途夢郷どっと混む

September 29, 2021

望遠レンズの倍率

コンパクトデジタルカメラ（コンデジ）から写真に入った私は、”望遠”と言えば「光学〇〇倍ズーム」っていう表記に馴染みが深く、一眼レフカメラのレンズのように焦点距離18-200mmや150-600mmと書かれていても、これがコンデジの”何倍”に相当するのか俄にはイメージ出来ませんでした。

ということで改めて調べてみました。私が月面を撮るときに使うニコンのCOOLPIX P900が”光学83倍”と謳われていますが、焦点距離が4.3-357mmなので「357÷4.3で83倍」なのでした。この理屈から言えば、上記一眼レフカメラのレンズは前者が約11倍、後者が4倍となります。

でも「焦点距離600mmの方が357mmよりも大きく見えそうだけど、一眼レフカメラに600mmのレンズ着けてもP900のような月面の写真は撮れないと思う・・・」となりますが、P900の仕様には「35mm判換算24-2000mm相当の撮影画角」という表記があります。2mの超長い望遠レンズなら一眼レフカメラでも月面撮れそうですよね。

「35mm判換算」や「35mmフィルム換算」という表記がデジカメの仕様によく出てきますが、これはフィルムカメラの時代の画角が35mm（35mm x24mm）だからであり、カメラのハードウエア、特にイメージセンサー（撮像素子）の違いによる撮れ方の差を、同じ物差しに換算して比較し易くしているのです。ちなみにフルサイズのイメージセンサーは「36mm × 24mm」なので、フルサイズの一眼レフカメラに焦点距離600mmのレンズを付けたら、35mmフィルム換算でもそのまま600mmと思って良いそうです。

では「何故ニコンのP900の最大焦点距離357mmが35mm判換算で2000mmになるか？」というと、前述のセンサーサイズの違いなのです。P900が使っているイメージセンサーは「1/2.3型センサー」でサイズは「6.2mm x 4.7mm」。換算する時は対角線の比率で決めるので、昔習った「横幅の2乗と縦幅の2乗の和の平方根」で対角線の長さを計算すると、P900のは約7.78mm。対して35mmフィルムのは約42.43mmとなって5.45倍。357mmを5.45倍すると約2000mmになります。

ちなみに私が持ってる一眼レフカメラはSONYのNEX-6もニコンのD5600もイメージセンサーは”APS-C”と呼ばれるサイズで「23.6mm x 15.8mm」なので、35mm換算にするには便宜的に1.5倍すれば良いそうです。従って私が持っている焦点距離18-200mmのレンズの場合は、35mmフィルム換算で27-300mmということになります。

これでもコンデジの”光学〇〇倍”が一眼レフカメラでは何倍になるのかパッとイメージ出来ませんが、私が持っているコンデジの35mm換算がニコンP900の場合「焦点距離24-2000mm」で光学83倍、SONYのサイバーショットHX30Vの場合は「25-500mm」で光学20倍なので、27-300mmは「300÷27」で11倍となりますが、P900の広角側と比較して「300÷24」で12.5倍と言っちゃって良いのではと思っています。

ちなみに人間の視野角にもっとも近いと言われているのが「35mmフィルム換算で焦点距離50mm」だそうなので、P900の2000mmなら40倍、HX30Vの500mmなら10倍と考えるのが、望遠鏡や双眼鏡の倍率と同じように考えられてGOODだと思います。きっと40倍の望遠鏡で見たら、P900の光学83倍で撮った時と同じような月面が見えるのでしょう。

と、なんでこんな面倒臭い計算をしようと思ったかというと、先週土曜日の日記「ミラーレス一眼回帰」の最後の方に「D5600の使用頻度が減りそうですが、最近野球場でよく見かける若い女子達でも持っているような大きなズームレンズの導入を検討してみましょうかね」と書きましたが、有言実行でシグマの『150-600mm F5-6.3 DG OS HSM』レンズをフリマで買っちゃったのです！

このての望遠レンズって20万超えるのが当たり前だと思っていた中でシグマブランドのは比較的リーズナブルな価格であり、フリマだと10万以下で出ているので買っちゃいました。

ということで「このレンズはコンデジで言うところの”光学〇〇倍”に相当するのだろう？」と思い今日の日記に至ったのですが、”光学的”に考えたら「600÷150」で4倍となるものの、コンデジの表記倍率相当では、そんな小さな値ではない筈です。

そして導き出したのは、シグマのレンズの最大焦点距離が600mmでニコンD5600のイメージセンサーはAPS-Cなので、1.5倍すると35mmフィルム換算で900mm。コンデジ比較では「900÷24」で約38倍、そして人間の眼では「900÷50」で18倍相当となりました。これだと倍率のイメージがし易いです。

