途夢郷どっと混む

July 24, 2005

北京観光・天安門

すべての研修を終えた後、一旦ホテルに戻りましたが、時間はまだ6時。まだまだ明るいので充分に観光を楽しめる時間です。ホテルのある「北京のシリコンバレー」と呼ばれる「中関村」から北京市中心部まではクルマで30分くらいですが、結構渋滞していたので45分以上掛かりました。雨の日に見ても「街並みが東京に似ている」と思いましたが、晴天の日に見て、更に強くそう思いました。但し、自転車が多いのが違うところで、広州やシンセン、東莞では見られなかった自転車を、ここ北京でたくさん目にすることが出来ました。

道路は片側3車線程度に整備されていて、車道だけでなく歩道も充分にとられ、緑も多く配置されてます。また、私が今まで行った中国の都市の中で（香港、台湾含む）一番交通ルールが守られているような気がします。ビルは香港やシンセンと違って高層ビルが多くはないので、クルマで走っていると空がたくさん見えて爽快でした。やはり北京はさすが首都で、他の都市より非常に管理されている気がしました。

北京の観光は、まず、天安門広場に集合し、人民英雄記念碑、人民大会堂、中国国家博物館などを目にしながら、天安門方面に歩いていきました。

どこに行っても中国の政府系の建物はどれも巨大で立派ですが、天安門広場は非常に広大です。香港でこんなに広いところは飛行場以外無いでしょう（笑）。
天安門広場１

天安門の横にある労働人民文化宮（参観料2元）には「太廟」などの古い建物があり、その周りを樹齢300年級の木々が囲んでいます。何故か、お寺の前でモデルの撮影をしていました。。。天安門広場には大勢の人達がいましたが、何故かここはガラガラで、外の雑踏を忘れます。
労働人民文化宮

いよいよ天安門に入ります、本当にでかいです。毛沢東の写真も・・・（笑）。中では兵隊さん達が行進の練習をしていました。また、お土産屋の屋台が何軒か有り、そこで干支の描かれたガラス細工を買い（10元）元紀と星奈の名前を描いて貰いました。瓢箪型のガラス細工の底からL字状の筆を入れ、器用に描いていました。そろそろ暗くなってきたしお腹も空いてきたので出ようとすると、ちょうど兵隊さんの交替の時間と重なり、最後の門が閉鎖されたため30分間ほど出られない状態になり、中で待たされました。兵隊さんは皆若くてあどけなさが残っていましたが、観衆を排除する係の兵隊さんは、大声で威嚇し威厳がありました。
天安門１

その後、前門に行くことにしたのですが、ここで大失敗。歩いていける距離（おそらく10分強）なのに、地下鉄に乗ってしまい、途中で1度乗り換えるなどして、思いっきり遠回りをしてしまいました。費やした時間は切符を買うために並んだ時間を入れて40分以上でしょう。プラットフォームで「前門に行くにはどちら方面に行く電車に乗ったらいいんだ？」と聞いても、皆不思議な顔をする筈です。。。因みに、ツアーコンダクターは私ではなく香港人でしたが・・・（笑）。

皆のお腹の空き具合も頂点に達したので（私は天安門広場で皆が飲み物を買った時に、ディナーのビールまで我慢しようと、飲み物を買いませんでしたが、ディナーにありつくまでこんなに時間を費やすとは夢にも思いませんでした）、あまりお店を吟味している時間はなく、彼等が昨晩も行ったという前門の近くのレストラン（おそらく「老舎茶館」）で、オーダーしてから焼く新鮮な北京ダックとその他諸々を食しました。北京ダックですが、皮のみ、肉のみ、皮と肉が一緒の状態のもの、3種類が配膳されましたが、皮のみには砂糖を付けて食べ、肉のみのにはニンニクの入ったレモン味のタレを付けて食べ、肉と皮が一緒のはネギとキュウリと一緒に荷葉餅に包んでタレに漬けて食べるのだそうです。因みに、今までは「北京ダック＝皮のみをネギと一緒に荷葉餅で包んで食べる」だと思っていました（笑）。

