途夢郷どっと混む

May 25, 2020

アニメ・漫画の街

テレ東の『出没！アド街ック天国（アド街）』では「アニメ・漫画の街アド街セレクション」として、2週に渡って各10箇所、合計20の街が紹介されていました。いい歳になってからはアニメや漫画にそれほど関心がなくなった私なので、巡礼するようなアニメオタクでも全くありませんが（笑）、新コロが解消して出掛けることが自由になった時の訪問先の候補として、備忘録を兼ねて記しときます。

1. 神田：江戸の下町が萌えている？
女子高生がアイドルを目指すというストーリーの『ラブライブ！』には神田の街が多く登場しているとのこと。神田明神では『ラブライブ！』の御守りや絵馬だけでなく、『こち亀』とコラボの絵馬も販売されているそうです。

2. 大泉学園：街のためにひと肌脱ぎます！
日本初の長編カラーアニメ『白蛇伝』を製作した東映アニメーションが此処にあることから「日本アニメ発祥の地」と呼ばれているそうです。松本零士さんは半世紀以上大泉に住んでいるとのことで、駅の発車メロディは『銀河鉄道999』で、商店街の名前も「大泉ゆめーてる商店街」だそうです（笑）。

3. 横浜：文豪がハマで大暴れ？
実在する文豪をモデルにしたキャラクターたちが闘うアニメ『文豪ストレイドッグス』で、「架空都市ヨコハマ」としてみなとみらい周辺のスポット、山下公園、横浜スタジアム、横浜市開港記念会館、横浜税関庁舎、横浜学園高校等々が登場しているそうです。

4. 赤羽：街のディープな魅力の見つけ役！
安くて楽しい酒場が多く、最近では「住みやすい街」としても人気な赤羽ですが、『東京都北区赤羽』では作者の清野とおるさんが、赤羽での強烈な実体験を描き続けてきたそうです。

5. 飯能：山から街を萌えおこし！
女子高校生が全国の登山に臨むアニメ『ヤマノススメ』の随所に、主人公たちが暮らす埼玉飯能の飯能河原やトーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園などが登場するとのこと。明治天皇が山頂から軍隊の演習を視察したことが名前の由来である天覧山も紹介されていました。

6. 吉祥寺：漫画のカリスマも住んでいます！
多くの漫画家が仕事場や自宅を構えている街で、『GTO』や『ろくでなしBLUES』など吉祥寺の風景が登場する作品も多いそうです。『すすめ!!パイレーツ』の江口寿史先生が商店街のイラストを手掛けたり、漫画出版社が手掛ける居酒屋などがあるとのこと。

7. 練馬：南ちゃんのナポリタンに出会える街！
『タッチ』や『みゆき』の作者あだち充先生がかつて練馬に住んでいて、作品には練馬の風景がよく登場しているそうです。喫茶アンデスも作品に登場する喫茶店で、ご本人もよく打ち合わせに利用していたとのこと。此処の名物ナポリタンは『タッチ』の南ちゃんが実家の喫茶店で作っていたスパゲティのモデルといわれているそうです。

8. 箱根：人気温泉郷が新たな首都に！？
『エヴァンゲリオン』では箱根が新たな首都「第3新東京市」になるという設定で登場し、富士山や芦ノ湖などが描かれていて箱根湯本駅も「新箱根湯本駅」として登場しているそうですが、新作映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の公開に向け街は「箱根エヴァ化計画」なるものを実施中だそうです。エヴァンゲリオンのマークの入った小田急ロマンスカーをはじめ、高速バスや公衆トイレ、ロープウェイの桃源台等々、街の至る所でエヴァンゲリオンのキャラクターに遭遇できるのだとか。

9. 山谷：人間くさい街が生んだ名作！
三ノ輪のすぐ近くにあった山谷は昭和の時代は安宿と日雇い労働者の街だったようですが、この街から世界へ羽ばたくボクシング漫画『あしたのジョー』が生まれたそうです。ちばてつや先生は当時何度も此処に通い、ジョーが生きる街の風景や匂いまで描き出そうと街を歩き回っていたのだとか。

10. 大洗：ファンと街の人々が相思相愛！
1月にアド街で放送した大洗の特集で初めて知りましたが、女子高生が戦車で戦うアニメ『ガールズ＆パンツァー』の舞台が大洗。街中で見かけるキャラクターパネルは大洗の商工会が作成し、150体のパネルが各所に置かれているのだとか。あんこう鍋、食べたいです。

11. 館林：暑い街から極寒の地を目指す！
毎年夏になると猛暑のニュースで常連の館林を舞台にしたアニメが『宇宙（そら）よりも遠い場所』で、館林で暮らす女子高生が南極へ行くという夢を目指す物語だそうです。作中にも出てくる花山うどんは、ご当地うどん日本一を決める大会で三連覇して殿堂入りし、南極観測隊の食事にも使われたそうです。

