February 04, 2015

KANO 1931海の向こうの甲子園

今日は会社帰りに、新宿バルト9で「KANO 1931海の向こうの甲子園」を観て来ました。台湾人の知人に薦められ、モスクワ駐在の台湾繋がり友達が日本に帰省した際に観たという映画で、私の中でも「台湾、甲子園」というキーワードで観る気満々だった映画です。

日本ではあまりメジャーじゃないのか、昼間だったり夜遅くに上映している映画館が多いのですが、いろいろと調べた結果、東京近郊では19時35分から上映開始の新宿バルト9しか選択肢がありませんでした。しかも、週末の上映スケジュールがネットにも載っていなかったので、意図せず見逃してしまうのだけは避けたかったので、本日観に行くことに決めました(明日は雪が降るみたいだし)。

映画の内容は、台湾が日本統治下だった1931年、台湾代表として全国高校野球選手権に出場し、大活躍した嘉義農林学校野球部(嘉農なのでタイトルがKANO)の実話を描いた内容で台湾映画です。嘉農の弱小野球部に日本人の監督がやってきて甲子園進出を目指し、厳しい練習に明け暮れるのですが、その結果は如何に? これ以上書くと、これから観る人に申し訳ないので止めときますが、思った以上に感動的な映画でした。

台湾で嘉南大圳建設に取り組んだ水利技術者で、台湾では英雄扱いである八田與一の役で大沢たかおが特別出演していますが、先日、川崎のコンサートで知り合ったYKさん曰く、台南市の市長が大沢たかおに似ていると言われていて人気があるそうです(笑)。

映画の中の台湾人は、今のように国語(いわゆる中国語)ではなく台湾語で話し、日本語もなんとも言えない異国のイントネーションでしたが、それがまた絶妙で、ますます台湾と台湾の人達が大好きになりました。謝謝台湾!我很感動!我愛台湾和台湾人!

台湾に思い入れがある人だけでなく、野球が好きな人にも超お薦めな映画です。人生もう半世紀を過ぎましたが、嘉農のエースで4番の呉投手が甲子園のグラウンドに入る瞬間を見たときには、年甲斐もなく、また高校球児になって甲子園を目指したくなりましたよ(汗)。


23:00:00 | tom | | TrackBacks