September 11, 2018

プロ野球ビジネスNo.1決定戦

昨日の帰りに日経トレンディのPodcastを聴いていましたが、内容は表題の『最強の球団はどこだ!プロ野球ビジネスNo.1決定戦』でした。ご存知のようにTVの地上波中継が激減したプロ野球ですが、実際の人気はピークに達しているようで、10年前に比べ1試合の平均観客動員数はセ・パ両リーグとも15%以上も増加し、球場は最高潮の盛り上がりを見せているそうです。

昨今の自分の動向を振り返ってみても、スタジアム(球場)での観戦に頻繁に行っているし、球団がファンサービスに力を入れ営業努力、経営努力に勤しんでいるのは実感できるので、番組の内容にも共感できる部分が多かったです。

Podcast内では、慶應義塾大学理工学部の鈴木秀男教授が10年前から実施している『プロ野球のサービスに関する満足度調査』のTOP5の順位が伝えられていましたが、本日ググってみたら12球団全ての順位は以下の通りでした。なお括弧内は昨年の順位です。

12位:中日ドラゴンズ(12位)
11位:オリックスバファローズ(11位)
10位:読売ジャイアンツ(9位)
9位:東京ヤクルトスワローズ(7位)
8位:千葉ロッテマリーンズ(5位)
7位:埼玉西武ライオンズ(10位)
6位:北海道日本ハムファイターズ(3位)
5位:東北楽天ゴールデンイーグルス(6位)
4位:阪神タイガース(8位)
3位:横浜DeNAベイスターズ(4位)
2位:福岡ソフトバンクホークス(2位)
1位:広島東洋カープ(1位)

このランキングは、昨シーズン1回以上、応援する球団の本拠地球場で観戦したファンを対象に、インターネットを通じてアンケートを実施した結果だそうですが、回答者は応援する球団のサービス品質に関する以下の設問に「1:全く思わない」から「10:非常に思う」の10段階で評価し、影響度が大きい項目を重視するなど加重平均し総合満足度を算出したそうです。
 1. チーム成績
 2. チーム・選手
 3. 球場
 4. ファンサービス・地域貢献
 5. ユニホーム・ロゴ
 6. 応援ロイヤルティー
 7. 観戦ロイヤルティー
慶應義塾大学理工学部管理工学科 鈴木研究室の『プロ野球のサービスの満足度調査』のサイトには、過去の結果も含めて詳細のデータが見られますのでご参考まで。

第1位は2年連続で広島東洋カープですが、丸、菊池、鈴木誠也など生え抜き選手たちによる活躍でリーグV2を達成した(今年もダントツ1位なのでV3間違いなし)のも大きいですが、MLBのボールパークを研究して2009年にオープンした新球場(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)の観戦体験の質の高さなど、各項目スキがないそうです。

また私も年甲斐も無く虜になっている無料ユニフォーム配布は、ランキング2位の福岡ソフトバンクホークスが2004年に始めたそうで(当時は福岡ダイエーホークス)、現在は広島以外の11球団が実施していて、1シーズンに何種類も配布する球団も少なくないとのこと。実際、私もゲットしている千葉ロッテマリーンズ読売ジャイアンツもそうです。

そしてとうとうTOP3入りした横浜DeNAベイスターズですが、2011年オフにTBSからDeNAに球団身売りされる前は毎年最低評価だったのに、親会社の変更に依ってこんなにも変わったのだそうです。2015年には球団創設5周年目を迎えるにあたって、神奈川県の小学校、幼稚園・保育園などに通う約72万人の子どもたちにベースボールキャップをプレゼントしたとのこと。「横浜に根づき、横浜と共に歩む」という5周年目に込めた想いに、神奈川県と神奈川県教育委員会が賛同して実現したそうです。

実際に横浜DeNAの躍進を実感できるのが、神宮球場での観戦の時です。昔の横浜DeNA戦はドラゴンズ戦に負けずとも劣らないほど客が入ってなく、生ビール半額ナイターの対象ゲームにされることが多かったのですが、最近、特に今年は広島戦や阪神戦くらい客が入っていて、下手すると神宮球場の半分くらいが横浜ファンの場合があります。

番組内で「以前は横浜スタジアムの客席稼働率は50%程度だったのに、今では95%を超えるようになった」とも語られていましたが、横浜から神宮までは距離が比較的近いこともあり、横浜スタジアムでのゲームでチケットが取れない横浜DeNAファンが神宮球場に流れてきている可能性も多々あるのではと思っています。筒香や宮崎、山崎康晃など魅力的な選手も増えてきてますからねぇ。

一方で地元の千葉ロッテマリーンズが5位から8位に順位を落としているのが気になります。もっと強くならないと厳しいかなぁ。満足度調査の詳細をみると"最も好きな選手"として福浦選手がここ数年ずっと1位ですが、2,000本安打を達成したら引退する可能性大なので来年以降がちょっと心配です。もっとも、アジャ井上、安田、平沢大河、藤岡など期待できる選手はいるので、あとは実力が伴って来るのを願うばかりです。

幼少のころ野球少年だった時の背景と高校の偉大な大先輩である長嶋さんに敬意を評し、心の底ではまだファンであるジャイアンツは、、、これまでの球団の歴史から、常勝球団にならないと満足度向上は容易ではないでしょうね、トレードによる強化ではなく生え抜きの選手で! 勝率5割を切っているようでは厳しいと思います。


21:45:00 | tom | comments(0) | TrackBacks