September 29, 2006

偽札

皆さんは中国で偽札を掴まされたことはありますか? 私はあります!(威張ることではありませんが・・・笑)。卒業証書、パスポート、工業用製品、お酒、等々、ありとあらゆるモノに偽物がある中国ですから当然のように偽札もあり、買い物するときにレジでお金を渡すと、当然のように感触を確かめたり透かしてみたりされます。

さて、私が偽札を掴まされたのは広州在住時代ですから、もう2年以上前でしょうか。ゴルフに行く途中のセブンイレブンで朝飯と飲み物を買おうと思ってレジで100元渡したら、毎度のようにお金のチェックが始まったのですが、「不行!(ダメ!)」と言われたので「為[イ十][麻/幺]?(どうして?)」と聞いたところ、「假的!(偽物だ!)」との事。その時は100元札1枚をポケットに突っ込んで買いに行っていたので、慌てて別の100元札を取りにクルマに戻り、再びレジに行って渡しましたが、それは「没問題。真的」とのことで支払い完了。

クルマに戻ってきて同僚の台湾人達と偽札を検証したところ、本物に比べると表面のざらつきが少なくてツルツルすぎるのと、透かしが若干黄色っぽい。。。彼等も自信はなかったようですが、ゴルフ場に着いて受付の小姐に渡してみると、直ぐに「假的」と言われました(笑)。

では、どこでこの偽札を掴まされたかというと、中国の貨幣の単位で一番大きな100元札なので、お釣りとして貰うことはありえませんから、銀行のATMで出てきたお札の中に偽札が紛れていたか、或いは、ゴルフしたときの○○で○○から貰ったか。。。前者の方は、いくら中国でもそれなりのシステムであることを信じたいので、やはり後者だったのかな、と思っています。

それから2年以上、サンプルとして私のオーガナイザの中に本物1枚と一緒に忍ばせており、次に偽札掴まされたら使っちゃおうと思っているのですが(おそらく、同じようにゴルフの○○の時に○○で支払う。爆)、その後全く偽札は来ません(当たり前か、笑)。今日、このブログのネタにしようと開いたところ、透かしの黄色度が進行しており、裏から見ると透かさなくても黄色い線の毛沢東がクッキリ見えるようになっていました。

並んだ写真では上が偽札、下が本物ですが、これだけじゃわかりませんよね。透かしてみたときの写真をデジカメで撮って並べたのが右側の写真で、赤く「NG」と書いた左側が偽札の透かしです。黄色っぽいのが分かるでしょうか。尤も、両方を触って指先を滑らせた時の感覚の違いの方が、より分かり易いと思います。もし、興味がある方は実物をお見せしますので、私に会ったら言って下さい。
100人民元偽札 お札比較

23:05:00 | tom | | TrackBacks

September 28, 2006

私の朝食 in 中国

最近の私の朝食といえば、すっかりこのパターン。サンドウィッチ+ゆで卵(茶蛋)+豆乳。以前はソーセージパンやビザっぽいパンを2つ食べてましたが、ちょっと減肥する必要があるのでパンは1つにし、更に一番油っぽくないのを選ぶと必然的にサンドウィッチに。しかし、ここ以外では普段豆乳なんて飲まないから、中国の方が意外と健康的な食事かも(笑)。

朝はアパートまで会社のクルマが迎えに来てくれるので、そこから会社まで行く途中にある比較的まともなパン屋さんでこれらを買い(大概、4.5元=65円)、オフィスに着いてからiPodでPodcastの「聴く日経」を聴きながら食べてます。もちろん、ネット仲間のブログやメールをチェックしながらね(笑)。始業が9時ですが、私は8時半前にはオフィスに着いているので、それから始業までの30分強が、結構充実した時間となっています。
中国の朝食

22:12:17 | tom | | TrackBacks

September 26, 2006

ウソコイ≠ウンコイ

最近の私の大きな勘違い。2001年に放映された中井貴一、仲間由紀恵、そして中国の有名スター「王菲(ワン・フェイ)」が主役のTVドラマ「ウソコイ」のDVDを最近買って見たのですが、実は、先週の土曜日まで、「ウソコイ」ではなく「ウンコイ」だと思っていました(念のため言いますが、「ソ」と「ン」が違います)。

実は、このDVDを買ったのは広東語の「ありがとう」や「すみません」にあたる「ウンゴイ」(「ゴ」と「コ」の違いは、日本人が聞いたときの感覚の違いで修正されていると思った)がタイトルだとばかり思っていたからで、しかも表紙を見ると中国人の王菲が出ていたので「ウンゴイ」だと疑わず、広東語の「ウンゴイ」がテーマのドラマなんてどんなのだろう、と興味があったからなのです。しかも彼女、日本では本来の中国語読み(彼女は北京出身)の「ワン・フェイ」よりも広東語読みで名が先の「フェイ・ウォン」のほうが知れてるみたいだし・・・。

