途夢郷どっと混む

March 26, 2020

秋保温泉

"クルマで行く2泊3日東北の旅"の2日目の宿泊先は「二泊三日の車での国内旅行は東京からだとおすすめスポットはどこ？」の東北の記事にならって秋保温泉にしましたが、一休.comで予約したのは『ホテル瑞鳳』で「直前割引【室数＆お日にち限定スペシャルタイムセール】早いもの勝ちバイキングプラン」でした。

“バイキングプラン”とはいうものの、前泊した『ウェスティンホテル仙台』が新型コロナウイルス対策でビュッフェではなくセットメニューになったのと同様になるのかと思いきや、こちらは普通にバイキングでした。ビュッフェレストラン「シーズンズ」の入口では必ずアルコール消毒をしてから入場させられましたけどね。そして目の前で焼き上げる牛タンやステーキを堪能し、取り放題のズワイ蟹を無口になりつつ鱈腹食べました！

ホテル瑞鳳は有名な温泉地によくあるようなフロントロビーが広くて煌びやかなホテルで、大浴場と露天風呂入口がある地下1階のフロアは3階くらいまで吹き抜けで豪華な造りであり、典型的な昭和のバブリーな温泉ホテルの装いでした。そして何よりも驚いたのが部屋の広さ！部屋入口の扉を開けると玄関には飛び石が敷かれ、玄関の左側にあるバス・トイレ（各々別室）に行くのにも飛び石で渡るような作りでした。

そして15畳ほどの和室と外の景色がよく見える6畳程度のテーブル席の部屋、更には奥座敷もあり、「10人くらいでも泊まれるのでは？」と思われる部屋に3人で優雅に宿泊しましたよ。またお風呂は男女暖簾の入替制で6種類の露天風呂が楽しめますが、もちろんチェクアウトの日の朝もお風呂に入って6種類を楽しみました。泉質はナトリウムカルシウム塩化物泉の無色透明でしたが、効能は以下の通り。
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神経痛 / 筋肉痛 / 関節痛 / 五十肩 / 運動麻痺 / 関節のこわばり / うちみ / くじき / 慢性消化器病 / 痔疾 / 冷え性 / 病後回復期 / 疲労回復 / 健康増進 / 切傷 / 火傷 / 慢性皮膚病 / 虚弱児童 / 慢性婦人病
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ホテル内の売店で一通りお土産類を買ってチェックアウトした後は予定していた秋保大滝に寄り、その後は立石寺（山寺）に行く道中で当初は予定していなかった秋保神社に寄りました。「勝負の神」と描かれた沢山の昇り旗が大いに目立っていたからなのですが、秋保神社は中々趣がある神社でした。

目立っていた昇り旗の奉納は記名入り一式で5,000円と思ったより安くてハードルが低いようで、志望校合格祈願、商売繁盛、事業成功、スポーツ部などの必勝祈願、厄除等々、いろんな願いを昇り旗に託して奉納している感じでした。

そして有名どころではボクシングのWBAミドル級タイトル戦の「祝・村田諒太初防衛に成功」の昇り看板と、「祝・羽生結弦君金メダルおめでとう」の垂れ幕がありました。その垂れ幕の写真を撮った時には気が付かなかったのですが、よく見たら「子宝和合の神」という看板があり、男女のシンボルのようなモノも祀られていましたよ（笑）。

秋保温泉は仙台市内からもクルマで30分程度と比較的近くてアクセスがよく、秋保ワイナリーやそれほど遠くない作並温泉の手前にニッカウヰスキーの宮城峡蒸溜所などもあるので、作並温泉とセットで行ってじっくり見ようと思ったら何かと楽しいかも知れません。なお「秋保」の漢字を初めて目にする人は「あきほ」と読んでしまうかも知れませんが「あきう」です。私は元同僚に同じ漢字の姓の人がいたので読めましたよ。

22:29:45 | tom | | TrackBacks

March 25, 2020

杜の都仙台

昨日までの"クルマで行く2泊3日東北の旅"の初日の宿泊先が仙台市内でしたが、「以前にも1度仕事で訪れたことがある」と記憶にあるものの、具体的にいつ、何をしにきたか全く思い出すことが出来ず、既に15年分溜まっているブログを”仙台”で検索しても、高校野球の仙台育英高校か東日本大震災関係の内容しかヒットしませんでした。

