途夢郷どっと混む

May 15, 2024

簡易ウォシュレット

日本のホテルには当たり前のようにあるウォシュレット（これはTOTOの「温水洗浄便座」の商品名ですが、便宜上「ウォシュレット」と呼びます）ですが、海外のホテルでトイレにウォシュレットが付いていると嬉しいし、韓国や台湾のように比較的ウォシュレットが付いているホテルが多い国や地域の場合には、その有無でホテルを決めることも少なくない私です。

そして今回のマレーシア旅行では、ペナンで宿泊したビーチリゾートホテル『Shangri-La Golden Sands Penang』には無かったものの、クアラルンプールで宿泊したKLCCの目の前にある『Traders Hotel Kuala Lumpur by Shangri-La』にはウォシュレットがありました！でもこれはボタンを押して自動的に温水が出てくる日本のような方式のではなく、レバーを操作して水を出す（温水ではありません）方式なのです。

なので「簡易ウォシュレット」なんて呼んじゃいましたが、TOTOの製品でも無いし温水も出てこないから、正しくいうと「簡易水道水洗浄便座」でしょうかね。でも此処では、引き続き「簡易ウォシュレット」と呼び続けますw。具体的にはどんなモノなのかは、こちらのブログを参照ください。

そしてこの簡易ウォシュレット、実は往路でクアラルンプール（KL）からペナンに乗り継ぐ時のKLIA（Kuala Lumpur INternational Airport）にも設置されていて、復路のシンガポールで乗り継ぐ時のチャンギ空港にも設置されていました。なお、KLIAのは「How to use」の挿絵と違ってレバー式ではなく、水道を捻るようなダイヤル式でしたよ。

ということで、個人的には此のタイプのウォシュレットでも必要十分なので、簡易ウォシュレットが設置されたトイレが世界中の空港や駅などの公共施設、ショッピングモール、ホテル等で増えてくるとGOODだと思っています。そして既にある（増えてきている？）シンガポールやマレーシアも、益々行き易い場所になりました。

23:31:00 | tom | | TrackBacks

May 13, 2024

ガーニードライブの変貌

今回ペナンに行った時に2019年11月に行った時と大きく違ったのが、ガーニードライブ（Gurney Drive）の埋め立て工事でした。2019年に宿泊したホテルは『Evergreen Laurel Hotel Penang』でガーニードライブにあったので、海辺の道路を海を見ながら散策しレストラン等にアプローチしましたが、その海が今は見えない・・・。

「ガーニードライブ開発」でググってヒットした中からプロパティアクセスの記事によると、この埋め立ては海を臨むペナンのウォーターフロントプロジェクト「ガーニーワーフ（Gurney Wharf）」の工事であり、ペナン州で最も有名な観光地であるガーニードライブの近くの埋立地に建設されるもので、その議論が始まったのは2016年とのこと。ガーニードライブの前浜から東へ約5キロにわたって、2019年に52ヘクタールの土地が埋め立てられ、さらに20ヘクタールがガーニーワーフ用に残されていたそうです。

2022年の5月に行われたガーニーワーフの起工式に参列したペナン州の曹観友（チョー・コンヨー）州首相は、「プロジェクトには美しい海を眺める遊歩道、遊園地、ホーカーセンター、駐車場、その他家族が高質な時間をすごし、人々の生活の質を高めるような施設が含まれます」と説明したそうです。

昔のガーニードライブの海辺の道路からは今は海が見えなくなってしまいましたが、埋め立て後にも海辺の道路ができたりするのでしょうかね？既にガーニー・ベイとして人々が入れる公園のビーチ際に遊歩道はできているようですが、今回は入るチャンスがありませんでした。

「工事の完了は2025年初旬が予定」とのことなので、来年の今頃行くと完成しているんでしょうかねぇ。肉骨茶を『Jiashi（家式） Restaurant』で食べた時にガーニードライブの”昔の”海辺の道路を歩いて行きましたが、その時に工事エリアを囲う金網越しから見えたワーカーの動き具合からは、まだ数年掛かりそうな気もしましたがw。

ペナンのクルマの渋滞は4年半目に比べても尋常じゃないくらい激しくなっているので、この工事が終わって渋滞が少しでも解消すると良いと思うのと、現在計画されているというLRTができれば、ペナンでの行動も随分と便利になるのではと思っています。別途報告しようと思ってる、今回たくさん乗ったKL（クアラルンプール）のLRTと同様に。もっとも、ペナンのLRTの計画が実行されたとしても、完成は相当先になると思いますが。

