕上がっていました。これも会長含めた関係各位には送信しましたが、こういった我々のレポートを見て、他の部門の上長（CCで、各部門のヘッドにも送信しました）がどういった指導をするのか楽しみな一方、「あなたの部門でも、こういったレポートを書かせるように指導すべき」と具体的に言わない限り気が付かないかも、、、という懸念が大ですが・・・（笑）
Comments
YUMING:
お疲れ様です。
懸念されているように、具体的に言わないとわからないでしょうね。
いっそのこと具体的にはっきり言ってみるというのもいいかもしれませんよ。
何も初めから１００点満点のレポートでなくても、書いているうちにレベルアップしていくものですし。そしてそのことが会社全体の力になっていくと思います。
懸念されているように、具体的に言わないとわからないでしょうね。
いっそのこと具体的にはっきり言ってみるというのもいいかもしれませんよ。
何も初めから１００点満点のレポートでなくても、書いているうちにレベルアップしていくものですし。そしてそのことが会社全体の力になっていくと思います。
(November 23, 2006 11:00 P)
tom:
YUMINGさん、こんばんは。
彼等の場合、言っても、なんで言われているのか分からない恐れもありますよね。知識を共有しよう、という感覚が無いようなので。。。
彼等の場合、言っても、なんで言われているのか分からない恐れもありますよね。知識を共有しよう、という感覚が無いようなので。。。
(November 25, 2006 03:30 P)
YUMING:
おはようございます。
＞知識を共有しよう、という感覚が無いようなので。。。
この部分を読んで、なるほどと思いました。知識を共有し技術を伝承するというのは、日本以外の国にはない考えのようです。
それならば、こういう攻め方はどうでしょうか？
出張中の給料を払っているし、出張中の経費も会社が負担しているのだから、その結果を報告しないといけない。
っていうのはダメかな（汗）
＞知識を共有しよう、という感覚が無いようなので。。。
この部分を読んで、なるほどと思いました。知識を共有し技術を伝承するというのは、日本以外の国にはない考えのようです。
それならば、こういう攻め方はどうでしょうか？
出張中の給料を払っているし、出張中の経費も会社が負担しているのだから、その結果を報告しないといけない。
っていうのはダメかな（汗）
(November 25, 2006 07:35 P)
途夢郷:
こんにちは、途夢郷です。
来週、契約更新の件で会長とmeetingがあるので、その時に、報告書の件も提案したいと思います。
来週、契約更新の件で会長とmeetingがあるので、その時に、報告書の件も提案したいと思います。
(November 25, 2006 11:12 P)
麦田です:
途夢郷様、
何故海外の人が知識を共有しようという考えないのかと申しますと、個人の技能の評価で給料が決まるというのが、日本以外での国の評価方法です。従って自分が知ってい知識は自分のため(もしくは自分の仲間だけのもの)です。ここに日本的なチームワークを求めても彼らには押し付けととることが多いのです。
でも例外はあってｽｶﾝｸﾜｰｸｽとかありますけども、ﾘｰﾀﾞが偉くてその他はそれなり-なｴﾝｼﾞﾆｱという形式がほとんど。
ところが、ｱﾒﾘｶではこれじゃいけんのぅということで、PDQCという品質改善方法を考え出すとともに学問化、システム化して個人評価に加えたのですね。
つまり、ちゃんとした報告書をきちんとださねーと給料にそく直結。
台湾の某マウンタメーカでもこれを導入して情報を隠すというのは無くなりました。後で聞いたら当たり前やもんなぁ
何故海外の人が知識を共有しようという考えないのかと申しますと、個人の技能の評価で給料が決まるというのが、日本以外での国の評価方法です。従って自分が知ってい知識は自分のため(もしくは自分の仲間だけのもの)です。ここに日本的なチームワークを求めても彼らには押し付けととることが多いのです。
でも例外はあってｽｶﾝｸﾜｰｸｽとかありますけども、ﾘｰﾀﾞが偉くてその他はそれなり-なｴﾝｼﾞﾆｱという形式がほとんど。
ところが、ｱﾒﾘｶではこれじゃいけんのぅということで、PDQCという品質改善方法を考え出すとともに学問化、システム化して個人評価に加えたのですね。
つまり、ちゃんとした報告書をきちんとださねーと給料にそく直結。
台湾の某マウンタメーカでもこれを導入して情報を隠すというのは無くなりました。後で聞いたら当たり前やもんなぁ
(November 26, 2006 10:30 P)
tom:
麦田さん、こんばんは。
そうですね、良い意味でも悪い意味でも、日本の終身雇用制は独特の文化を創り、技術の共有、チームワークというのは、その中のメリットの部分だと思います。
そうですね、良い意味でも悪い意味でも、日本の終身雇用制は独特の文化を創り、技術の共有、チームワークというのは、その中のメリットの部分だと思います。
(November 28, 2006 12:50 P)
