January 04, 2018

箱根駅伝と靴

今日は箱根駅伝4連覇を果たした青山学院大学のニュースで情報番組、特に日本テレビは選手と原監督などの出演もあり、大いに盛り上がっていたと思いますが、東洋経済オンラインで面白い記事を見つけました。『箱根駅伝「薄底vs.厚底」靴の知られざる闘い』というタイトルで、まさにTBS日曜劇場『陸王』にも通じるような内容でした。

詳細はリンクした記事を読んで頂きたいと思いますが、今シーズンは出雲駅伝では東海大学が、全日本大学駅伝では神奈川大学が優勝し、そして箱根駅伝3連覇中の青山学院大学も加えて、3校の何処が優勝してもおかしくない混戦が予想されていましたが、その裏で"靴"をめぐる戦いも繰り広げられるていたのだそうです。

私は全然知らなかったのですが、昨年の5月にナイキが「42.195kmを2時間以内に完走すると」いう目標を掲げて『ブレイキング2』というプロジェクトを立ち上げ、その結果、「2時間0分25秒」というフルマラソンにおける人類史上最速のタイムが出たのだそうです。これまでマラソンシューズは"薄くて軽いのに反発力がある"というところがポイントだったそうですが、ナイキが出してきたのは真逆の厚底シューズ。

そして昨年4月、早稲田大学時代に箱根駅伝で活躍した大迫傑選手がボストンマラソンで3位入賞の快挙を成し、その時に履いていたのが厚底のナイキのシューズだったとのこと。そして9月には、東洋大学時代に同様に箱根駅伝で活躍した設楽悠太選手が、この靴でチェコのハーフマラソンを走って日本新記録を出し、さらに1週間後のベルリンで2時間9分台の自己ベストを叩き出し、日本でも「ダメージが残らない靴」と注目されるようになったとのことです。

もっともこの靴は、『陸王』でも話題になった"ミッドフット走法"とは異なり、記事の筆者が「危ない」と思うくらい前傾になって足の前のほうから着地する"フォアフット走法"になるので、いままでの自分のフォームを捨てて作り直さなければならないのだとか。

そして10月の出雲駅伝では、東洋大学と東海大学の学生が『ヴェイパーフライ4%』を履き、特にナイキのサポートを受けていた東洋大学はほぼ全員が履いていて、前評判があまり良くなかった東洋大学が、全日本大学駅伝では一時は首位に立つほど突然活躍しはじめたのだそうです。今回の箱根駅伝の往路1位、総合2位の成績もこの靴が大きく貢献していそうですよね。

もっとも、青山学院大学はほぼアディダスで"ミッドフット走法"なのだそうですが、結果、11時間を切る大会新記録の10時間57分39秒でぶっちぎりの優勝をしたのは、原監督命名の「ハーモニー大作戦」が靴の技術にも優ったということですかね。青学の練習は、泥臭い体幹トレーニングによって故障を減らし、継続して練習ができることになったおかげで選手が底上げされ駅伝の強豪になったようなので、「故障を減らす」と「ダメージを少なくする」との比較競争なのかも知れません。

私はランニング用にニューバランスの靴とアシックスの靴を使っていて、ランニングウェアもそれらのブランドで揃えていますが、Apple WatchのNike+を使っているので、実は「靴やウェアもナイキにしたいなぁ」と密かに思っていました。そんな思いもあった中でこの記事を読んだので、俄然、ナイキのシューズが欲しくなりましたよ(笑)。


Posted by tom at 11:51 P | from category: イベント情報 | TrackBacks
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