では何で気付いたかというと、このDVDの表紙を見るたびに愛娘が「ウソコイ」と言い、その時は「中国の日本語表記に多い間違いで、ンをソと誤記しちゃったのだろう」と思っていたのですが、実際にドラマを見始めてみると、中国人の王菲による偽装結婚の話=もしかしたら、「ウンコイ」ではなくて「ウソコイ」が正しく、漢字にすると「嘘恋」?! 結局、我が家で勘違いしていたのは私だけで、家内や息子も含めて皆、初めから「ウソコイ」だと思っていたそうです(爆笑)


23:20:00 | tom | | TrackBacks

September 23, 2006

フィリップ証券資産運用セミナー

今日はフィリップ証券主催の資産運用セミナー「香港相場・下半期の見通しと推奨銘柄」に参加してきました。実は、5月にTISCO証券主催のセミナーに参加し、TISCO証券に口座を作って香港でも株取引を始めようと思ったのですが、その後、TISCO証券香港が、機関投資家向けサービスに注力し個人向けの投資サービスを停止することになり、その代替えとしてフィリップ証券が引き継ぐことになり、今日のセミナーがアレンジされました。尚、日本人スタッフは、TISCO証券にいた日本人がそのまま移ったようです。

会場は、フィリップ証券香港の本社セミナールーム。MTRアドミラリティー駅D出口前のユナイテッドセンターの11階です。香港の免許証を取得するときに来たビルと同じでした。フィリップ証券香港は香港の3大証券の1つで、ダイレクターでもありファンドマネージャーでもある黄瑋傑(Luis Wong)は香港ケーブルテレビやメトロラジオ、香港電台の北京語番組でもホストを務め、香港電台からは3年連続でベストファイナンシャルアナリスト賞を受賞するほどの実力者。投資ガイドブックも数冊発刊しており、大学の非常勤講師として投資コースを担当しているそうです。

本日のセミナーも、基本的には彼が講師ということでしたが、言語の関係から日本人スタッフが代わりに説明し、黄瑋傑(Luis Wong)さんは最初に挨拶して、最後のQ&Aのところで対応していました(with 日本人スタッフの通訳)。肩書きと経歴からすると豪傑そうなのですが、実際の黄瑋傑さんは、どこにでもいるような若々しいファッショナブルなナイスガイ。ミュージック番組のDJが似合いそうな雰囲気でしたが、Q&Aの時の対応は正にプロフェッショナル。鉄鋼やアルミの生産数や土地の値上がり指数など、全ての数字が頭の中に入っていました。

Q&Aの中でも面白かった質問は、「今回の推奨銘柄も、比較的優良な企業が多く、他の銀行や証券会社でも取り上げられているような銘柄。もっと、2倍にも3倍にもなるような銘柄はないのか」という質問。それに対する黄瑋傑さんの回答は「ポートフォリオの中で、7割くらいは堅実な主要銘柄にし、残りの3割以下を成長株に割り当てた方が良い。今回挙げた銘柄の中では、通信株がそれにあたり、銘柄としては○○○です」との事でした。早速、買ってみましょううかね、、、って、まずは口座を開かなくては(笑)。

21:30:00 | tom | | TrackBacks

September 21, 2006

45歳の命・・・

昨日はペナン時代の元同僚に二人も会いました(二人ともマレーシア華人)。片方は今は上海に駐在していて、昨日は弊社と同じ鎮にある別の会社にお客さんと一緒に立ち会いに来ていて、もう片方は女性なのですが、弊社の安規関係の監査で来ていました。先週水曜日(日本人2名)、今週の月曜日(日本人)、昨日、そして明日の晩も元同僚(日本人)に会うのですが、皆さん、本当にこの近郊に集まってきているようで(皆さん、出張ですが)、なんだか海外にいるような気がしなくなってきました(笑)。

さて、そんな偶然といえば、今年の2月に日本に出張して品川プリンスに泊まったときに、ロケーションから考えたらこんなところに居るはずが無い人に15分間の間に2人も会ったのですが(詳細はここを)、その一人(女性のほう)の訃報が入ってきました。2月に5年ぶりくらいに再会したときは、以前と全く変わらない様子だったのに(だから、会うはずも無いところで偶然会っても認識できた)、僅か7ヶ月の間に亡くなってしまうとは・・・。

舌ガンだったそうです。。。違和感を覚えたのが昨年秋とのことだったので、それから1年足らずとは・・・。お子さんが大学受験に向けて準備中、しかも女手一つで育てているのに、神様はなんて酷い仕打ちをするのでしょうか。。。享年45歳、故人のご冥福を切にお祈りすると共に、残されたお子さんの今後の成功をお祈りします。加油!!

23:34:00 | tom | | TrackBacks