August 09, 2024
5年目の佐々木朗希
昨晩ZOZOマリンスタジアムで行われた『千葉ロッテマリーンズ vs 福岡ソフトバンクホークス』戦は佐々木朗希が登板し、学校が夏休みの影響はあるとは思いますが、平日の木曜日なのに満員御礼でした。今シーズンは開幕3戦目となる3/31（日）のZOZOマリンの日ハム戦で佐々木朗希の登板試合を最初に見たので、ローテーションは日曜日で”サンデー朗希”になるのを期待していましたが、4/7、4/14は日曜日だったものの、4/23の火曜日登板以降からは一度も”サンデー朗希”にはならず今に至っています。
GW明けからは金曜日に登板するようになっていて、高校同窓生と4人で観戦した5/24の生ビール半額ナイターでは今シーズン2回目の佐々木朗希登板試合を観戦できましたが、今シーズンは登板第2戦からずっと100球以上投げていて（最多は5/10の日ハム戦＠エスコンフィールドで123球）、その日も119球投げたと思いきや、「回復が遅れている。投げれないことはないけど心配なので」ということで5/28から登録が抹消されちゃいました。
そして、6/8（土）のセ・パ交流戦の広島カープ戦で復帰登板して6回を1失点で抑えて今季5勝目を挙げ、ずっと「佐々木朗希を見たい！」と宣っていた中日ファンの元同僚のためにバックネット裏のVS席で取っていた6/16（日）のセ・パ交流戦の中日戦に向けては、「1日ずれれば、サンデー朗希が復活して彼の願いを叶えられるかも」と思っていたら、6/13に「右腕のコンディショニング不良」で再び登録を抹消され、その後は8/1の埼玉西武戦まで約2ヶ月間も復帰しませんでしたよ。
そしてラッキーにも昨日の福岡ソフトバンク戦には中6日のローテーション通りに登板し、3塁側のフィールドウィングシートから、彼の顔が正面から見えるような位置で比較的近い距離で見ていましたが、、、初回に先頭の牧原と次の今宮に連続ヒットを浴びて不安な出だし。でも怖いクリンアップの栗原、山川、近藤を連続三振で抑えて”令和の怪物”の異名を発揮したものの、2回に2点取られて3回にも1点献上し、首位との直接対決を1勝1敗で迎えた大事な試合は序盤から3対0と劣勢になりました・・・。
結局この日は5回を投げて投球数は90球で、打者25人に対して9奪三振は良かったけど被安打9で3失点。4回にはホームタッチアウトがあったので4失点でもおかしくなかったくらいで、1回のノーアウト1塁・2塁ピンチでギアを入れて三者連続三振で切り抜けた時以外は”令和の怪物”の片鱗を見せずに降板して負け投手になりました。う〜ん、2年前に目の前で完全試合を達成し、翌週も8回まで完全試合を継続していた時から比べたら、成長しているどころか劣化しているように見えるのが気になりますよ・・・。
今年は契約更新でゴタゴタがあったり2ヶ月近くも登録抹消されていたりで、最近はスタジアムで佐々木朗希のレプリカユニフォームを着ている人が減った気がしてなりませんが、NPBで28年ぶりに達成した完全試合とWBCへの参加で、「千葉ロッテマリーンズ唯一」と言っても過言ではなかい”全国区”の朗希が、飛躍できていない状況が続いています。
昨年は今くらいの時期から左の脇腹の肉離れで登録抹消となったからか、今年は省エネ投法？で、彼自身今シーズン4度目の登板となる4/23の福岡ソフトバンク戦まで160キロ超えは無かったのですが、昨日は7回ほどあったものの最速は161キロに留まっていて、福岡ソフトバンクの選手には其のストレートを狙われて打たれていましたよ。ヒットにはなっていなかったけどバットの芯で捉えた打球も多かったし・・・。
2年前に完全試合＋準完全試合をしていた時の球種はストレートとフォークボールだけでしたが、WBCでダルビッシュから伝授されたスライダーで投球の幅が広がり省エネ投法もできるようになったものの、昨日の投球を見ている限りではストレートのコントロールが悪くなり、しかも球速が若干遅くなっている分で狙われて痛打されている気がします。
今シーズンが終わったらMLBに行ってしまう可能性が高いと思うのですが、日本でも故障しがちで華奢な佐々木朗希が、山本由伸や千賀でも早々に故障するようなメジャーの世界に飛び込んだら「あっ」という間に壊れてしまうのではと危惧しちゃいますよ・・・。次は8/15のエスコンフィールドの日ハム戦だと思いますが、今シーズンは分が悪い日ハム＆エスコンフィールドで、どんなピッチングを見せてくれるのでしょう！
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