途夢郷どっと混む

July 23, 2016

大和ミュージアム

前述したように、広島弾丸ツアーの2日目は呉市に行って、大和ミュージアムとてつのくじら館の2つのミュージアムに行ってきましたが、予想外に私の琴線に触れたミュージアムで、次回来るチャンスがあったら、それぞれに半日くらいずつ時間をとって呉で1日費やしたいと思うくらい、内容の濃いミュージアムでした。感動の度合いには個人差があると思いますが、私にように子供の頃プラモデルが好きで、戦艦や飛行機を組み立てたことがある人達にはヒットすると思います。

まずは大和ミュージアム。常設展観覧料が500円とリーズナブルなのですが、せっかく此処まで来たので企画展『呉の人びとと戦艦大和の記憶』を観ても、セット料金で800円とお得でした。入館直後の"大和ひろば"には、1/10のスケールで全長26.3m精巧な戦艦「大和」が待ち構えていて、いきなり度肝を抜かれました。

その後は、呉の歴史コーナー、戦艦「大和」、大型資料展示室、3Fに上って船をつくる技術、シアターがある「未来へ」とコーナーを進んでいきましたが、う～ん、本当に理系でメカ屋の私には興味津々の内容ばかりで時間が全く足りませんでした。。。備忘録を兼ねて、各コーナーのタイトルだけ、サイトからのを転記します。

1F A. 呉の歴史
・海軍整備の時代
・技術習得の時代
・軍縮期、産業の合理化
・空港着技術の開発・生産
・呉と太平洋戦争
・平和産業港湾都市としての再生

1F A. 呉の歴史戦艦「大和」
・技術の結晶戦艦「大和」
・「大和」の現在
1999年にテレビ朝日放送された『今よみがえる世界最大戦艦大和』のVTRが見ものです。これは、テレビ朝日とフランスの潜水チームが、東シナ海に眠る戦艦大和の探査記録をおさめたドキュメンタリー番組です。

1F B. 大型資料展示室
・九三式魚雷、二式魚雷
・特攻兵器「回天」十型
・零式艦上戦闘機六二型
・特殊潜航艇「海龍」
・各種砲弾

3F C. 船をつくる技術
・船が浮くしくみ：ウキウキドラムカン
・船のつくりかた：ブロックゲーム
・船の材料と工作：モノクジラ
・プロペラの動き：スクリューバイク
・船のうごかし方：チャレンジナビ
・滑車のすごい力：パワーカッシャー
・空気でふわふわ：フワフワバスケット
今回は時間がなくて殆ど素通りでしたが、中学生以下の子供たちと一緒に来ると、楽しくて数時間費やしそうです。

3F D. 未来へ
・科学技術のこれから：地球深部探査船「ちきゅう」、小惑星探査機「はやぶさ」
・未来へのメッセージ：松本零士、的川泰宣、半藤一利、石坂浩二、阿川弘之
・大和シアター（ここに財布を忘れました、汗）

"呉の歴史戦艦「大和」"には、大和の乗組員たちが沖縄特攻に際して記した、遺書、手紙、ハガキなどがたくさん展示されていましたが、元紀と同じような年代の人たちが若くして亡くなったことを思うと、居た堪れない気持ちになり、特に、海軍歯科大尉の人の手紙の冒頭「御両親様」というのを見て、目頭が熱くなりました。。。

23:41:00 | tom | | TrackBacks

July 17, 2016

マツダスタジアム

広島関係の話題が続いていますが、私の備忘録を兼ねての日記ですので、暫くお付き合いください（笑）。先日『広島全体がカープ』ってタイトルの日記を綴りましたが、初めて訪れたマツダスタジアム（Mazda Zoom-Zoom スタジアム広島）は其の象徴で、まさに”聖地”でした！

平日の火曜日にも関わらず、巨人応援団のビジターパフォーマンスシートに一部空きが見えた以外はぎっしり満員！ホーム球場ですが、赤いビジター用のレプリカユニフォーム着ている観客が多く、ラッキーセブンのジェットバルーン（風船飛ばし）の時には、膨らんだ赤い風船でホーム用のレプリカユニフォームの白も掻き消され、客席が真っ赤っかで壮観でした！私も、人生初の風船飛ばしをしちゃいましよ（笑）。

初のカープ聖地は、チケットキャンプで購入したライトスタンド2階のカープパフォーマンスBシートにしましたが、応援団もいて鳴り物や応援旗が振られる一番濃いぃカープファンのエリアで、大声出して応戦している人が殆どだったので、私も見よう見まねで大声出して応援していました。神宮球場のカープ側の席に座っていても一度もやったことが無かった"スクワット応援"も初めてやり、翌日、太腿に筋肉痛が出たのは言うまでもありません（汗）。