12. 深大寺：妖怪タウンで脳を洗濯！
調布に50年以上暮らし名誉市民でもある水木しげるさんが毎日のように散歩に出かけていた場所で、『ゲゲゲの鬼太郎』にも深大寺界隈のスポットが多く描かれているそうです。鬼太郎茶屋では御朱印帳が販売され、目玉餅や一反もめんの茶屋サンデーなどが食べられるとのこと。

13. 立川：ブッダとイエスが街に降臨！
再開発で近未来的になった立川は、秋葉原に続くサブカルの聖地として進化していて多くの作品の舞台となっているそうで、世紀末を終えたブッダとイエスがバカンスを楽しむという物語『聖☆おにいさん』の舞台も立川とのこと。海のない立川市に突如として現れた日本最大のフェイクビーチ「タチヒビーチ」の海は書き割りだけどリゾート感は満載だそうです。

14. 聖蹟桜ヶ丘：胸キュンの初恋が蘇る街！
スタジオジブリの『耳をすませば』の舞台のモデルとも言われているそうで、主人公の雫が図書館や地球屋へ向かう時に使っていた階段を登った先にあるのが金比羅宮だとか。聖蹟桜ヶ丘駅では京王線の接近音が『耳をすませば』のテーマソング「カントリーロード」になっているそうです。

15. 中井：街中がスーパーギャグ漫画？
赤塚不二夫先生の行きつけのお店が数多く『天才バカボン』の作中にも実名で登場していたとか。洋食屋のぺいざんの「いちおしセット」は赤塚さんの一押しだった串カツとハンバーグの組み合わせで、赤塚さんの好物は裏メニューの「レバニラ炒め」だったそうです。

16. 浅草：中学生がカッパになっちゃう街！
男子中学生がカッパに変身しゾンビと闘うという『さらざんまい』の舞台であり、松屋浅草や花やしきなどが登場するそうです。合羽橋商店街の名店、釜浅商店、馬嶋菓子道具店、銅源サイトウが紹介されていました。

17. 亀有：ギネス世界記録に貢献した街！
この街で誕生した『こちら葛飾区亀有公園前派出所』は「最も発行巻数が多い単一漫画シリーズ」としてギネス世界記録に認定されているそうで、駅前には両さん、中川、麗子の等身大カラー銅像があるそうです。

18. 分倍河原：合戦の地で新たな闘い！
広瀬すず主演の映画も大ヒットした『ちはやふる』の影響で片町文化センターが聖地となっているそうです。古くは鎌倉幕府を倒した武将・新田義貞がこの地で戦ったのだとか。定食屋ますだやは、『ノーサイド・ゲーム』のスピンオフ・エピソード「大泉洋さん私の勝負メシどうでしょう？」で、元ラグビー日本代表の廣瀬俊朗さんも紹介していましたね。

19. 四ツ木：世界のサッカーファンが集結！
世界的人気漫画『キャプテン翼』の高橋陽一先生の出身地で、作中には四ツ木が舞台になった場所も登場していて、街は「キャプテン翼」で溢れているそうです。京成電鉄四ツ木駅は昨年「キャプテン翼」一色にリニューアルされたそうです。

20. 秩父：人生を好転させちゃう街！
秩父を舞台にした秩父三部作『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』『心が叫びたがってるんだ。』『空の青さを知る人よ』が人気で、全国からファンが訪れるのだとか。伝統行事の龍勢祭も「あの花」で描かれ、近年ではファンからの奉納金によって製作される「あの花龍勢」ロケットが打ち上げられたそうです。

この中で近々で行ってみたいのは、世代的に大泉学園、練馬、深大寺、中居、そして四ツ木ですかね（笑）。

23:50:00 | tom | | TrackBacks

May 15, 2020

超特急 in KL

1ヶ月前の日記で触れた『超特急と行く！食べ鉄の旅マレーシア編』ですが、ペナンの後はタイピン → イポーと進み、最新放映分でクアラルンプール（KL）に着きました。これまでは超特急のメンバーのうち5号車のユーキと7号車のタカシ2人だけの旅でしたが、ここから残りの3人が合流して5人でミッションに挑みます。

しかしKLから合流した3人、2号車のカイ、3号車のリョウガ、4号車のタクヤは、なんだか街に馴染んでるような気が・・・。そう、3人とも東南アジア的な風貌だからなのです！これまでの2人が比較的イケメン（特に最年少のタカシ）だったので他のメンバーもそうかと思いきや、ちょっと違っていました。でもこれで、家内が超特急にはあまり関心が無いのも理解できました（笑）。