その後、最後の夜なのでエンターティメントに出掛ける事になりましたが、時間は既に10時半。北京に兄がいるという香港人の指示に従い、工人体育館に来ましたが、ディスコらしい建物があるものの、駐車場には高級車ばかり並んでいて、しかも綺麗な彼女を連れたお客さんばかりなので入りづらい雰囲気。その横にあったナイトクラブも同様でしたが、そこのボーイに手頃なKTVがないか聞くと、歩いて5分くらいのところにあるとの事だったので行ってみると、ディスコがあるメイン通りからは想像出来ないところに控えめな入り口と共にKTV「北京尊凰国際倶楽部」がありました。

台湾人ほど露骨ではないものの、香港人が受付の小姐にシステムに関して詳細を聞いてから結局そこにに入ることに落ち着きましたが、5人で小姐のチップも合わせると1人700元強。広東省では普通は取られないママさんのチップまで取られたのと、チップの単価が200元ではなく300元なので、やはり広東省に比べると高いです。但し、小姐は比較的粒ぞろいで、広東省の田舎町のKTVのように「なんであなたが・・・」というような小姐は居ませんでした（笑）。

因みに、私に付いた小姐は24歳で四川省出身、日本の広島と松江に知人を訪ねて1週間ほど滞在した経験があるとの事です。香港人曰く、香港の歌手の誰かに似ているらしいですが、私には誰だかわかりませんでした。最後の夜のパーティーは盛大に盛り上がり、特に山東省出身のママさん（背が高くて宝塚風の容姿）が酔っ払って香港人と大声で踊りながらジャンケンしてたのが面白かったです。お開きはAM3時。7時には起きなくては・・・（汗）

23:33:00 | tom | | TrackBacks

清華大学

今日は昨日とうって変わって晴天のいい天気です。午前中の部が終わり昼食の前に、今回の研修の全メンバーで「二校門」の前で写真を撮りましたが、天気が良すぎて3分間の準備で待っていても汗が出てきました。でも香港、東莞のよりも湿度が低いので、日陰に入れば涼しくて凌ぎやすい。尚、この「二校門」は、清華園の中に「清華学堂」が設立された当時の正門で、本来はここから先が゙清華大学のキャンパスだったのですが、1933年の敷地拡張で正門が外側に移動したことから、2番目にくぐる校門という意味で「二校門」と呼ばれるようになったのだそうです。

昼食の時間は1時間半と長めだったので、この時間に清華大学構内を散策し写真もたくさん撮りました。以下、大礼堂、蓮の池、西門です。

途中、清華大学グッズコーナー（記念品服務部）があったので家族のお土産用に清華大学のイメージカラーであるパープル色のTシャツや携帯ストラップを買っ買いました。これを着て香港で歩けば、清華大学OBに見えるかな？（笑）。

昨日のブログにも書きましたが、キャンパス内は緑が多く、大きな蓮の池などもあり、キャンパスというより公園、しかも綺麗に手入れされた公園です。中国は今ちょうど夏休み中だし、今日は日曜日なので家族連れもたくさん来ていまいたが、記念写真を撮っている人も結構いたので、彼等は地方から来た人なのでしょう。きっと我が子をここに入れたいと思っているのでしょうが、13億以上の人口を誇る中国の頂点なので、狭き門なのでしょうね。

18:06:00 | tom | | TrackBacks

July 22, 2005

北京に来ています

中国最高峰の大学「清華大学」で行われる鉛フリー半田の技術研修のため、今日から北京に来ています。私にとっては初めての北京であり、中国の最北記録更新（今までは無錫）です。尚、東莞のメンバーと総勢6人で来たので、シンセンの飛行場から飛行機に乗ってきました。2時間半強のフライトでしたが、出発が30分以上遅れたので、北京に着いたのは午後6時半。それからタクシーで約1時間走り、宿泊先である「清華柴光国際交流中心」に着きました。