また、カープが点数入れた時には『花咲じいさん』の音楽で、♪大判小判がざっくざくざっくざく♪と歌った後に「万歳、万歳、万歳！」と叫び、隣前後の知らない人たちともカンフーバットでハイタッチするのがカープファンの常識なのだそうですが、一体感があって中々GOODでした！

マツダスタジアムは旧広島市民球場から移転し2009年にオープンしましたが、MLBの球場も色々と研究して造られたようなので、観客席の広さはMLB並で開放感があり、観客席の種類の多さも日本一とのこと。以下に特徴的な席を記しますと、

・砂かぶり席：ベンチの選手と同じ目線で観戦でき臨場感No.1。ファン憧れの特等席
・スカイシート：通常の2階席に比べて前にせり出している分グランドが近くに感じられる、空中からの熱烈応援
・寝ソベリア：寝転がって観ることが出来る2人用のクッションシート。カップルやファミリーに大人気
・パーティーグリル：バーベキューをしながら観戦が出来るスペシャルシート
・鯉桟敷：靴を脱いでリラックスできる畳席。お茶の間の団欒気分で観戦できる

う～ん、次回聖地に来る時は、砂かぶり席、寝ソベリア、鯉桟敷の何れかを試してみたいと思いますし、もし自分が広島に住むようなことがあれば、試合がある時には毎日通っちゃいそうなほど、メチャ楽しい球場でした！ MLBの球場も、きっとこんな感じなのでしょうね。まさにBall Park！！

23:06:00 | tom | | TrackBacks

July 16, 2016

平和記念公園

厳島神社参観を終えたあと、広電で向かったのは平和記念公園。広電の原爆ドーム前駅で降りて道路を渡ると、今では世界文化遺産になっている原爆ドームが、目の前に聳え立っていました。いつの間にか青空になった下で、厳かに・・・。

71年前の昭和20年8月6日午前8時15分、人類初の原子爆弾がこの地に投下され高度約600mのところで炸裂したのですが、約3,000℃～4,000℃の熱線にも耐えた建物が、その存在意義を現代の我々に訴えているように思えました。周りには日本人よりも多くの白人が参観していましたが、彼らはどのように受け留めたのでしょうか。。。

動員学徒慰霊塔で千羽鶴を見てから元安橋を渡ると、原爆の子の像にもっと沢山の折り鶴、千羽以上の折り鶴が世界各国の人達から寄贈されていました。千羽鶴は、原爆症で死亡した佐々木禎子さんが自らの延命を祈って作ったことから平和のシンボルにもなっていて、世界中から送られてくる年間約10トンの千羽鶴が此処に手向けられているのだそうです。

そして、平和の灯と平和の池を過ぎた後、5月に米国大統領のオバマさんが献花した原爆死没者慰霊碑（広島平和都市記念碑）に辿り着きました。此処からは平和の灯と原爆ドームが一直線に臨めますが、実は原爆ドームでは自撮りしていたものの、此処では外国人も含めて周りで自撮りしている人が誰も居なかったのと、してはいけない雰囲気を察したので撮りませんでした。

そして平和記念資料館、、、東館は改装中で本館のみでしたが、最初に目にするのが、熱線で溶けた皮膚が爛れた腕を前に出して彷徨う子供達の等身大のジオラマで、特に非日本人の多くの人達が其処で絶句していました。そして被爆した人の写真では、、、気分が悪くなって駆け去る白人もいましたよ。ホント"百聞は一見に如かず"です。此処にも日本人以上に外国人が多かった気がしますが、各国で非核に対する意識が強くなることを願ってやみません。何しろ、被爆したのは日本だけ（広島と長崎だけ）ですから。

資料館には、オバマさんの折り鶴が展示されていて、次のようなメッセージも記されていました。
We have known the agony of war. Let us now find the courage, together, to spread peace and pursue a world without nuclear weapons.
核無き世界だけでなく"戦争の無い世界"、切に望みます。

20:44:48 | tom | | TrackBacks

July 15, 2016

安芸の宮島厳島神社

人生初広島の日、広島空港に着いてリムジンバスでJR広島駅に移動しましたが、当初の予定では、平和記念公園に訪問してから宮島に行こうと思っていました。

しかし、移動中にるるぶのガイドブックで宮島までのアクセス方法を確認していた時に、広電電車全線＋宮島松大汽船の一日乗車乗船券を買って一気に宮島口まで行けば、お昼ちょっと前くらいに宮島口に着いて、有名な『うえの』で"あなごめし"を食べてから宮島に行けそうです。広電一日乗り放題なので、宮島から平和記念公園に行った後も、次の予定に合わせて近隣を乗り降りできそうなので、予定変更で宮島を先にしました。

