途夢郷どっと混む

December 14, 2008

ペナンヒルに歩いて登りました

先週のお上りさんツアーでボタニカルガーデンに行った時に、ガイドさんが「ここからペナンヒルに歩いて行けます。約2時間くらいの距離です」と言っていたのと、金曜日に金門で帰りのタクシーを待っていた時に「ホテルからPlaza Gurneyまで1時間強かけて歩いたことがあるんですよね～」なんて話をしていたらガイドさんの言葉を思いだし、ペナンヒルに登ってみたくなりました。そうと決めたら有言実行（別の他の人には言っていないけど）、今朝、起き抜けにネットでペナンヒルに登った人の情報を集め、午前中に登ってペナンヒルでブランチを決め込もう、と朝9時にホテルを出てボタニカルガーデンに向かいました。

ムーンゲートから登ることにしたのですが、ゲートを抜けて一瞬、右か左か迷いました。でも、左の方が登りだし、華人の親子も登っていたのでそちらに行くことに決定。う～ん、山道か、でもこれくらいなら問題ないだろう、と甘い気持ちでいましたが、歩いて10分くらい過ぎたところでその考えは思いっきり甘かったことに気付きました。急勾配の階段が続く続く・・・。開始15分ぐらいで、もう汗だくで息も荒くなっています。森林の中の木陰で直射日光は届かないとは言え、この急勾配は堪える。。。
ムーンゲート

途中、崖崩れで獣道がすっごく細くなっていたり、蟻の大群が行列を作っていたりしましたが、トカゲやリス、猿には会いませんでした。だいぶ高いところまでの登り勾配が安定してくると、森林浴で酸素の多さを感じながら、また、自分の身体からα派がたくさん出ているのでは、という事を感じながら、余裕を持って歩くことが出来ました。途中、マウンテンバイクを従えて反対側から登ってきた集団（10人くらいはいたでしょうか）に出くわしましたが、元々、人間一人がやっと通れるような細い道なので、とっても辛そう。しかも長袖長ズボンで極めていたので、あれはしんどいだろうな、と他人事ながら可哀想に思いました。

その集団の一番遅い人とすれ違った頃にペナンヒル中腹の84キオスクに到着。ここはクルマで登る道の中間点ですが、ここまで来て道が間違っていない事が確認出来たのでちょっと安心。ちなみに、ここまで1時間10分強を費やしました。この後は、クルマの道をひたすら歩きました。クルマの道と言っても、とても急なところが多く、生易しくはありません。既に脚がパンパンであることも感じているし、登りでは太腿とアキレス腱に負担が掛かっていることを実感しながら、ひたすら登りました。途中、欧米人のおじさん（50は過ぎてると思う）が、上半身裸でジョギングで登って来ましたが、この急勾配ではあれをするには余程鍛錬していないと無理でしょう。少なくても、今の私には絶対に無理。歩いて登るのがやっとの状態ですから・・・。

84キオスクを過ぎてから費やすこと45分、おぉ～、見たことのあるインド系のお寺！　ペナンヒルに到着しました！！　結局、費やした時間はほぼ2時間。ポロシャツは汗で重くなっているし、ホテルから拝借してきたタオルも重い・・・。水は500mlのペットボトルが半分くらい減っただけですが、う～ん、ビールが飲みたい。その前に、工事中で動いていないケーブルカーの乗り場方面に行きましたが、その途中で見た風景こそ、この2時間の苦労を全て吹き飛ばしてくれるような見事な絶景でした。ペナンブリッジ、コムタなど、ペナンを象徴する景色が下界に見事に見えています。なんだか、ペナンを征服した感じ（笑）。今まで、何度もペナンヒルにケーブルカーで登りましたが、その時はこのような感覚は無かったのですが、歩いて登った人のみが感じる感覚なのでしょう（爆）。
ペナンヒルから１