そしてS社の事業所（工場）が仙台や多賀城にあったのでググってみると、フロッピーディスクやMOなどのストレージメディアを生産していたので、私が20代後半から5年間所属し、それらの記憶再生装置（ドライブ）を生産していたS社の千葉県東金市にある事業所とも密接に関係していそうであり、その時に何かの出張で仙台に行ったのではと思っています。おそらく、当時取得しようとしていた専門バイヤー資格に関連した研修と工場見学だった可能性が一番高いかも。

いずれにしても25年以上前のことなので、仙台市内の様子などに関しても「全く」と言って良いほど記憶もありませんが、仙台の私のイメージは”牛タン”と”青葉城”と”伊達政宗”だったので、これらを押さえながら仙台に1泊することにしました（笑）。

宿泊したホテルは『ウェスティンホテル仙台（The Westin Sendai）』。一休.comで検索したときに一番上に出てきたホテルですが、【ポイント倍増キャンペーン】で朝食ビュッフェ付のが「ポイント最大11倍！」となっていて、そのポイントは即時使えて5,000円ちょっと安くなったので決めました。普段ならプライベートでは宿泊しないようなクラスと金額の外資系のホテルでしたが、ウラジオストク3泊4日旅行分の費用を今回の東北旅行に注ぎ込むつもりだったので泊まっちゃいました（笑）。

そのウェスティンホテル仙台、フロントが26階にあり我々の部屋は31階だったので眺めは最高！遠くには太平洋も望むことができ、仙台駅方面の夜景も綺麗でした。42平米のツインルームにエクストラベッドで3人で宿泊しましたが全く狭くは感じず、シャワーブース付きのバス・トイレもワールドクラスの広さでしたよ。

もっとも、私は生酒『雪の松島』を1瓶空けてから日曜劇場『テセウルの船』を観ていたら寝落ちってしまったので、フカフカのベッドを味わうこともなく外着のままでベッドの上（外側）に朝まで寝てましたけどね（汗）。3時過ぎに目が覚めたので、日記を書きながら日の出も堪能できました。なお、朝食は新型コナウイルス対策でビュッフェスタイルではなく、洋食か和食かのセットを選ぶ方式でした。

そして仙台でのディナーは牛タン！私は「二泊三日の車での国内旅行は東京からだとおすすめスポットはどこ？」の東北の記事に載っていた『牛たん炭焼・利久』を予定していましたが、家内が「利久は関東にもたくさんあるから、違うところに行きたい」と宣っていたので店選びを任せ、ホテルからも比較的近い『味の牛たん喜助』にしました。

星奈は惜しみなく厚切りの定食を頼み、私は普通の厚さの牛タン単品と茹で牛タンを肴に『本醸造からくち浦霞』を頂きましたが、茹で牛タンの厚さが半端なく、胡椒の効き具合が酒の肴にピッタリでした！素朴で実直そうな板さん（店長さん？）も好感度高かったです。なおこの一番町店は、喜助発祥の店でミシュランガイド宮城2017にも掲載されていたお店だそうです。

2日目は世界遺産平泉に行きましたが、その帰り道、その日の宿泊先だった秋保温泉に行く道中で青葉城跡（仙台城跡）に寄りました。初日に行った松島の国宝瑞巌寺にあった伊達政宗の等身大の木造は若干の猫背だったこともあり優しそうなオジさんにしか見えませんでしたが（笑）、青葉城跡にあった伊達政宗の馬に跨った銅像は背筋もピシッとしていて強そうでした！タイミング的に逆光で顔が良く見えなかったのが残念でしたけどね。また此処は仙台市内が一望できる絶景であり、我々が宿泊していたウェスティンホテル仙台もよく見え、その向こう側の太平洋もよく見えました。

ということで、杜の都・仙台で”牛タン”と”青葉城”と”伊達政宗”は制しましたが、クリスロード商店街を含めて仙台市内をゆっくりと散策するには至らなかったので、また機会があれば訪れたいと思っています。

23:57:00 | tom | | TrackBacks

March 24, 2020

立石寺（山寺）

クルマで行く2泊3日東北の旅最終日の今日は、「二泊三日の車での国内旅行は東京からだとおすすめスポットはどこ？」の東北の記事に沿って秋保大滝に寄ってから立石寺に行ってきました。初日に往路の常磐道を走っているときに記事の内容が頭にあって「帰りは山形の立石寺に寄って、、、」と言ったら、家内から「えっ、山形にも寄るの？！」と問われましたが、確かに東北道を南下するだけなら山形は通らないはず・・・。