宮島口には11時10分くらいに到着しましたが、うえのは既に満席で15分ほど待ちました。折角なので2,400円の特上にして穴子を堪能しましたが、鰻ほど脂分が無くあっさりしているので、酒呑みにはこちらの方がGOODだと思いました。ぐい呑110円に釣られ、成田で搭乗前に飲んだルービーに続いて昼呑みです（笑）。奇遇にも、昨日の『秘密のケンミンSHOW』で広島の"あなごめし"が紹介されてましたね！

そして宮島へ渡り、厳島神社参観です。"参拝"では無いのは、一応まだ親父の四十九日超えてないので・・・（笑）。天気予報では雨のマークが出ていたので気になっていましたが、宮島に着いた時には陽射しも出て来て暑くなり、参観を終えた後には汗びっしょりになったので、水分補給を兼ねて表参道で焼き牡蠣食べながら休憩しましたよ。ギンギンに冷えた生ビールと共に！

厳島神社、、、水面から突き出す大鳥居もインパクトが大きいのですが、朱色の神社全体がとても幻想的で、更に背後にそびえる弥山と併せると「島全体がパワースポットである」ことを実感しました。

主な所感は以下の通りです。
・フェリーターミナルの宮島桟橋に降りると、人懐っこい鹿がたくさん！
・表参道は屋根があるところは冷たい空気も出ていて凌ぎやすい
・宮島の大杓子は圧巻！「幸せを召し取る」として縁起が良いらしい
・もみじ饅頭を作る機械が、理系メカ屋には興味津々
・参拝入口の両看板、『國寶嚴島神社』『世界文化遺産』を見るとワクワクする
・平安時代から1400年経っているということが感慨深く、その時代の寝殿造りの緻密さに感動
・「島全体を神として信仰した」ということだが、神社の朱色と瓦葺屋根との苔、そして弥山の森林のコントラストが絶品
・日本人よりも外人観光客が多かった（気がする）

平日だったこともあり、比較的空いていたので他の人が入っていない自撮りをたくさんしちゃいましたよ！『宮島で行くべき観光スポット51選！』なんてサイトも見つけたので、日本三景の一つである宮島には、次回はもうちょっと時間をとって弥山登山をし、山頂から瀬戸内海に点在する多くの島々を一望したいと思います。

23:59:00 | tom | | TrackBacks

July 14, 2016

広島全体がカープ

初めて訪れた広島は、書籍『広島はすごい』の著者同様、私も大いに気に入り、昨日のようなタイトル（我愛広島！）にもなりましたが、一方で、広島の人達のカープ愛は「半端無い！」と実感しました。

飲食店などのお店の多くの人達が、広島東洋カープのレプリカユニフォームを「仕事着では？」と思うほど違和感なく着ているし、道行く人も普通にレプリカユニフォームを着ている人が多く、広島全体が”広島東洋カープ”って感じです。ビールスタンドでも、お好み焼き屋でも、お店の人とお客さんの会話は大概カープの話でしたしね。

そんな雰囲気なので、マツダスタジアムでカープ vs 巨人戦を観た後に、路面電車の中でも、つけ麺屋でも、元紀の家の近くのセブンイレブンでも、ずっとレプリカユニフォームを脱ぐことなく移動していました。元紀が野村投手のホーム用の白を、そして私が黒田投手のビジター用の赤いユニフォームだったので、紅白でおめでたく（笑）。

東京でも、神宮から信濃町駅まではヤクルトのユニフォームを着たまま行くことはあり、友達と一緒の時は、他に電車内でもユニフォーム着てる人がいれば着たまま乗ってますが、秋葉原より千葉方面になると一気に減るので脱いじゃいます。。。東京では、さすがにユニフォームを着たまま家に帰るのは難しいです（汗）。

マツダスタジアムの感想に関しは別途また綴ろうと思っていますが、巨人戦なのに（一応、セ・リーグの首位と2位の戦いなのに）巨人応援の人は非常に少なく、こんな超アウェー感の巨人戦なんて初めて見ましたし、これだけ熱い応援をされたら「実力以上の力も出るのでは？」と思いましたよ。それが今のカープの強さにも繋がっていると思います。

広島駅から球場まで続く通称『カープロード』には、「広島じゃけぇカープじゃろ」って横断幕が貼られていましたが、まさに広島全体がカープでした！

21:17:18 | tom | | TrackBacks

≪ 2016年 07月 ≫
日	月	火	水	木	金	土
					1	2
3	4	5	6	7	8	9
10	11	12	13	14	15	16
17	18	19	20	21	22	23
24	25	26	27	28	29	30
31