それから晩飯のために地下鉄に乗り北京の中心街に行きましたが、北京の地下鉄は券売機が無く改札に並んで切符を買い、途中で乗り換えた時も一度外に出るので、そこでまた並んで切符を買う方式で、また地下鉄の中にエアコンが無く扇風機が回っていて、首都の地下鉄にしては古すぎて見窄らしい感じがしました。香港の方が真新しくてモダンです。でも、街並みは首都らしく整然としていて、香港よりもゴミは少なくクリーンであり、どちらかというと東京に近いような気がしました。道路が広いので、香港のような雑踏さも無く、さすが首都という感じです。

晩飯は天安門の近くの「王府井」で下りて北に歩いていき、北京と言えば北京ダックということで門が綺麗なお店に入ろうとしましたが、なんと8時半で終了との事で、暫く小雨の中を歩いていたら「老北京（火考）鴨」という看板を掲げたお手軽そうな店があったので、そこでたらふく食べました。北京ダックはマレーシアや香港で食べると皮だけですが、ここは肉も出てきて、ネギとキュウリと一緒に荷葉餅で包んでタレに漬けて食べると、これはこれでとても美味しかったです。しかも1匹88人民元（1200円弱）の安さです。香港で食べたら目玉が飛び出そうな価格になりますが・・・。
北京ダック

23:43:00 | tom | | TrackBacks

July 17, 2005

AMC Theatresでマダガスカルを見てきました

先週、星奈の友達がFestival Walkの映画館で映画を見てきたのに影響され、昨日は朝から「映画！映画！」と催促されていました。香港の場合、映画でも広東語に吹き替えされている場合が多く、そんなのを見てもチンプンカンプンなので、まずは香港で今どんな映画をやっているのか調べてみました。

まず、うちから徒歩5分圏内の「UA Cinemas Whampoa」を調べてみると、星奈が見られそうな「荒失失奇兵」は広東語吹き替え版のみ。それではと、Festival Walkの映画館を調べてみると、そこにあるのは「AMC Theatres」、でも、今やっているプログラムを調べることは出来なかったので、まずはミニバスで行ってみることにしました。

すると、そこでは「荒失失奇兵」の英語版も公開していたので、これを見ることにしました。しかもタイミングよく開演ちょうど10分前。費用は大人60HK$、子供45HK$。「映画館に行く＝ポップコーンを食べる」という図式になっていた星奈のために、まずはポップコーンを買ってからシアターに向かいました。

ところで、この「荒失失奇兵」は英語では「Madagascar」、日本語では「マダガスカル」、日本での公開は8月13日からのようで、一足先に見られて得した気分です。日本のアニメは細かいところまで非常に細かく描写されてますが、アメリカのアニメって細かくはないけど、登場人物（今回の場合は動物）の表情や動きが非常にリアルです。コンピューターグラフィックスが進んでいるからでしょうか。。。尚、最近習い始めたとはいえ、英語は星奈はチンプンカンプンですが、英語がわからない子供でも楽しめる映画だと思いました。
AMC

14:20:11 | tom | | TrackBacks

July 01, 2005

香港ディズニーランド、チケット販売開始

9月12日に開業する香港ディズニーランドのチケット販売が本日7月1日から開始されました。購入方法は、
1．公式ウェブサイトのクレジットカード決済
2．ホテル宿泊との一括予約
3．旅行代理店への申し込み
4．25人以上の団体予約受付（電話1830830）
5．残数があればメインゲート窓口で当日販売

チケットは開園初日から3ヶ月間で、指定予約した日のみ有効です。販売枚数は1日3万枚。チケット料金は
●平日：大人295HK$、子供（3才～11才）210HK$、シニア（65才以上）170HK$
●指定日（土日、祝日、夏休み他）：大人350HK$、子供250HK$、シニア200HK$

23:09:00 | tom | | TrackBacks

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