途夢郷どっと混む

April 19, 2023

コロナ後の出入国

今回の韓国旅行は2019年11月以来3年半振りに日本を出入国したことになりましたが、その間に「まさかこんな世の中になるとは！」と全く予想もしなかった新型コロナウイルスの世界的なパンデミックがあったので（そのせいで海外旅行もできなくなったのですが）、暫くぶりだったことも含めて、今回の出入国はコロナ前の前回とは違うものになりました。

まずは出国するにあたり、コロナ禍で10年間有効だったパスポートの有効期限が過ぎていたので再取得したのはこの日記にも書きましたが、韓国への入国にあたって海外用のワクチン接種証明書をアプリに登録しました。そして韓国入国時の検疫を簡単にするQ-CODEを入国3日前に登録しておきました。

成田空港ではセキュリティチェックのエリアに入るのにチケットを確認する職員がいなくなってチケットのバーコード自動読み取りになり（接触機会を減らすためでしょうかね）、ボディチェックは金属探知機からボディススキャナー（CTスキャンのような装置？）が設置されていました。でも出た後に職員さんにボディタッチでボディチェックもされましたよw。イミグレは事前登録無しでも無人化ゲートになっていましたが、顔認証ゲートはコロナ前に既に導入されてた気もします。

なお、マスク着用は個人の判断になったので成田空港でも着用を求められることはなく、私は終始外していました。そして飛行機の中でも着用義務は無かったので、機内でもずっと着用せずにいましたよ。私の感覚では、空港でも機内でも着用している人が7割で外している人が3割くらいでした。

韓国入国時には顔写真と人差し指の指紋の登録を求められました。これはハワイもマレーシアでも同様だった気がしますが、いずれもコロナとは関係ありませんね。なお、パスポート取得後に申請し即日承認された、米国のESTAに相当する韓国のK-ETA（電子旅行許可制度）は、韓国政府が日本や米国、台湾など22カ国・地域を対象に4月1日から2024年12月31日までの一時的な措置として免除を発表したので、申請料約1,000円損しましたよwww。

5月8日以降は日本に入国する際にワクチン接種証明書も陰性証明書も不要になるので、次回の韓国旅行では変化があると思いますが、今回の帰国時に仁川空港のAir Busanのカウンターでチェックインする際にはワクチン接種証明を確認されました。そして仁川にもボディスキャナーがあり（検査する時の取るポーズが、成田のとは違いました）、イミグレも指紋と顔認証で自動化。指紋は右手のみ要求されました。

入国時に成田では接種証明を見せる場所は無く、入国審査は顔認証で無人ゲートでしたが、今回初めて経験したのが税関審査の自動化システムです。Visit Japan Webに登録して最後に表示されたQRコードを無人化ゲートで読み込ませて自動で終了しました。でもQRコードだけでなくパスポートの読み取りもあるので、税関員にパスポートと紙の申告書を渡して通過する方が面倒ではなかった気がしますw。

空港の職員さん達が「接触機会を減らす」という意味では、全ての無人化ゲートが効果的だとは思いますけが、ツーリスト同士は指紋認証の際に間接的に指接触するんですよね。コロナ前にはあまり気にならなかったことも、パンデミック後だとちょっと気になっちゃいました。さすがに指紋をかざす前後でアルコール消毒するまで神経質ではありませんけどねwww。

23:09:00 | tom | | TrackBacks

April 15, 2023

マイナンバーカード

3月末に家内がマイナンバーカードをやっと取得し、我が家も遂に全員が取得しました。家内の場合、申請してから取得までに2ヶ月程度待たされたそうで、この辺のリードタイムの長さも普及するスピードを阻害していたと思いますよ。

総務省の「マイナンバーカードの交付状況」のページを見てみると、4月9日現在の申請状況（申請率）が76.5％に対して、その下にある「交付枚数等について」の数字が、3月末時点ではあるものの67.0％と申請率に対して9.5ポイントギャップがあるので、このギャップの人達が家内のように受け取りまでの待たされ組なんでしょうね。

