August 22, 2005
卓上型汎用ネジ締め機の発注で信じられないことが・・・
先週の土曜日、東莞の工場に出社していた自動化の専任として雇ったエンジニアから、「台湾のメーカーにオーダーした卓上型汎用ネジ締め機の図面が送られてきたが、我々が想像していたものと全く違う」とのメールが来たので、そのメールに添付されてた画像を見ると、1ヶ月近くもかけて決めた最終仕様とは全く異なる絵がそこには描いてありました。1台8万人民元も出すのに、この仕様では7割くらいの価格で出来ちゃうだろうし、しかも今回の卓上型の中で一番重視するコンセプトである「汎用性」が全く取れない仕様になっていました。この卓上型X-Yロボットは、ネジ締め機として最初は使いますが、先端の仕様を替えることにより、半田付けでもグリス塗布機としても使えるのが大きなコンセプトであるのに、それを全く無視した仕様。
こちらが最終的に発注するときに取り交わした仕様書は手元にあるので、それを持って主張することは当然しますが、元々卓上型X-Yロボットのプラットフォームをその台湾の会社は持っていて、それをベースに何度も詳細を打ち合わせたのに、何でここに来て（すでにP/Oも出して先払いの50％も払い済）全く違う仕様になったのか、本日、中国オフィスにいるエンジニアを呼んで聞いてみたら、なんと今まで弊社を担当していたエンジニアが辞めちゃって、引き継ぎが全く行われていなかったようです。
でも、中国の総経理は仕様の打ち合わせの時にも同席して内容は理解している筈なのに、何で担当者が辞めた後、その内容を新しい担当者に全く伝えて無かったのか不明です。
ここの会社の設備、弊社には結構入っているのですが、今回、仕様を決めるのに連絡するときにも中々担当者に繋がらないし、メールへの返事も殆ど来ないしで、今までもこんな態度だったのか不思議でなりませんが、その会社に対する信頼は我が部門では風前の灯火でしたが、今回の件で全く消え去ったような機がします。
悲しいかな、今のところ、そこそこ信頼性のある同仕様の設備をこの値段で購入できる会社が他に見つからないので（参考までに、日本で同様の設備を調達すると、1.5倍から2倍になります）、今回はこの会社で調達する方針は変えませんが、その設備を立ち上げて導入している間に、別の会社の発掘活動に励みたいと思います。
Comments
YUMING:
おはようございます。大変でしたね。担当者が変わったら・・・というのは、どこでもあります。「どんな引継ぎしたんや！」と叫びたくなることもしばしば。でも今回はちゃんと図面もあるわけで、その通りのものができていないというのは、ちょっと問題ですよね。発注する商品によっては機密事項に触れるでしょうから、どこにでもだすわけにはいかないかもしれませんが、リスク回避のために、複数社購買の体勢にしておかないといけないでしょうね。
(August 23, 2005 05:40 P)
YUMING:
はい、ご推察の通り、それは私です。皆からブログやろうよ〜と言われて最近始めたばかりです。よろしければご訪問ください。
(August 23, 2005 03:09 P)
YUMING:
気になさらないでください。間違われているわと思うような場面もありませんでしたよ。それより女性だとわかっても今まで通りでよろしくお願いします。
(August 23, 2005 06:00 P)
YUMING:
＞基本的には、私は同性より異性の方が好きです。
男性なら誰しもそうでしょう（笑）
これからも仕事のことはお互い応援しつつ頑張っていきましょう
男性なら誰しもそうでしょう（笑）
これからも仕事のことはお互い応援しつつ頑張っていきましょう
(August 23, 2005 08:52 P)
途夢郷:
女性の場合は違いますか（笑）。
はい、加油！です。
はい、加油！です。
(August 23, 2005 11:30 P)