あらためて地図で立石寺の場所をチェックすると、秋保温泉から秋保大滝に行く方向の延長線上に立石寺があり確かに山形県でした（汗）。ということで昨日の平泉の岩手県に続いて山形県にも寄ることになり、今回の旅行では東北4県を訪れることになりました！福島はSAに寄っただけだったのと、青森、秋田にはゴメンなさい（笑）。

なお「秋保温泉から秋保大滝に行く方向の延長線上」と書きましたが、県道82号線は途中の山の上で行き止まりになり、秋保中学校あたりまで戻って北を回るルートか南を回るルートにする必要がありました。もっとも、そのおかげで秋保大滝に行く途中に「勝負の神」と描かれた昇が大いに目立っていたけど通り過ぎた秋保神社にも寄れて良かったです。

北を回るルートで国道48号線を山形に向かいましたが、作並温泉を通過して暫くすると雪が結構降ってきて、峠の雪景色を観ながらの運転となりました。スタッドレスタイヤでもなくチェーンも持っていないので若干不安にはなりましたが、X1の四駆の能力を信じて走り続けると、山形県に入って天童市に入る頃には青空が出てきて暑いくらいで、立石寺周辺に着いて山寺駅近くにクルマを停めた時も晴れていました。

ところでこの"立石寺"、Facebookに投稿する際の英文を書くときに初めて「りっしゃくじ」と読むことを知りましたよ（汗）。千葉県民に馴染みが深い京成電鉄の駅に”立石駅”があって「たていし」と読むので全く疑いませんでしたが、確かに「たていし」だと”寺”を「じ」ではなく「てら」と読んでしまうし、同じような勘違いとしては『浅草寺』を10年くらい前まで「あさくさでら」だと思っていて、「せんそうじ」という呼び名だと意識したことは無かったことが挙げられます。今回の間違いを踏まえた教訓は、「お寺さんの名称の漢字は音読みが基本」です（笑）。

宝珠山立石寺は「山寺」の通称で知られているそうですが納得の佇まいでした。山寺観光協会のサイトには「登らなければ味わえない感動が、そこにあります」と謳われていますが、まさにその通り！一番上の"奥の院"まで行くには1,015段の石段を登る必要があり、観光センターで貰った（英文も裏に記されている）手書きのパンフレットには「往復60分から90分」と記されていて我が家の女子たちは大いに躊躇していましたが、結果的には往復45分程度でした。もっとも仁王門を超えたあたりから雪が結構降ってきたので開山堂や五大堂には寄りませんでしたが、これらに寄ってたら60分は掛かったでしょう。

下山口の階段を降りる時には直前まで降っていた雪が嘘のように止んで晴れてきましたが、登山口まで行く道中で星奈が気になっていた”芋煮”を食べることにしました。「芋煮＝イッちゃんが作る巻繊汁」的なのを想像していたので、芋煮単品900円には一瞬「高！観光客価格か」と思っちゃいましたが、山形牛も入っていて里芋だけでなくキノコなどの具もたっぷりで、コンニャクや豆腐、お漬物のお通しもサービスしてくれて納得でした。私が食べたキノコたっぷりの手打ち蕎麦も美味かった！

最後に一句、「閑さや岩にしみ入る蝉の声」。とはいうものの"蝉"どころか雪景色でしたが（汗）、誰もが知っているであろう超有名な句は、松尾芭蕉が此処で詠んだそうです。初日の松島から始まり、昨日の平泉の毛越寺には「夏草や兵どもが夢の跡」の句碑もありましたが、結果的に今回の東北の旅は松尾芭蕉の『奥の細道』を巡る旅だった気がします。

23:37:00 | tom | | TrackBacks

March 23, 2020

世界遺産平泉

クルマで行く2泊3日東北の旅2日目の今日は世界遺産である平泉に来ました。仙台から100km程度走りましたが、今更ながら知ったのは「平泉が岩手県である」ということ（汗）。今回の東北の旅は福島を通過するものの「宮城だけ」だと勝手に思いこんでいたので嬉しい誤算でした。