ところで、期限が切れてしまったパスポートを新たにゲットしたので、デジタル庁が発行している新型コロナワクチンの接種証明アプリで海外用の接種証明書も取得しましたが、その時にマイナンバーカードにかざしました。そして3月上旬に確定申告をe-Taxで実施した時にも、マイナンバーカードにかざしました。

この“かざす作業“が何気に面倒だと思うのは私だけでしょうか？本人確認の書類としては未だ未だ運転免許証を使っていて、（字が小さくて見辛い）マイナンバーカードは普段取り出すことは殆ど無く、カバンの奥にある大きな財布の中に入れているので、かざす作業を促された時にいちいち取り出すのが煩わしく、「マイナンバーカード自体をスマホの中に読み込めないのかなぁ」と望んでいます。

今後、健康保険証がなくなってマイナンバーカードに統一されるのなら使う頻度も高くなるのかも知れませんが（BKGみたいな病気にならなければ、滅多に病院には行かないけどw）、免許証も含めて物理的に複数枚になっている証書類のカードが全てマイナンバーカードに統合されてスマホの中に電子カードとして入ってくれれば、めちゃくちゃスマートになると思うんですけどね。河野さんに期待しましょう。

23:57:00 | tom | | TrackBacks

April 08, 2023

母との言語

昨日はS社時代の同僚でドイツ在住のNさんが2人の子供を連れて里帰り来日していたので、招集が掛かったS社時代の同僚達と一緒に品川の『しながわ畑』で親睦会がありました。もう1名女性がいて子供連れだったので、子供3人、大人10名の賑やかな会となりましたよ。

Nさんはご主人がドイツ人なので子供達（長男、長女）も見事に東洋と西洋がミックスされたハンサム＆美人ちゃんなのですが、そんな風貌ながら日本語を流暢に話していました。ヘアカットの話になったら「うん、床屋に行ってきた」なんて話をネイティブの日本人となんら変わらないアクセントで話していましたよ。“ヘアカット“ではなく、今どきの日本人が使わないような“床屋“なんて単語が出てきたしw。

子供達は家ではNさんと殆ど日本語で話しているからですが、一般的には異国に住んでいるハーフの子供でもお母さんの言語を話せるようになることが多いのではと思います。台湾在住時代、日本人学校にはお父さんが日本人でお母さんが台湾人の子供達が生徒の三分の一くらいいましたが、その子供達は家でお母さんと中国語や台湾語で会話するので、中国語や台湾語を話せる子供達が殆どでした。

ちなみにNさんの長男Rくんはドイツで日本語の補習校にも通っているので漢字も小学校5年生くらいまでのは全部わかるそうであり、コロナ禍に宮城の実家に里帰りした時には3ヶ月ほど滞在し、Rくんは実家近くの小学校に通学していたそうです。昨日の会話の状況を見ていたら日本の普通の小学校に通っても全然問題無いでしょうし、今回も10日程度通学するそうですよ。

毎年恒例になればRくんも同級生との1年ぶりの再会が楽しみになるでしょうし、同級生たちも楽しみになり「いつかドイツに行ってみたい」と思うようになると思いいますよ。異国に友達がいるのは其の国に“行きたい意欲“が醸し出され、私もマレーシアや台湾、そして香港、中国に今後も行きたいと思うし、行く時にはついつい旧友達に声掛けて飲み会しちゃいますからね。

ところで同じ環境（お母さんが日本人で異国に在住）で育ったはずのWBC侍Japanのメンバーだった“たっちゃん“ことラーズ・ヌートバーですが、彼は日本語全く話せなそうですよね。どのような方針、子育ての仕方だったか分かりませんが、もしかしたら幼少の頃、仕事をしていたお母さんと一緒にいる時間よりも、ベビーシッターやお兄ちゃんやお姉ちゃんと一緒に遊んで会話している時間が長く、お母さんの言語で話す機会が無かったのではと想像しています。

たっちゃんは日本のプロ野球でプレイすることも望んでいるようなので、きっとこれから日本語の勉強も真剣に始めるのではと思うし、日本でプレイし生活するようになったら、彼の日本語レベルの成長を見るのも楽しみかも知れません（笑）。

23:11:00 | tom | | TrackBacks

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