山頂のホッカーセンターで、フライド・クイテオ、トムヤン・スープを食べながらTiger Beerを2缶飲み干し良い気分に。そこからペナンの友人にSMSを送ると、迎えに行こうか？という心温まるオファーが来ましたが、今から2時間くらい掛かりそうなので、自分の足で下りることにしました。山は登ったらそれで終わりではなく、必ず下らなくてはなりません。。。下りはクルマの道をひたすら歩きましたが、傾斜が急なので膝に来る。。。途中、本当に膝が痛くなってきたので、試しに後ろ向きで歩くと思いっきり楽。これなら大股で下れます。でも、進行方向に何があるか見えないけど・・・。途中、お猿さんが大量に歩いている箇所にも遭遇しましたが、やっと下界に着きました。。。なんとそこは、、、ボタニカルガーデン。そうか、ここからペナンヒルにクルマで登れるんだ、と初めて気付きました。でも、クルマにもすっごく負担が掛かると思います。

結局、下りは1時間強で着きましたが、膝には負担が思いっきり掛かっています。。。膝が笑うとは、まさにこのことですね。。。明日は筋肉痛間違いなし！

21:58:08 | tom | | TrackBacks

December 07, 2008

ペナン観光ツアー

今日はチームご苦労のみんなと、ペナンの観光ツアーに繰り出しました。私を入れて7人中、3人が初めてペナンに来たのと、他のメンバーも改めて観光などしたことが無かったようですし、また、私も10年ぶりくらいに観光地を巡りたいなと思って、今回企画しました。尚、最初は7月にペナンに来た時にパヤ島ツアーで使ったサービス「日本語観光バス・ウェンディツアー」を使おうと思ったのですが（ペナン5時間コースで1人180RM）、ペナンのローカルフレンドがもっと安いところ「Pan Island Holidays」を紹介してくれ、10人乗りのバンと日本語ガイドさんを雇って230RM+240RM＝470RM。一人当たり70RM以下と、前者とは100RM以上も安く上がりました。因みに時間も7時間。

二日酔いのメンバーが多い中（笑）、9時にロビーに集まりましたが、ガイドさんは着いていたもののバンが来ない・・・結局、45分も遅れて出発することになりました。安いところを選んだから？！とちょっと不安になりましたが、ガイドさんもとても親切で気さくな人で、バンに乗っている間も始終説明をしてくれ、私も色々と発見がありました。さすがに、最後のSleeping Buddaに来た時には、皆さん、随分と疲れ切っていましたが・・・。

最初は極楽寺。何だか以前よりも更に観光地化し、途中の道路も随分と混んでいるし、寺の境内もたくさんの人達で混雑していました。中国語がある程度分かるようになって来てみると、中国人でも色々なところから来ているのがよく分かります。広東語、大陸の人が話す普通話、福建語、英語、、、。下りる時の階段の両側になる出店でTiger BeerのTシャツを買っちゃいました。値札には97RMと書いてありましたが、おばちゃんが最初に言って来た値段が25RM、別に買うつもりは無かったのですが、店主と思われるおっちゃんが売る気満々で、別のインド人が12RMで買った時のマレー語の会話が聞き取れたので、「幾らなら買う？」と聞かれた時に12RMと応えたらOKだったので、買っちゃいました（笑）。約300円と激安ですが、同僚は3枚で15RM（1枚5RM＝約80円）で別のTシャツをゲットしたそうです（汗）。
極楽寺１

次はボタニカルガーデン、植物園です。昔、ペナンに住んでいた頃、持っていたお菓子を猿に一気に奪われて怖がっていた元紀を想い出しますし、隣の綾乃ちゃんを元紀を連れてってローラーブレードし、二人を抱きかかえながら転んで尾てい骨を思いっきり打ったのもここでした（汗）。ガイドさんが遅れたお詫びにとココナッツジュースを奢ってくれましたが、冷たくて結構美味しかったです。

ボタニカルガーデンを後にし、クラフト・バティックで染め方の説明を簡単に受け、その後はお決まりのバティックの直売。観光コースにお決まりの「如何にも！」という流れなので若人達は買わないのかなと思ったら、意外と結構買っていました。クラフト・バティックは商売繁盛だったようです。

