November 08, 2007

どっちが世界標準?

入社早々お子さんの病気で日本に帰られた同僚から、「今月末まで日本にいる必要がありそうだ」との連絡を受けたので、昨日、受け入れ先の総経理と本社の人事部長宛、工場長等幹部をCCで、「これこれこういう事情で、復帰出来るのは今月末になりそうだ。ご不便を掛けて申し訳ない」と連絡をしたところ、30分足らずの間に総務部長から彼の部下宛、私の元メールに入っていた人全員にCCで、「●●君、人材会社への紹介費用の支払い、彼が復帰するまで待つように」との指示が発信されました。

おいおい、その前にもっと言うことがあるだろう。例えば「I am sorry to hear that. I hope his son will be fine very soon...」とか言ってから、細かいことの指示だろ。しかも、そんな指示、我々にまで入れる必要はなく、人事同士でやればいいだろう。普通、そんな気遣いもなくいきなりお金の話だけじゃ人間性を疑われるし、しかも、あなたは従業員を守るべく立場の総務人事部長だろ。。。(ー_ーメ)

確かに、用件だけを伝える全く無駄のない(血も涙もない?)メールだけど、これが世界標準なのでしょうか。だって、彼等香港人は、未だに自分は大英帝国の人間だと思っている人が多いし。。。Englandのメールもこう?

一方で昨日、香港のイミグレから私の部下の件で私宛にメールが入り、「彼がイミグレに入局希望を出しており、素晴らしいことにほぼ採用出来る段階に来ている。そこで彼の貴社での勤務評価を報告して頂きたい」との内容。まずは、彼がイミグレ入局の申請をしていたのも初めて知りましたし、現職の上長に対して、私にとっては痛みを伴う内容なのに、当たり前のように(I am pleased to informなんて書いてあった)要求してくる。。。これも香港社会なのか、文化なのかと思い、もし、プライベート企業からの問い合わせなら完全無視ですが、なにぶん、政府関係の機関なので、ここで無下に扱ってその後弊社に不利なことになっても嫌なので、「私にとっては不快な内容であるが、香港では、こういう時でも変なバイアスを入れずにフェアに評価した内容を回答すべきなのか?」と、上出の人事部長に相談してみました。

そしたら、これは人事で対応するから、との返事だったので、アサインされた担当の女性にイミグレから送られてきた一連の資料を転送し、暫くすると彼女から、「我々も混乱しているし、途夢郷さんも不快だと思う。個人情報の開示なので、イミグレから機密扱いにする旨の証明書を貰ってから回答するつもりだが、評価に関しては、途夢郷さんの方でフェアにやって頂けないか」との事でした。

そして評価と共に彼女に宛てたコメントは、「私もイミグレからでなければ無視したが、政府機関なので、今後の弊社の事も考えると慎重に取り扱わなければならないと思って相談した。実際、彼からはタイミング良く今朝相談があり、まさにこの件だったが、まだ迷っている様子。何故ならば、イミグレの仕事は安定度はあるが、とても単調な仕事であると中にいる友人から聞いている模様。私からしたアドバイスは、「歳を取ってからなら安定を考えても良いが、その若さ(ちなみにまだ24歳)で安定を求めるのは良くないと思う。男にとって一番働き甲斐があるのは40代だが、その時の能力や技量、ポジションを決めるのは、全て25から40までの間にどのような経験と苦労をしてきたかに依る。仮にもし今楽をして、貴方が40くらいになったときに経済が悪くなりレイオフされて他の仕事を探そうとしても、何も能力や技量がなければ仕事も見つけられなくなる。もっとも、貴方の人生を決めるのは貴方自身しかいないので最終的な判断も貴方がすべきだが、私の個人的な意見を言わせて頂くと、イミグレへの入局は決して良い選択だとは思わない」。彼もやはり、単調すぎて退屈になりそうなので迷っているようだった。」

すると彼女からの返事に、「途夢郷さんの考え方に感動した。貴方は、イミグレのことも会社のことも考えてくれている。そして彼には、同僚以上の接し方でアドバイスしている。彼はきっと、そんな上司の下で働けて幸せだろう」とのコメント。でも、これって日本人的な考え方、配慮の仕方からすると、私だけでなく一般的な対処の仕方だと思うのですが。。。(笑)

ということで、世界標準は香港人の考え方の方なのか、それとも我々日本人の方なのか、どっちでしょう?!(爆)。



23:42:00 | tom | comments(4) | TrackBacks