December 30, 2016

報道の日2016

昨日の日昼は久し振りにグタグタの日を過ごし、家族晩飯の『博多劇場』以外何処にも出掛けなかったので、今日の日昼は何処かに出掛けようと思いきや、新聞のTV欄を見ると午前11時からTBSで『報道の日2016』という6時間半生放送の番組があり、その後も『第58回 輝く!日本レコード大賞』が続くので出掛けられない。。。

ということで、11時迄に帰還することを目標に9時ちょっと前に自宅を出発して走ることにしましたが、結果的に約18km、2時間程度のランになりました。今日は北風が結構強かったのですが、走っている時に江戸川の河川敷から富士山が綺麗に見え、途中から東京スカイツリーと富士山のコラボとなり、寒さも忘れて長めに走っちゃいましたよ。

その『報道の日2016』は、テロリストの歴史を中心に報道していましたが、改めて過去を顧みると、今では世界で一番安全だと思われている日本からテロリスト(日本赤軍)が出ていて、世界各地でも結構な騒動を起こしていたんですね! 僅か40年程度前に、、、今では大人の雰囲気でおしゃれな丸の内で起きた連続企業爆破事件や、私も住んだことがあり思い入れが大きいマレーシアで起こしたクアラルンプール事件のことなんて、初めて知りましたよ!

中国、ロシア、北朝鮮、韓国、台湾、フィリピン、そしてUSAと近隣諸国が若干キナ臭くなって来ているような気がして懸念しますが、安倍総理の真珠湾のスピーチにもあったように、"寛容の心"、"和解の力"を、今こそ世界は必要としているのかも知れません。


23:24:00 | tom | | TrackBacks

December 29, 2016

東京ミチテラス

昨日は仕事納めでしたが(31日は当番で休出しますけど)、帰りに東京駅近くで開催中の『東京ミチテラス』を拝観して来ました。本当は前日の高校同窓生忘年会の前に行こうと思っていたのですが、強風の荒天で中止。。。なので、最終日の昨日にリベンジしました。

もっとも、この日も風が強かったので『東京ミチテラス』自体は規模を縮小されイルミネーションも半分程度でしたが、わたし的には『君の名は。』とコラボ企画の「ひかりメッセージツリー」を巡れたのでGOODでした。

空前の大ヒット映画『君の名は。』とのコラボレーションによるARアプリを使ったインスタレーションなのですが、 三葉や瀧をはじめとする映画の登場人物が作品中で発した言葉が、メッセージとして流れるのツリーなのです。で、実際に丸の内エリア各所に設けられた"メッセージツリー”をARアプリのカメラで見ると、、、、幻想的にメッセージとキャラが出て来る!

そして、三葉の木、瀧の木、入れ替わりの木、二人の木、「君の名は。」の木の5箇所を制覇すると、映画のワンシーンである糸守町の湖を背景に三葉と瀧が手を取り合っている壁紙がダウンロードで貰えました! 今はその胸キュンシーンの壁紙が、私のiPhoneのホーム画面になっていますよ(笑)。


23:32:48 | tom | | TrackBacks

December 28, 2016

真珠湾

昨年の12月、ホノルルマラソンの後に元紀と訪れた真珠湾、そしてアリゾナ記念館に、日本の現職総理大臣として初めて安倍総理が訪れました。今年の5月にオバマさんが現職の米国大統領として初めて広島&平和記念公園に訪れたので、ほぼ必然とはいえ、安倍さんは歴史に名を残し益々長期政権になりそうな予感です。

今朝、出勤前に5分程度安倍さんのスピーチを聴いていましたが、広島でのオバマさんの情緒的なスピーチをとても意識した内容だった気がします。オバマさんのスピーチで記憶に残ったのは以下の部分。

”Seventy-one years ago, on a bright cloudless morning, death fell from the sky and the world was changed. A flash of light and a wall of fire destroyed a city and demonstrated that mankind possessed the means to destroy itself. ”

そして安倍さんの今日のスピーチで情緒的だったのは、以下の部分です。

”あの日、日曜の朝の明るくくつろいだ弾む会話の声。自分の未来を、そして夢を語り合う若い兵士たちの声。最後の瞬間、愛する人の名を叫ぶ声。生まれてくる子の幸せを祈る声。一人、ひとりの兵士に、その身を案じる母がいて父がいた。愛する妻や恋人がいた。成長を楽しみにしている子どもたちがいたでしょう。それら全ての思いが断たれてしまった。その厳粛な事実をかみしめる時、私は言葉を失います。”

私が『永遠の0』で自分史上最大の涙を流したのは、自分の子供みたいな歳の将来がある青年達が、「神風」の名の元に特攻隊として敵地に向かって命を絶たれた無念さに感情移入したからですが、米国の人達も、安倍さんのスピーチにそれを感じられたのではと思います(日本人としては、「日本国総理大臣として」というのが数回出てきて口説いような気がしましたが)。