次の野球観戦は来週の火曜日ですが、どんな写真が撮れるか楽しみです。その前に、城島海浜公園に行って飛行機でも撮ってこようかな。

23:05:00 | tom | | TrackBacks

September 24, 2021

私のデジカメ遍歴

昨日の日記でカメラの話題に触れた時に、ふと「これまでにデジカメって何台買ったんだろ？」と思ったので棚卸ししてみました。

自分が人生で初めて使ったデジカメは会社で買った『Apple QuickTake 100』ですが、初めて買ったのはSONYのサイバーショットの1号機『DSC-F1』でした。当時マレーシアのペナンに住んでいましたが、その時にプライベートのホームページを開くきっかけになったと言っても過言ではないでしょう。

ということで、私のデジカメ遍歴（購入したもの）を覚えている感想と共に記します。最初に購入時期を書いときましたが、日記替わりのブログを書くようになってからは結構正確なものの、それ以前はうろ覚えのところがあるのでお許しください。

1. SONY サイバーショット DSC-F1
1997年？月。レンズとフラッシュが180度回転し使い勝手が良かった。電池が15分くらいしか持たず、予備のバッテリーを3個くらい買った。

2. オリンパス CAMEDIA 820L
1998年？月。DSC-F1があまりにも電池が持たなかったのと、オプションで防水プロテクタがあったので購入し、マレーシアのマリンリ・ゾートで便利だった。

3. オリンパス CAMEDIA C-900ZOOM
1999年？月。水深30ｍまで潜れる防水プロテクタがオプションであり、当時マレーシアでハマっていたスキューバダイビング用に衝動買い。おかげで水中写真がたくさん撮れるようになった。

4. SONY サイバーショット DSC-P1
2001年？月。水深30ｍまでのマリンパックがオプションであったので、台湾在住時にSONY回帰として買い替え。

5. オリンパス CAMEDIAC-21T
？年？月。全然覚えていないが、過去メールを検索たら出て来た。台北の電脳城で8割引で安売りしてたのでサブ機として買ったもよう。

6. SONY サイバーショット DSC-T1
2003年11月。SONY初の薄型デジカメが出たので衝動買い。そのデザインに「さすがSONY！」と感動した記憶があるが、DSC-P1のデザインがダサかったので余計にそう思ったかも。

7. SONY サイバーショット DSC-T9
2005年12月。薄型ボディに手振れ防止機構付きだったのでT1から買い替え。ソニースタイル・ドットコムの購入者数量限定特典の吉田カバン製ケースのプレゼントにも釣られた。

8. SONY デジタル一眼レフカメラα100 DSLR-A100
2006年10月。私にとって初めて所有する一眼レフカメラは、やはりSONY！香港生活時代に子供達の運動会などで大活躍した。連写するので、この頃から一気に撮影枚数が増えた。

9. SONY サイバーショット DSC-H70
2011年10月。中国に出張が多かった頃スマホで写真を撮っていたが、「何処かに出掛けて綺麗な写真を残したい時には、やはりデジカメの方が使い勝手が良い」と思い、深センの電脳城で購入。

10. SONY サイバーショット DSC-HX30V
2012年11月。光学20倍ズーム、マクロ1cm、1,820万画素、WiFi対応、GPS付きという殆どフルフルで、DSC-H70からの買い替えとしてついつい購入。DSC-H70をトレジャーファクトリーで売ろうとしたら海外製品なので値段が付かなかった。

11. SONY デジタル一眼カメラα NEX-6
2013年12月。自身初のミラーレス一眼レフカメラもSONY。一眼レフカメラとしてはα100からの買い替えなので、ファインダーが付いていることがキーポイントだった。

12. ニコン COOLPIX P900
2016年11月。何かのネット記事で月面のクレータまで撮れるのに感動し、価格も値頃になっている頃に衝動買い。

13. ニコンデジタル一眼レフカメラ D5600
2018年12月。NEX-6＋タムロンのレンズB011の調子が悪くなった時に、本格的な”ミラーレスでは無い”一眼レフカメラが欲しくなり、レンズ『AF-S DX NIKKOR 18-200mm f/3.5-5.6G ED VR II』と共に購入。P900の流れからSONYではなくニコンになったが、まだまだ機能を全然使いこなせて無い。

う～ん、予想はしてましたが、随分と買ってますね（笑）。家族用として、以下の2台も買っていました。
14. SONY サイバーショット DSC-U10
15. SONY サイバーショット DSC-W570

U10なんて全く覚えていませんが、W570の方は30m防水の純正マリンパックがあったのでフリマで買い、元紀とホノルルマラソンに行った時にスキューバーダイビングで使いました。今後もスキューバダイビングのチャンスがあれば使うでしょう。