このあと、やっと昼食にありつけました。ホッカーセンターに行きたいというリクエストに応えてガイドさんが選んでくれた場所は「The New World Park」。私が住んでいた時には無かったホッカーセンターですが、それもそのはず、昨年の9月にオープンしたばかりです。ホッカーセンターにしては妙にお洒落な作りなのですが、そのせいか随分と混んでいました。チャー・クイテオ、フライド・オイスターはとっても美味だった。。。缶ビールが無くて瓶ビール（750ml）を飲んだので、結構良い気分になりました（笑）。
新世界１

お腹が膨れた後はE&Oホテルの見学。実は、これだけペナンに関係が深い私ですが、E&Oホテルに入るのは今回が初めて。ロビーの音があんなに響くことも初めて知りましたし、ビーチ側に出てみるとジョージタウンとは思えない？リゾート気分満載の風景でした。白人が急に増えたと思ったのも、このホテルに入ってから。
E&Oホテル

今度はコーンウォリス要塞。これまた、私は行くのが初めて。写真やパンフレットなどを見てみると、とても立派に見えますが、行ってみると・・・えっ、これがそうなの？　といった感じ。これじゃ国は守れないよなぁ～、と思いましたが、まあ、時代が違いますからね（笑）。尚、中に入るのは有料なのですが、休日は閉館のようで入れず。これって博物館も一緒なのですが、平日しか開館してなかったら見たくても見られない人が多いのでは・・・。まあ、そういう細かいことを気にしないのが、マレーシアの良いところ？！
コーンウォリス要塞

次は「クー・コン・シー（邱公司）」。これまたペナンでは有名処ですが、行くのは初めて。街の中に異次元が存在する雰囲気の豪華なお廟でした。よくもまあ、こんなに手の込んだ建物を造ったなぁと思いましたが、権力を見せつけるため（面子を守るため）だったのでしょうか。ペナンの他の寺院を見ると、その造りや色遣いが幼稚な感じがして日本の寺院の手の入れように感心しますが、ここだけは日本の寺院にも勝るとも劣らない建物でした。
クーコンシー１

ここまでで午後4時。メンバーもだいぶ疲れていましたが、出発が遅れた分延長なので、あと1つ廻ります。それはSleeping Budda（タイ式寺院）と道を挟んで反対側にあるミャンマー仏教の寺です。ここはペナンに住んでいた頃の自宅から近かったこともあり、日本から親類縁者が来た時によく連れて行った場所なので何度も来ましたが、相変わらずパステルカラーの色遣いが私の寺院に対するイメージと合いません（笑）。でも、ガイドさんから色々と説明を受けながら見ると、初めて分かったことが多かったです。
寝釈迦

ということで、これにて1日観光ツアーは終了。みなさん、疲れ切っていましたが、2時間ほど休憩を取った後、ディナー兼Jalan Jalanでバツフェリンギに行きました。バツフェリンギは言わずと知れたペナンのリゾートエリアです。初めて来たメンバーは、途中の道が非常に寂しくなったので、何処に連れて行かれるのか不安になったようですが、まずはEdenでカルチャーショーを見ながらディナーです。祭日の前の晩なのに、あまりお客さんが入っていなかったのが気になりましたが、マレー系のカルチャーショーではメンバー一同楽しんでくれたようです。その後はお決まりの屋台冷やかしJapan Jalan（＝散策）。道路脇に延々と繋がる屋台（洋服、時計、お土産品、化粧品、ブランドバッグ、DVD等々）を歩き、価格交渉し、ゲットし、今日の長い一日が終わりました。

チームご苦労のみなさん、楽しんで頂けましたでしょうか？これを糧に、火曜日からまた頑張って下さい。明日の祝日は、自分達で色々とチャレンジしてね（笑）。

23:55:00 | tom | | TrackBacks

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