歳柄か最近は”国宝”や”世界遺産”には関心度が高くなっていますが、今回の旅を東北に決めたのも「世界遺産である平泉があったから」と言っても過言ではありません。Wikipediaによると、岩手県西磐井郡平泉町の中心部にあたるこの地域一帯には、平安時代末期、奥州藤原氏が栄えた時代の寺院や遺跡群が多く残り、そのうち5件が「平泉―仏国土（浄土）を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群―」の名で、2011年6月26日にユネスコの世界遺産リストに登録されたそうで、日本の世界遺産の中では12番目に登録された文化遺産であり、東北地方では初の世界文化遺産となったのだそうです。

今朝出発前に見た『ひらいずみナビ』の観光コースの中から「ひらいずみツーリング自転車でのんびり」にならって平泉駅でレンタサイクルを借りる予定でしたが、到着する頃に雪混じりの雨が降ってきたのでチャリは諦め、最初の行き先を『中尊寺』に変更しました。結果的にこれがGOODなチョイスとなりましたが、何故ならば後述する達谷窟毘沙門堂は相当遠く、またサイクリングロードも特に整備されてなく女子たちに非難されること間違いなかったから。恵みの雪？に感謝です（笑）。

そして中尊寺、昨日の松島で寄った国宝『瑞巌寺』を上回るような大きな杉の木が多々あり、その広さも含めて世界遺産に登録されたことを納得させられました。月見坂を登ると雪は早々に止んで青空が出てきましたが、杉の葉の緑と空の青のコントラストと幹が真っ直ぐに聳え立つ様は神々しいです。

家内が楽しみにしていたのが『金色堂』で、彼女曰く「中尊寺＝金色堂」と中学校の社会で勉強したのを強く覚えていたようですが、私は全く記憶になく我が家では中学校までは家内の方がIQ高かったことになっちゃいました（汗）。その金色堂、残念ながら写真撮影はNGでしたが、堂の中の仏像だけでなく建物の外側にも全面に金箔を張るなんて、バブルの時よりもバブリーだった感じがしましたよ。もっとも、その時は権威の高さの象徴で建立したのだと思いますけどね。駐車場に戻ろうとすると再び雪が最初よりも強く降ってきて、別れを惜しまれているようで此れまた神々しかったです。

そして次は「二泊三日の車での国内旅行は東京からだとおすすめスポットはどこ？」の東北の記事の筆者も大好きであり、松島のことを書いた昨日の日記をFacebookに投稿した際にも東北出身の友達からコメントで推薦された『毛越寺』。度重なる災禍に遭いすべての建物が焼失したそうですが、大泉が池を中心とする浄土庭園と平安時代の伽藍遺構がほぼ完全な状態で保存されており、国の特別史跡と特別名勝の二重の指定を受けているとのこと。特別史跡と特別名勝の二重指定は国内には8例しかないそうです。残念ながら今日は風が強く広大な大泉が池の水面も波打っていましたが、穏やかな日には向こうに見える金鶏山が水面に写ってGOODなのではと思いました。特に紅葉のシーズンは絶景でしょうね。

その後は『達谷窟毘沙門堂』へ。ここは世界遺産委員会の審議の過程で除外され今後の拡大登録を目指すことになった物件だそうですが、坂上田村麻呂が征夷の記念に毘沙門天を祀った岩窟であり、京都の清水の舞台を模して作ったというのには納得でした。堂内で無人で売られていて”最強のお札”と書かれた『牛玉寳印』を思わず買わずにはいられませんでしたよ。

なお、今回の東北旅行の最大の失敗は御朱印帳を家から持ってくるのを忘れたことですが（前の晩は持っていこうと思っていたのに、泣）、中尊寺だけでも数カ所御朱印を貰うところがあったので、全部もらってたら相当時間とお金が掛かったかもです。

達谷窟毘沙門堂は岩面大沸も貴重であり、また辨天堂の橋の前に「仲良き男女は別々にお参り下さい」というお告げも面白かったです。一緒にお参りすると別れちゃう模様だったので、我が家の女子たちとは別々に行ったのは言うまでもありません（笑）。

