October 07, 2005
日本のリサイクル施設は素晴らしい！
今日はPROTECの参観はやめ、急遽弊社の会長兼社長が会長を務める香港電子工業商会様ご一考をツアコンをやることになりました。朝6時に起きて八丁堀のホテルをチェックアウトし、8時前に新宿のワシントンホテルまで迎えに行き（JR新宿駅南口から遠かった・・・）、チェックアウトしてきたご一考様と一緒にチャーターバスで市川の東浜リサイクルセンターの見学に行きました。日本は家電リサイクル法が施行され家電を廃却するときの費用を個人かメーカーが負担しなければならなくなった事は知っていましたが、実際にどのようにリサイクルするのかを見たのは初めてでしたし、そのレベルの高さに驚きました。私だけでなく、弊社会長を初めとして香港電子工業商会のお偉いさん達も、同じような感想を持ったと思います。特に、その自動化のレベルには私も驚きましたし、解体業ではあるものの、その整理整頓も非常に行き届いていました。ガイド役の人も英語でガイドされていたし、このような大規模で最先端のリサイクル工場なので、世界各国から見学に来る人が多いようで、5Sに気を抜く事なんて出来ないのでしょう。
ここでは家電リサイクル法で決められている冷蔵庫、エアコン、洗濯機、TVと、コピーやFAXなどのOA機器を素材レベルまで粉砕でき、プラスチック、コンプレッサー、ゴムパッキン、電子基板、モーターなど手でばらすことが可能なレベルまで分解し、その後は粉砕の自動ラインで流れていきます。自動ラインの中で、振動機やエア噴射、磁石などを巧みに使った自動分別工程を通過することにより、それぞれ同一素材に分別されて行くのです。尚、電子基板は別の会社で銅と錫が回収され、モーターや冷蔵庫のパッキンは、中国など人件費の安い国に送られて、更に分解されるのだそうです。尚、冷蔵庫やエアコンなどのフロンも工程の中で回収されて行きますのでご安心の程を。
夕べは結構お酒が入っていたこともあって辛口の記事になってしまいましたが、今日はうって変わって、日本の技術＆管理の素晴らしさに感心しました（笑）。
Comments
途夢郷:
パリスさん、おはようございます。
そうですね、エコ需要は増えることはあっても減ることはないと思います。でも、中国やインドなど急速に発展している国にエコ産業が広まるまで、この地球がもつかどうか、結構不安です。
そうですね、エコ需要は増えることはあっても減ることはないと思います。でも、中国やインドなど急速に発展している国にエコ産業が広まるまで、この地球がもつかどうか、結構不安です。
(October 09, 2005 11:50 P)
