March 23, 2023
ラーズ・ヌートバー
侍JapanがWBCを最高の形で終え、WBCロスになっている人も少なくないと思いますが（でも今日は、帰国直後の成田での侍Japanの記者会見や、夜の報道番組に栗山監督が生出演していたりで、ロスはギリ未だですかねw）、今日読んだネットニュースの中では日刊スポーツの『ヌートバー独占手記』が心に残りました。更にその記事の下の方に見えていた1月末の記事『侍ジャパン内定ヌートバー「僕は日本代表」宣言現実に 母・久美子さんが明かす秘話』も読んだら、彼に関して知らなかったことが多いことを改めて認識しましたよ。
おそらく今回のWBCの中で”日本での知名度”という意味では、開催前後で一番知名度が上がった（ゼロから100くらい変わったと思いますよ）のがヌートバー選手だと思いますし、「日本人よりも日本人らしい」とも言われ常に全力プレーで明るくて切込隊長的な存在だった彼なので、WBCロス以上に”ヌートバー ロス”になる人が少なく無いのではと思います。
そして年末の『新語・流行語大賞』に「ヌートバー」「ペッパーミル・パフォーマンス」「たっちゃん」などがノミネートされるのではと思っていますが（特に”ペッパーミル”絡み）、詳細は日刊スポーツの記事をそれぞれ読んでいただくとして、書き留めておきたい主な内容を列記しときます。
『ヌートバー独占手記』より
・史上初めて米国で生まれ育った日系選手が日の丸を背負った。
・9歳の時から日本を代表する選手になりたいと思っていた。
・日本でプレーできたことは、僕の人生を変える経験になった（a life changing experience）
・日本を代表することで自分の中で心が開き、熱くなった。
・日本人としての誇りを、もっと感じられるようになった（so much proud of Japanese）
・また侍ジャパンに戻ってきたい（I have a plan to come back）
・いつかキャリアのどこかで、日本のプロ野球でプレー出来たらいいなと思っている。
・納豆が大好きで、毎日のように食べる。ノリも大好き。
・日本のファンを見て一番驚いたのは、応援する時の一体感。
・「タッチ」って野球漫画があることは知らなかった。
・「甲子園に連れて行って」っていうフレーズも聞いたことは無かった。
・チームメートもファンも、ペッパーミル パフォーマンスを受け入れてくれて嬉しい。
『侍ジャパン内定ヌートバー「僕は日本代表」宣言現実に 母・久美子さんが明かす秘話』より
・久美子さんは高校卒業後に米カリフォルニア州に語学留学。大学生だった夫のチャーリーさんと知り合う。
・チャーリーさんは大学卒業後、日本企業の東洋水産に就職し、2人は結婚。その後米国へと転勤。
・兄ナイジェルさんと姉ニコールさんは里帰り出産で埼玉生まれだが、ラーズだけは米国生まれ。
・ミドルネームは、兄が母の旧姓から「榎田」、姉は夏生まれで「夏海」、ラーズは「テイラー」だった。
・ラーズだけ日本のミドルネームが無いのは可哀想と思い、お爺ちゃんの名前の「達治」で後に決まった。テーラー タツジ。
・ラーズは4歳まで毎年のように来日した。
・オリオールズからドラフト12巡目指名を受ける兄を追って、5歳から野球を始めた。
日本のCMにも近々登場しそうな予感がしますが、「いつかキャリアのどこかで、日本のプロ野球でプレー出来たらいいなと思っている」というのが気になりますねぇ。理想は我が千葉ロッテマリーンズに来てくれることですが、大枚叩いて読売やソフトバンクに持っていかれそうな気が・・・汗。
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