September 23, 2006

フィリップ証券資産運用セミナー

今日はフィリップ証券主催の資産運用セミナー「香港相場・下半期の見通しと推奨銘柄」に参加してきました。実は、5月にTISCO証券主催のセミナーに参加し、TISCO証券に口座を作って香港でも株取引を始めようと思ったのですが、その後、TISCO証券香港が、機関投資家向けサービスに注力し個人向けの投資サービスを停止することになり、その代替えとしてフィリップ証券が引き継ぐことになり、今日のセミナーがアレンジされました。尚、日本人スタッフは、TISCO証券にいた日本人がそのまま移ったようです。

会場は、フィリップ証券香港の本社セミナールーム。MTRアドミラリティー駅D出口前のユナイテッドセンターの11階です。香港の免許証を取得するときに来たビルと同じでした。フィリップ証券香港は香港の3大証券の1つで、ダイレクターでもありファンドマネージャーでもある黄瑋傑(Luis Wong)は香港ケーブルテレビやメトロラジオ、香港電台の北京語番組でもホストを務め、香港電台からは3年連続でベストファイナンシャルアナリスト賞を受賞するほどの実力者。投資ガイドブックも数冊発刊しており、大学の非常勤講師として投資コースを担当しているそうです。

本日のセミナーも、基本的には彼が講師ということでしたが、言語の関係から日本人スタッフが代わりに説明し、黄瑋傑(Luis Wong)さんは最初に挨拶して、最後のQ&Aのところで対応していました(with 日本人スタッフの通訳)。肩書きと経歴からすると豪傑そうなのですが、実際の黄瑋傑さんは、どこにでもいるような若々しいファッショナブルなナイスガイ。ミュージック番組のDJが似合いそうな雰囲気でしたが、Q&Aの時の対応は正にプロフェッショナル。鉄鋼やアルミの生産数や土地の値上がり指数など、全ての数字が頭の中に入っていました。

Q&Aの中でも面白かった質問は、「今回の推奨銘柄も、比較的優良な企業が多く、他の銀行や証券会社でも取り上げられているような銘柄。もっと、2倍にも3倍にもなるような銘柄はないのか」という質問。それに対する黄瑋傑さんの回答は「ポートフォリオの中で、7割くらいは堅実な主要銘柄にし、残りの3割以下を成長株に割り当てた方が良い。今回挙げた銘柄の中では、通信株がそれにあたり、銘柄としては○○○です」との事でした。早速、買ってみましょううかね、、、って、まずは口座を開かなくては(笑)。

21:30:00 | tom | | TrackBacks