23:48:00 | tom | | TrackBacks

May 10, 2024

チャンギ空港で夜を明かす

昨日がマレーシア最後の滞在となり、22時15分発のScoot便でKLIAからシンガポールのチャンギ空港まで移動しましたが、実は今回の便はチャンギから成田へのダイレクト便ではなく、台北経由の便で出発は今朝の8時45分！ということで（おそらく初めて）チャンギ空港で夜を明かすことになりました。

先ずはチャンギ空港に到着した後に、楽天プレミアムカードに付いているプライオリティ・パスで入れるラウンジ（Marhaba Lounge）に入り、今晩は真剣には眠れないと予想したので、アルコールだけではなく夜食もしっかり取っちゃいました。「日本風カレー」なんてのもあったので、白飯も含めてガッツリ食べちゃいましたよ。そしてタイガービールを1缶飲んだ後は、赤ワインを4杯くらいは飲んだでしょうかw。

そしてシャワーを浴びようかとチェックしたところ、タオルは無くて自分で持参する必要があり、また備え付けのドライヤーは空いていた2つのシャワールームで２つとも「現在はご利用いただけません」的な張り紙がしてあったので、シャワーを真剣に利用し洗髪もしたい場合には、着替えの他にタオル類とドライヤーが必要だと思いました（他にプライオリティ・パスで入れてターミナル1にある、Plaza Premium LoungeやSATS Premier Loungeの状況は分かりませんが）。

ラウンジの最長滞在時間は3時間なのとラウンジ内には横になれる場所が無かったので、深夜2時ちょっと前にはラウンジを出て徘徊していたところ、手摺が無いベンチがあったので陣取って、事前に用意していた空気で膨らまして首に巻く枕とアイマスクで横になりましたが、あまり熟睡できた感覚はありませんでした・・・。ちなみに大事なものが入っているリュックはベンチの上に載せ、その上に脚を乗せていました。途中、警察官が来てボーディング・パスとパスポートのチェックをされましたよw

4時過ぎると周りが結構賑やかになってきたので起き、事前に調べておいた横になれるベットがある仮眠ゾーンを探して見つけましたが、そんなに数があるわけでは無いので満員・・・。でもトイレに入ってから戻ると１つ空きができていたので、そこで2時間ほど横になって快適に過ごしていましたよ。

後で調べたところこの類の仮眠ゾーンはMarhaba Lounge近くにもあって場所もチェックしたので、次回もしまたチャンギ空港で夜を明かす必要が出た場合には、ラウンジでアルコールを飲んだ後に真っ先に行って、空いていたら横になって快適に熟睡したいと思っています。

7時くらいになってからは24時間開いているフードコートで朝食をとり（海南チキンライスを食べました）、その隣にバーがあったので時間調整を兼ねてチャンギ・ブリーズというクラフトビールを飲んでから（1 pintサイズだったけど、物価が高いシンガポールかつ円安なので、驚愕の2,500円弱でしたよ！）、定刻通り8時45分に台北に向けて出発しました。

ということで、チャンギ空港で夜を明かすのは予想通り快適でした。今回は初めてということもあってかあまり熟睡できませんでしたが、きっと次回は仮眠ゾーンのベッドに横になれたら爆睡できるのではと思っています。お泊まりセット的にタオルと着替え、そしてドライヤーを入れたバックを別に用意していたら、更に快適になれると思いますよ。

23:54:00 | tom | | TrackBacks

May 06, 2024

マレー鉄道でKLへ

ペナンでの慌ただしくも充実した3泊4日を終えて今日はKLに移動する日ですが、11年半前（2012年の12月）はバズで移動し快適だったので今回もバスで移動することを考えていました。でもペナンで一緒だったHさんが昨日イポーにマレー鉄道（KTM：Keretapi Tanah Melayu）で移動したのと、ペナンの工場に2回目の赴任をした時（2011年）に別部門の同僚だったペナン在住日本人のKさんが最近「初めてマレー鉄道でKLに行った」という投稿をFacebookにしてたの見て、「そういえば自分もマレー鉄道って1回も乗ったことない・・・」と再認識し、今回はマレー鉄道で移動することにしました。

