January 13, 2019

THE PIANIST!

昨日は友人に誘われて辻井伸行 × 加古隆 × レ・フレール新春スペシャルコンサート『THE PIANIST!』を鑑賞して来ましたが、辻井伸行さん以外は私にとって未知のアーチストでした。

渋谷のBunkamura オーチャードホールには3台のピアノが並べられ、第1部が辻井伸行でスタンウェイのD274、第2部が加古隆でベーゼンドルファーのModel 290 Imperial、そして第3部のレ・フレールもベーゼンドルファーのModel 290 Inperialでしたが別のピアノが置かれており、第2部から3部に変わる時も彼ら専用のが舞台前方中央に入れ替えられて演奏が行われました。

コンサート冒頭で辻井君が「それぞれのピアノの音色の違いもお楽しみください」と言っていましたが、同じ楽曲では無いし同じ演奏家でもなく、また間に3分程度のピアノの移動作業もあったので私には聴き分けられませんでしたが、感覚的には低音の響きがベーゼンドルファーの方が重厚だった気がします。もっとも、私の感覚なのと上記のような環境だったので、正しいかどうかは不明ですが(笑)。

加古さんは私が録り溜めてあったNHKスペシャルの『映像の世界』、『新・映像の世界』のテーマ曲である「パリは燃えているか」が聴き覚えがありましたが、レ・フレールはホント初めて。グループ名「Les Frères」はフランス語で「兄弟」の意味であり、実際に兄弟で演じる1台4種連弾のパフォーマンスは斬新でした。同時に弾かれる鍵盤が倍になるのでピアノが発する音量も相対的に増すし、その演奏スタイルから"クラシック"よりは"ジャズ"だと感じましたよ。

そして第3部が終わった後にアンコールで辻井君とレ・フレールの即興演奏があって辻井君がジャス・プレイヤーのようにノリノリ演奏をし(笑)、最後は加古さんも加わって3アーチスト4人によるピアノの三重奏(四重奏?)が披露されました!感動しました!!

この日に演奏された楽曲は以下の通りです。
辻井伸行:
・美の巨人たち
・風がはこんできたもの
・The Dream of the Lambs(映画『羊と鋼の森』エンディングテーマ)
・ラヴェル:水の戯れ
・ラヴェル:ソナチネ

加古隆:
・ジブラルタルの風
・パリは燃えているか(『新・映像の世界』より)
・映画『散り椿』
・ナイルの源流にて
・ポエジー(『グリーンスリーブス』より)

レ・フレール:
・SAMURAI Funky
・For Kids’
・A Left Hand Like God
・SIESTA
・Parallel World
・On y va!
・Boogie Back to YOKOSUKA

辻井伸行&ラ・フレール:
・即興演奏

辻井伸行&ラ・フレール&加古隆:
・黄昏のワルツ


Posted by tom at 11:54 P | from category: イベント情報 | TrackBacks
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