March 22, 2006

5分前行動

今日は毎月1度のコンサルタントを招いての生産革新活動の日でしたが、前回、私が急な日本行きで出られなかったときに、弊社のメンバーの出席率が悲惨な状況だったので、コンサルタントから弊社のTOPにクレームのメールが入り、私も工場側のTOPに「現場サイドのメンバー、特に部長職以上が本気にならない限り、生産革新なんて成功しないし、競合他社にどんどん置いて行かれる」と苦言を申しました。

そして臨んだ今回、私の面子もあるので、昨日は部長職以上宛に「明日の会議には開始時間前に全員が必ず着席すること。これは日本的なルールではなく、世界共通の常識的なマナー。また、避けられない緊急の案件が無い限り、部長職以上は参加必須。出られない場合、今日中に誰が代行かも含めて私まで連絡すること。また、チームメンバーの報告の時に、そのチームの部長さん、或いはそれ以上の役職のアドバイスが必要だと思う。彼等のモチベーションをあげられるのは、我々本社側の生産技術本部でもコンサルタントでもなく、直接、彼等のポジションとサラリーを決められる貴方がたなのだから・・・」とリマインドメールを発しました。

それが効いたのか（まあ、これだけ言われて来なければ、もう退場させてもいいと思っていましたが）、今日は開始前に総経理や工場長も含めて全員がそろい、9時半ぴったりにオープニングミーティングが開始できました。また各チームの報告の時も、様々なメンバーから発言があり、過去数回のマンネリ化しかけた会議とは全然違い、コンサルタントも満足しているようでした。

日本では、5分前行動が当たり前のように定着し、会議5分前には全員が揃うのが一般的でしょうが、ここ中国、特に香港企業の場合、時間にルーズな人が多く、こういった細かい指示をいちいちする必要も時々出てきます。彼等がどこまで理解し、自分から行動を起こしてくれるようになるか油断できませんが、日々、一歩一歩改善（改革？）です。

Posted by tom at 11:30 P | from category: 仕事関係 | TrackBacks
Comments

tomo:

大学で体育会に所属しておりました。我が部の集合時間は「4年生定時、3年生5分前、2年生10分前、1年生15分前」と決まっており、1年の時はそれはそれは辛かった記憶があります(笑)。一番辛かったのはコンパの時。座敷で正座したまま15分…。先輩をご案内する係というのを率先して奪い合ったものでした。
今も生きているのだろうか、この伝統。
(March 23, 2006 09:53 P)

途夢郷:

tomoちゃん、こんばんは。
大学で体育会系、、、そうだったんだ（笑）。ところで、何のスポーツだったのですか？　
(March 23, 2006 11:59 P)

途夢郷:

YUMINGさん、またまた。
おや、日本でも5分前ではなくなったのですね。。。戒めないと言えば、こっちの会議では会議中に携帯で話していても戒めない輩が多いです。
(March 24, 2006 12:00 P)

tomo:

見えないっすかぁ？(笑)＜体育会系
高校でソフトボール、大学ではアーチェリーをやっていました。
アーチェリーはこれでも千葉県代表でミニ国体にも行ったんですよ（単に人材不足なだけ）。
アテネで銀メダルを取った「中年の星」山本博先生と同じ試合に出たこともありました。これは誰でも出られるやつでしたけど(笑)
(March 27, 2006 10:37 P)
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