February 24, 2011

幼児期の英語教育

先週の日曜日に観ていたTBSの番組「夢の扉」に「英語で保育をし、教育を改革、未来の国際人を育てたい」として、ドリームメーカー「庄司日出夫」さんの活動が紹介されていました。

庄司日出夫さんは、大学卒業後、東南アジアを中心に約10年間の放浪生活をし、帰国後、国際人を育てるには幼児期からの英語教育が必須と考え、富士山麓に日本で初の英語教育による幼稚園「マリア国際幼稚園」を開園しました。

番組で紹介されていたのは、幼稚園だけでは不十分ということで英語を公用語にする村を作ることを計画したが、村にするには最少の土地面積が決まっているようで、一度は諦めようと思ったけど、自ら2,000坪の土地を買い取ることで克服し、2013年設立を目標に準備している状況。

この村は、英語漬け生活をする「国際教育村」で、小学校の他に飲食店や診療所、住宅も完備する計画とのことです。マリア国際幼稚園の卒園者には、ピアニストとして国際舞台で活躍する外川真里亜さんがおり、既に国際人を出しているということでは期待が持てますよね。

実際、我が家の長男も3歳から6歳まで幼稚園では英語のみの生活でしたが（マレーシアに駐在していたので）、台湾で日本人学校に入り、香港でも日本人学校にいて英語を話す機会は殆ど無くなり、日本に帰ってきてからは当然日本語しか話さない生活ですが、英語だけは思いっきり得意なのは、やはり幼児期の体験が効いているのですかね？　

台湾以後、彼が英語を話すところなんか見たことが無いので、とても得意とは思えないのですが、高校の全国模試では偏差値が70超えたこともあり、他の教科は点数低いのに、英語の点数でカバーしちゃってるんですよね（笑）。確かに、マレーシア時代には、「チャイニーズの子供」と言われたら信じてしまうくらい、振る舞いも話し方も日本人には見せませんでしたが、幼児期に日本語にしか接していない我々とは耳が違うのかな。。。そういえば、私が新潟弁聞いても理解できるのは、やはり幼児期の影響か（爆）


Posted by tom at 11:25 P | from category: 生活情報 | TrackBacks
Comments

ぱりぱり:

その子の資質にもよるようです。同じ語学環境でも、どの子も等しく複数言語を操るようにはならないようですよ。

「日本人を逸脱したキャラクター」を持っているのではないでしょうか（笑）。日本人に限ったことではないのですが、この子誰の子？って両親が思うくらい、両親も祖先も〜〜人というルーツを感じさせない子供っていますよ。ご長男のそういう良い所を伸ばしてあげなくちゃ！ですね（＾＾）
(February 25, 2011 02:56 P)

tom:

一方で、子供の頃に複数の言葉を覚えさせすぎると、どの言葉でも自分が本当に言いたいことが伝えられなくなるようなので、要注意です。
(February 26, 2011 12:20 P)

Nozomi:

うちの子供は（3歳八ヶ月）
まだおしゃべりができません。
なので英語以前の状態です。
日本はマレーシア、シンガポールのように一歩外にでれば英語が使える状態ではないので、幼児期はもっと日本語に触れたほうがいいのでは、と個人的に思っちゃいます。
(February 26, 2011 10:17 P)

ぱりぱり:

子供の時に覚えるのが絶対いい、むしろオトナになると覚えにくい言語に、日本語、中国語（例えば）があげられると思うので、そっちを先に吸収するのはいいことのように思えます。因みに私は中国語を勉強しようとして挫折（笑）。漢字読めないし、苦痛でした。漢字を毎日一個づつ攻略して時間を潰すほど人生は長くないと思いました（笑）。言い訳ですけど。日本語が母国語の人は中国語ができるし、漢字を共通に持つ言語は便利ですよね。うちの子は、長男が英・伊、次男がこのごろ英・仏で大丈夫のようです。これも言語が似通っているせいだなと思います。
(February 27, 2011 09:16 P)

tom:

日本にいても、正しい日本語に触れるのは難しくなっていますよね。我が家の子供達の、「やばい」とか「〜ね」とかの使い方や発音を聞いていると、？？？になってしまいます。
(February 27, 2011 01:25 P)

tom:

中学生の頃、毎週、漢字テストがあり一生懸命勉強していました。その時は、「漢字テスト、無くなってくれれば良いな」と思っていましたが、今では、漢字を一生懸命勉強していて良かったと思っています。ぱりぱりさんが言うように、そのおかげで、中国語を勉強するのに日本人は大きなアドバンテージがあると思いますので。
(February 27, 2011 01:27 P)
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