23:10:00 | tom | | TrackBacks

September 17, 2021

NewsPicks ニュースレター

私が拝聴しているPodcastの一つに『NewsPicks ニュースレター』があるのですが、これはソーシャル経済メディア『NewsPicks』で毎朝配信されるニュースと連動して、5分間で1つだけ「今日知っておきたいニュース」を解説する番組です。わたし的には内容も面白いのですがメンタリストDaiGoのような声の野村高文氏（NewsPicksエディター／プロデューサー）の話し方も心地良いです。

ところで皆さんはニュースアプリは何を使ってますでしょうか？私は『Yahoo!ニュース』ですが、世間的には千鳥やダウンタウンをCMに起用していて家内も使っている『スマートニュース』のシェアが高いのかなと思いつつ、このPodcastから”ソーシャル経済メディア”と自負している『NewsPicks』アプリを最近あらためてダウンロードして見るようになりました。

『NewsPicks』はスマホのアプリ版だけでなくWEB版もありますが、「経済を、もっとおもしろく」というモットーで国内外の経済ニュースを厳選し、専門家のコメントや世論のチェック、コメントのシェアまでワンストップに完結できるビジネスパーソンのためのソーシャル経済メディアなのです。

特徴は、
1. 国内外の経済ニュースを厳選
ハーバードビジネスレビュー、ブルームバーグ、MITテクノロジーレビュー、ダイヤモンド・オンライン、ウォール・ストリート・ジャーナルなど90以上の提携メディアから、今読むべき主要なニュースを厳選してワンストップで読むことができる。ビジネス、テクノロジー、政治・経済、金融・マーケット、教育、スポーツなど、幅広いトピックを網羅。

2. 専門家によるニュース解説
各界の専門家がコメンテーターとして活躍中で、上場企業の社長、金融業界の著名アナリスト、有名企業の人事担当者など、20ジャンル100名以上の著名人・専門家（プロピッカー）や、第一線で活躍するビジネスパーソン（ピッカー）の解説コメントを合わせて読むことで、ニュースがわかりやすく、深く理解できる。

3. 多角的な理解が深まる
300万人以上のビジネスパーソンが利用中。コメントから多角的な知見を得られる。

4. 各分野のスペシャリストが集う編集部によるオリジナル記事
・敏腕経営者が語る、勝機を見出した瞬間
・有名企業採用責任者が語る「今年採りたい人材の条件」
・世界経済の現状がわかる、ストラテジーレポート
・アナリストレポートで分かる、注目企業の戦略
・金融業界に精通するキーマンが語る、業界の行く末
・世界のスポーツビジネス最前線

5. イラストや図解で、簡単に経済がわかる
・話題のニュースを、図解されたインフォグラフィックで徹底解説
・空き時間に3分で読めて、簡単に理解できるスライド

6. オリジナル動画で、もっと経済を面白く
・ビジネスアイデアを募集し、優れたアイディアに賞金が贈られる新時代の起業リアリティショー「メイクマネー」
・著名人が話題のニュースに深く切り込む動画コンテンツ「WEEKLY OCHIAI」

7. こんな方にオススメ
・国内外の質の高い経済情報を確実に収集したい
・忙しい中で、絶え間なく変化する情報をいち早くキャッチしたい
・就活（就職活動）や仕事で業界研究、企業研究をしたい
・ニュースに対する専門家や著名人の考え、意見が知りたい
・自分の知識や知見を多くの人とアウトプット、シェアがしたい

そして有料購読オプションがあるのですが、通常の無料記事に加え編集部オリジナルコンテンツ、有料経済メディアの記事を読むことができるのだそうです。月額プランだと月1,500円とサブスクとしては結構な金額なので私は未だ購読してませんが、有料購読オプションで見られるメディアは、
・The Wall Street Journal
・Harvard Business Review
・The New York Times
・Bloomberg Businessweek
そして落合陽一の「WEEKLY OCHIAI」、ホリエモンの「HORIE ONE」などオリジナル動画が見放題だそうです。

23:58:00 | tom | | TrackBacks

September 11, 2021

Smart Lockをアップグレード

6年前に我が家の玄関に『Qrio Smart Lock』を導入し、玄関の鍵の開閉はiPhoneやApple Watchから出来るようになっていましたが、先日そのQrioから『【下取り】Qrio Lockが10,000円OFFで買える!』というタイトルで、「旧製品ご利用のユーザー様限定買い替えキャンペーン」という内容のEメールが来ました。