そしてKLセントラル駅で受け取った今回のミッションのヒントは、
①NASI LEMAK TANGLIN
②日本の朝食の定番でもあるおかずトッピング
③ココナッツで炊いたごはん

②が茹で玉子だったので見事正解でしたが、今あらためて思うとマレーシアに住んでいた時にあまりNASI LEMAK（ナシレマ）を食べた記憶がないなぁ・・・。もっとも、当時勤務していた工場のランチで食べていたローカル飯が、それに近かったかも知れません。

その後はムルディカスクエア、旧市場珈琲（Kafe Old Market Square）、足裏マッサージ、そしてKLツインタワーが見えるホーカーセンター（屋台）のタパック・アーバンストリート・ダイニングに行ってましたが、この中ではムルディカスクエアしか知らないかも（汗）。でもKLは我々が帰任した後にも大きく変わってるので当然かも知れません。チーズフライが美味そうだった！

おそらく次回の放送もKLだと思いますが、こんな番組みてると昨年行ったペナンに引き続きKLにも行きたくなりますねぇ。新コロが落ち着いて海外に渡航できるようになったら、近い将来KLマラソンへの出走も兼ねて行こうと思ってますが、家族共々2年間住んだ街なのでKLも家族と一緒に行きたいと思っています。

23:00:00 | tom | | TrackBacks

May 11, 2020

Turist（ツーリスト）

またまた動画ネタですが、Paraviのホーム画面で番組をブラウズしていた時に「バンコク篇」「台北篇」「ホーチミン篇」という私が訪れた街篇が目に留まったのが、ドラマ『Turist（ツーリスト）』でした。

このドラマは1話完結のオムニパスなのですが、2018年の9月に史上初の3局放送後にParaviで配信されたそうで、第1話のバンコク篇がTBSで、第2話の台北篇がテレビ東京、そして第3話のホーチミン篇がWOWOWの無料放送で放映されたのだそうです。

悩みを抱えた3人の女性がバンコク、台北、ホーチミンの各旅先で、旅を続けているミステリアスな三浦春馬が扮する天久真（あめくまこと）に出会い本当の自分を見つけ出すというヒューマンストーリーで、バンコク篇では水川あさみが、台北篇では池田エライザが、そしてホーチミン篇では尾野真千子が出演して人生を模索していく女性を演じています。

もっと続くのかと思いきやこの3つで終わりでしたが、各回共にフルバージョン、天久真バージョン、〇〇篇の魅力インタビュー、〇〇篇の裏側インタビューがあって、特に各篇の魅力と裏側のインタビューでは私も現地を思い出し、懐かしくもあって結構愉しめました。

この中で私が訪れたのが一番昔なのはバンコクです。当時マレーシアのペナンに住んでいた時に家族と一緒に3泊4日のツアーで訪れましたが、1997年1月で元紀が未だ3歳の時でしたねぇ。その後、台湾企業にいた時にJVCと合弁会社を作るプロジェクトのメンバーに選出され、2003年後半にJVCのタイの工場があるコラート（ナコーンラーチャシーマー）に行った時の帰りに台湾メンバーと1泊し遊んだ記憶があります。

台北は2001年3月から2004年12月まで家族と一緒に住んでいた街なので（私は半分は中国にいましたが）この3箇所の中でも一番思い入れがあり、最近でも2018年の3月に家族旅行し、2016年の3月にも家族旅行で来ていました（この時は社会人になる直前の元紀も一緒）。その前になると、転職を余儀なくされた時の2012年11月に元同僚達への惜別の挨拶を兼ねた一人旅の時でしたが、この年は出張でも何度か来ていましたね。日本から距離的にも近いので、新コロが収まり台湾へ気軽に行ける時が来たらフラっと行ってみたいと思います。

そしてホーチミンは2017年7月と8月に各2週間ずつ出張で訪れ、私にとって初のベトナム訪問でもありましたが、おびただしい数のバイクに圧倒されつつも比較的勤勉そうな国民性、そして現在急速に発展中なのが肌で感じられ、1994年と1995年に年間の半分くらい出張で行っていたマレーシアのクアラルンプールを思い出しました。フランスの植民地時代の影響で街並みがヨーロッパ的でGOODな感じでしたよ。次回は仕事ではなく旅行でのんびりしたいなぁ。

このドラマ『Turist（ツーリスト）』を観て東南アジアに一人旅したくなる女子がいるかも知れませんが、一点だけ注意は、現地で出会う日本人男性が三浦春馬のような感じの人である可能性は非常に低いと思います（笑）。

23:15:00 | tom | | TrackBacks

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