毛越寺から達谷窟毘沙門堂の途中に「ひらいずみツーリング自転車でのんびり」で紹介された『髢石（かつら石）』と『姫待の滝』にも寄ろうと思いましたが、髢石の近くには駐車場がなく、姫待の滝は見ずに通過しましたよ。おそらくチャリならOKだけどクルマ移動には相応しくないスポットなのでしょう。ということで、2日目は世界遺産の平泉を大いに堪能しました。

23:09:00 | tom | | TrackBacks

March 22, 2020

松島や、ああ松島や、松島や

本来であれば今日から娘と2人で3泊4日のウラジオストク旅行の筈だったのですが、、、昨今の新型コロナウイルス対応で行けなくなり、「ならば！」とリスクが少ないと思われるクルマでの移動で2泊3日の国内旅行をすることにしました！

「国内旅行 2泊3日クルマ」でググってヒットしたのが「二泊三日の車での国内旅行は東京からだとおすすめスポットはどこ？」というベタなタイトルの記事で、その中から東北が気になり早々に決めました。世界遺産の平泉が一番心に響いたのですが、宮城県は新型コロナウイルスの感染者もクルーズ船帰りの女性1人だけで国内でも一番安全そうでしたからね。

ということで予算はウラジオストク2人分なのでちょっと贅沢することにし、ホテルは『一休.com』で予約していざ出発。なお、ウラジオストクは「ロシアは未だいいや」というネガティブな反応の家内だったので星奈と2人で行く予定だったのですが、何故か月火と休みを取っていた家内も参加して3人になっちゃいましたよ（汗）。

そして「東北観光二泊三日を車で巡る時のモデルコースはコレだ！」の記事に倣って今朝は7時に自宅を出発し、まずは日本三景の松島を目指しました。記事では往復東北道を使うコースでしたが、ナビに案内されたのは常磐道であり、常磐道はいわきJCT以北は走ったことないので興味津々＆GOODな機会でした。それ以降、ならは、双葉、浪江、南相馬など、東日本大震災関連でよく耳にする街名も出てきて、また途中、現在の放射線量（マイクロシーベルト／時）を示す電光表示板があり、ちょっと複雑な心境になりました。

松島での最初の目的地は昼食の『さんとり茶屋』。常磐道は全く渋滞もなく快適ドライブだったので、途中2回のSAでの休憩を入れたけど11時30分ちょっと前に到着しました。「すごい行列が出来ている！」と思ったら11時半開店だったので開店待ちの行列で、我々も早々に入ることが出来て星奈と私はカキ三昧定食を食べて大満足。ここは限定20食の穴子丼が有名なようで、両隣の若い女子2名とカップルはいずれも穴子丼を食べていましたよ。

ランチ後はお決まり？の松島島巡り観光船。さんとり茶屋の目の前に仁王丸コースの観光船の営業所があったので其処でチケットを買い、13時出発分に乗りました。なお、観光船は2階がグリーン席で600円追加になりますが、外のデッキに出られるのは2階だけだし、元々1,500円の観光船が令和キャンペーンで1,000円になっていたのでグリーン席にしなきゃ損です（笑）。そして50分間の島巡りを堪能し、私はほとんどデッキで写真を撮っていましたよ。

次は国宝『瑞巌寺』を参拝しましたが、門を潜った瞬間に空気が変わるのを感じ、このての寺院とかにあまり興味を示さない家内も「マイナスイオンがたくさん出てる気がする！」と言っていました。私もα派がたっくさん出ているのを実感しましたよ。写真撮影はNGだけど入ることが出来た本堂は煌びやかな金箔の襖が数多くあって昨年訪れた名古屋城を思い出しました。中には伊達政宗公の等身大の木造がありましたよ。

その後は松尾芭蕉の奥の細道と縁深いという雄島を散策しましたが、星奈が直前でググって、此処が超有名な心霊スポットであることを知り、我が家の女子2名は島には入りませんでした。確かに昔のお墓等々があって不気味感は半端なかったですけどね。反時計回りに回っては駄目との星奈の忠告に従い、時計回りに散策しましたが、この日記を書いているとき分かったのは、心霊スポットで有名なのは福井県坂井市にある雄島ということ（爆）。

最後は松島湾の全景を眺めたいと思って『西行戻しの松公園』に行きました。角度的にちょっと残念だったけど、松島城日本三景展望台が閉館してたのでしょうがないですかねぇ。ではここで一句「松島や、ああ丸島や、松島や」（笑）

23:03:00 | tom | | TrackBacks

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