「戦争の惨禍は二度と繰り返してはならない。私たちはそう誓いました」。。。あの"パールハーバー"から75年、日本のみならず、世界平和を願ってやみません。


23:19:00 | tom | | TrackBacks

December 27, 2016

今年を象徴する忘年会

2016年の10大ニュースは大晦日の日記に書く予定ですが、今年の特徴的な出来事としては、卒業以来、野球部仲間以外とは全く交流していなかった高校同窓生との再会、そして共に活動することでした。あえて「同級生」ではなく「同窓生」と書いたのは、在学中は一度も同じクラスになったことが無く、当時は面識も話したことさえも無い人がいるから(笑)。

それが、Facebookを通じて久し振りに再会した野球部仲間と昨年9月に飲んだ時に、その年の3月に学年全体の高校同窓会があったことを知り、S58年卒同窓会のFacebookページで同級生、同窓生と繋がり、そして今年の5月に、同窓会に出られなかった残念さを晴らすため?のプチ同窓会でリアルでも再会し、8月に白馬の山登り、その他、食事会、飲み会等々でどんどん交流が深まり、その集大成が今宵の忘年会(@八重洲ワイン倶楽部)だったような気がします。

「再会」と書きましたが、殆ど「初対面」と言っても過言ではない人達も少なくない一方で(今宵のメンバーでも1人はそうでした)、当時は話をしたことも無かったとはいえ、同じ時代に同じ学校で学び、共通の友人、同級生、先生、先輩、後輩がいて、30年以上の時間の経過と過去の面識の有無には関係なく、昔からの長い親友のように語り合えて振る舞えるのが、同窓生なんですね。

我々の年代になると、子供が手を離れる人も増え、仕事にも時間的、精神的に余裕が出てきた人が増え、諸々の事情で自由になった人もいて、利害関係もなく余計に楽しいのかも知れません。なので、今宵も飲みすぎて途中で爆睡していました(激写されました、汗)。来年はこのメンツ+αで何処に行くのか、どんなイベントをするのか、今から楽しみです!


23:52:00 | tom | | TrackBacks

December 26, 2016

交響曲第9番ニ短調作品125《合唱付》

年末になるとベートーヴェンの『第九』(だいく:『交響曲第9番ニ短調作品125』。ベートーヴェンが楽譜に記入した正確な表記では『シラー作の賛歌「歓喜に寄す」による終末合唱を持つ交響曲』)が日本各地で演奏されますが、昨年に続いて今年も生でオーケストラを聴く機会に恵まれ、今宵はサントリーホールで行われた『都響スペシャル 第九』を拝聴して来ました! 今回は指揮者から結構近い席で良く観えたのですが、マエストロ Jakub Hrůša(ヤクブ・フルシャ)の感情込もった身体全体で振るタクトが印象的でした! う〜ん、やはり生は素晴らしい!!

ところで、『第九』といえば合唱があるのが当たり前になっていると思いますが、作曲された当時は「前代未聞!」だったのだそうです。器楽曲の王者的地位に就きつつあった「交響曲」というジャンルに、人声を加えるのはスキャンダラスなことであり、当時の評論家達の多くが頭を抱えてしまったのだとか。。。でも、今となっては「合唱付では無い『第九』なんて、パクチーの無いタイ料理、ワサビが無い刺身、キムチの無い韓国焼肉、踊りの無いPPAP!」ですよね(笑)。

しかし、「なんで年末に『第九』?」と思って調べてみると、12月に『第九』の演奏会が集中するのは日本だけなのだそうです。USAでオーケストラが年末にプログラムに取り上げる曲といえば、「ハレルヤ」コーラスで有名なヘンデル作曲『メサイア(救世主)』が定番らしく、ヨーロッパでも無いに等しいけど例外的な事例として、ドイツのライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団が第一次世界大戦の終結した大晦日(1918年)に、平和と自由への願いを込めて『第九』を演奏して以来、このオーケストラでは12月31日の演奏が伝統となっているとか。また、オーストリアではウィーン交響楽団が12月30日と31日に『第九』を演奏する習わしがあるようです。

で、日本のオーケストラが年末に『第九』を演奏するのは何故かというと、、、『第九』が大傑作で大きなスケールで「よろこび」を歌い上げるため、年末にふさわしいというのもありますが、直接的には、12月の『第九』のチケットがよく売れるため、オーケストラにとって臨時収入が期待できることが大きな理由なのだとか・・・(笑)。最近では各地に『第九』を歌うアマチュア合唱団が誕生し、「第九を歌う会」の催しが増えてきたのもこの傾向に拍車をかけたそうです(以上、日本気象協会のこの記事を参照させて頂ききました)。

元来、日本は舶来のグッズやイベントを独自にアレンジするのが得意な気がしますが(その典型的な例がバレンタインデー)、この『第九』も勝る劣らずで、もはや日本の年末の定番イベントですね!


23:09:00 | tom | | TrackBacks