August 21, 2017

ホンダ

その昔、私がマレーシアに長期出張していた1990年代前半は、家電製品、特にテレビはSONY、東芝、日立などの日本ブランドが席巻していて、滞在先のホテルにあるテレビは殆ど日本ブランドでしたが、2000年代に入ってからでしょうか、プライベートの旅行で行った場所を含め、海外のホテルではSAMSUNG、LGの韓国ブランドが圧倒的に多く、今回のホテルもSAMSUNGのテレビが居座っています。日本ブランドのテレビが殆どである日本に住んでいると俄かには信じられないかと思いますが、海外では日本ブランドは益々衰退して来ています。。。

そんな中、今日は訪問先の工場でローカルメンバーと一緒に仕事をする機会があり、途中、世間話も結構したのですが、"彼の国"で生活のメインの足となっていて、物凄く多く走っているバイクはホンダのシェアが圧倒的に高いらしく、「バイク = ホンダ」なのだそうです。もっと具体的に言うと、ヤマハのバイクを持っていたとしても、それは「ホンダ」と呼ばれちゃうのだそうです。日本で化学調味料のことを「味の素」という人が多いように、バイクのことを表す一般名詞として「ホンダ」が定着しているのだとか。

そんな話を聞き、まがりなりにも新卒後4年間勤務したホンダ(本田技研工業)が"彼の国"でこんなに愛されていることを嬉しく思い、「日本ブランドも捨てたもんじゃないなぁ」と思わずにはいられませんでした。バイクなんてクルマよりも真似されて作られちゃいそうな気がしますが、高温多湿、スコールで冠水して川のようになった道路などの過酷な条件の中で、毎日の足として長く使うためには信頼性がとても重要でしょうし、これだけ寡占が進むと新規参入も難しいのでしょうかね。

家のリビングやホテルの部屋の中心にドンと構えていて存在感が大きいテレビでも、日本ブランドに復活して欲しいとも思いますが、「ホンダと同じように一般名詞化しているブランドが世界中には他に在りやしないか?」と、これからの人生で初めて訪れるであろう国や地域に行った時の楽しみが出来た気がします(笑)。


23:45:00 | tom | comments(0) | TrackBacks