チケットはKTMの専用アプリをスマホにダウンロードしてから座席指定で買えるのですが、2日前の土曜日に予約した時には結構な混雑度で、空きは10席も無かったと思います。12時45分発でKLセントラル駅に17時に到着する列車にしたのですが、「もうちょっと早めに着きたいかも」と思ったので他の便を探すも、その前の便は7時台で、しかも空きが無い状況でしたよ！ちなみに12時45分の次の便は16時台だったので、ペナンからKLまで行く便は3時間から5時間に1本という感じでした。

ちなみにチケットを座席指定で買う際に、既に予約済みとのところには「F」や「M」の表記があり、これは女性か男性かを示していました（アプリに登録する際に性別を選択します）。イスラム教徒の場合、知らない異性と近づき過ぎるのはあまり宜しく無いので、私の場合は「M」の隣の席を取るのがエチケットとのことです。なお、空いている席は「W」と「A」と表示されていて窓側と通路側のことですが、2列・2列だしUIのイラスト見ればわかるので、特に別表記にする必要は無いと思いましたよw

バタワースのペナン・セントラルまではフェリーで行きましたが、バイクと人のみでクルマは載っていませんでした。ペナン島からマレー半島側のバタワースまでフェリーで行くのは覚えていないくらい昔ですが（1996年から98年まで駐在していた時にクルマごと数回だけだったと思います）、フェリーターミナルでRM2（65円）でチケットを買い（現金は使えないので、VISAタッチのクレカで買いました）、レシートのようなチケットのQRコードを読み込んで改札に入ると、ちょうど数分後に出港する便があって足早に乗り込み、乗船時間15分程度の海上遊覧を楽しみました。

KLまで行く列車の出発までは1時間以上あるので、ペナン・セントラルの中で適当にランチを食べながらビールを飲もうと思っていましたが、KTMの駅構内には売店くらいしかなくて改札入らないとエアコン無しで暑いので、バス乗り場と同じメインの建物に戻ってローカルチックなレストランでナシゴレンをオーダーしました。でも隣にあるセブンイレブンで缶ビール買って飲むのは相応しくないような気がしたので、缶ビールはナシゴレン食べた後に買って別の休憩スポットで飲みましたよ。

良い意味で予想外wに定刻の12時45分に出発したKTMの列車は、車両内の電光掲示板の表示を見るかぎり最高時速は140km/hでした。出発して直ぐに「フェリーでペナン・セントラルに来てKTMに乗ってKLまで移動中」という内容の投稿をFacebookにすると、ペナンの工場のインド系の元同僚から「良い選択だ。風景を楽しんで！」的なコメントが来ましたが、出発して暫くは殆どが椰子の木の景色・・・（笑）

でもそのうちBukit Merahの湖を横断する際に、運転手さんが「今から湖の前を通過するからシャッターチャンスだよ」的なアナスンスがあり（そういえば、Batik Airでも富士山の上を通過する際に、同様のアナウンスがあったのを思い出しました）、他はマレー語のみだったけどこれはマレー語と英語のバイリンガルでしたよ。

イポーの近くで山頂がウサギの耳のように見えた山があったので撮影しGoogleの画像検索したところ、Bukit Singaの『和車獅子山』だそうですがあまり情報はなく、イポーを過ぎてBats Gajahの辺りはマップAppで見ると穴ボコのように見える沼だらけでしたが、車窓からは特にシャッターチャンスのような風景には出会えませんでしたw。

そして16時45分くらいにKLタワーが見えた後に「やっと着いたかー！でも随分と前倒しだな」と思ったけど誰も降りようとしなかった駅は「セントラル」が付かないKL駅で、「ハリーポッターに登場する駅に似ている」とKさんがFacebookの投稿で言及していた駅でした。その後、終点のKLセントラル駅に着いたのが16時55分くらいだったので、やはり前倒しで到着しましたが、個人的には「のんびりしているマレーシアなのに珍しい」と思っちゃいました（笑）。

ところで、KさんのFacebookの投稿にコメントした時に返信で知らせてくれたのですが、車内のエアコンが本当にガンガンに効いていてギンギンに冷えていて、もし知らないでTシャツ1枚で乗っていたら凍えるところでしたよ。その事前情報にて若干厚めの生地の長袖パーカーを着ていましたが、下が短パンだったからか、それでもちょっと寒いくらいでした。車内の電光掲示板に表示される室温は22℃でしたが、もっと冷えている感じでしたよ。

23:44:00 | tom | | TrackBacks

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