「旧製品とは何が違うの？」と7つの進化が記されていましたが、
①動作スピードが10倍に
②1ドア2ロックの場合、2台同時施錠が可能に
③カギ状態がわかるので、カギ状態の勘違いを防ぐ
④ハンズフリー解錠の精度が大幅向上
⑤ホテルのようなオートロック
⑥スマホをお持ちでない方も操作できるQrio Key
⑦機種変更しても、面倒な再登録が必要ない

わたし的には①③④⑤が魅力的なので、早速詳細を専用のWEBから見てみると、
・旧製品：Qrio Smart Lock(Q-SL1)の下取りで、Qrio Lock(Q-SL2)が10,000円OFFの特別価格（25,300円→15,300円）
・本キャンペーンは限定500台
・キャンペーン期間は、2021年9月1日(水)17:00 ～ 2021年9月30日(木)23:59
・旧製品：Qrio Smart Lock(Q-SL1)1台につき、Qrio Lock(Q-SL2)1台までの購入
・本キャンペーンでの購入に際し、手元のQrio Smart Lock(Q-SL1)を指定の住所まで送付する必要がある
・本キャンペーンで購入したQrio Lock(Q-SL2)は、下取り製品の到着確認後、順次発送

んん、旧製品を先に発送？そうなるとQ-SL1を発送してからQ-SL2が届くまでの期間、Smart Lockが使えなくなり超不便なので下取りキャンペーンに申し込むのはやめましたが、Q-SL1を既に6年も使ったのと、Q-SL1はソフトウェアのサポートも終了しているのでアップグレード自体には意向があり、フリマアプリで探してみました。

殆どが1.7万円から2万円で出品されていて、Amazonでは新品が19,200円でしたが、メルカリとPayPayフリマの両方に出品されていた1.5万円のを見つけました。更にPayPayフリマは期間限定の15％オフ最大1,500円のクーポンが思いがけず在ったので、それを使ってポチして13,500円でゲットしましたよ。

そして今、①の「動作スピードが10倍に」を実感していると共に、④のハンズフリー解錠は超便利ですね。施錠されている時に外から玄関に近づくと、ホント、自動的に玄関の鍵が開くのですよ。なお、⑤のオートロックは普段の生活では鍵閉じ込みのリスクの方が大きいのでセットするのを止めました。

また、旧製品Q-SL1の時には『Qrio Hub』が在ってもセキュリティ上できなかった、Amazonアレクサで「玄関の鍵を開けて」という解錠も出来るようになりました（パスワードを登録し、解錠の時は其れを声で発する）。朝、リビングでマッタリしてから新聞を取りに行く時に便利です。

23:09:00 | tom | | TrackBacks

September 10, 2021

USB Power Delivery

今更ですが（笑）、モバイルバッテリー常備で iPhoneなどの高速充電を必要としたことが無かったので、これまで『USB Power Delivery（USB PD）』を意識したことも殆どありませんでした。実際には昨年のAmazonサイバーマンデーの時に、AnkerブランドのUSB PD対応のUSB-Cポートが1つとUSB-Aのポートが4つあるPowerPortをテレワークのデスク用に買って使っていましたが、USB PDを意識したことは無かったのです。

それが最近、MagSafe対応のモバイルバッテリーをAmazonで買ったのですが（初めて目にするAEOEOブランドの容量8000mAhのモノ。充電はLightningケーブルかUSB-C ケーブルで出来るタイプ）、こいつを一般的な5V/2A出力の電源アダプタからLightningケーブルで充電するとメチャクチャ時間が掛かり、USB-Cに至っては何故か充電出来なかったのです。

で試しにテレワーク用のデスクにあるAnker PowerPortのUSB-Cポート（USB PD仕様）に繋いでUSB-Cケーブルで充電したところ、5V/2A出力の電源アダプタで充電出来なかったのが嘘のよに充電でき、しかも短時間でフル充電出来たのです。

ということでリビング用にもUSB PD仕様の電源アダプタが欲しくなってAmazonでポチっし、翌日の午前中に届きました。買ったのはDIGIFORCEブランドのシャレオツなタイプで、色はネイビーブルーにしました。サイズは5x5cmで厚さも3cmしかないのに、GaN（窒化ガリウム）半導体を採用していて65Wの高出力。更に給電中も殆ど熱くなら無いという優れモノです。

これまではリビングにLightning仕様のiOSデバイス用とUSB-C仕様のデバイス（iPad ProとMacBook Air）用に2つの林檎社純正の電源アダプタを挿してましたが、このDIGIFORCEはUSB PDのUSB-Cポートと一般的なUSB-Aポートが1個ずつ在るので、これ1個で賄えてスッキリ。ちなみに火曜日はこの製品がタイムセールで25％オフで買えました。

23:38:00 | tom | | TrackBacks

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