November 18, 2022
飛騨高山
白川郷を後にしたバスは再び東海北陸自動車道を走り、飛騨清見ICから中部縦貫自動車道に入って高山ICで降りるところまでは1時間弱で「あっ」と言う間でしたが、国道41号をJR高山駅方面に左折した後は結構な渋滞で、バスを駐車する高山別院まで20分ちょっと掛かったような気がします。『飛騨高山』といえば散策するのは”古い町並”であり、国選定重要伝統的建造物群保存地区になっている上一之町、上二之町、上三之町、片原町、神明町4丁目の各一部ですよね。前日に行った金沢の『ひがし茶屋街』に通じるところがあり風情満点です。ここにもインバウンドの外国人がたくさん来ていましたが、土曜日の午後だからか日本人比率が高かったです。
白川郷で五平餅と飛騨牛コロッケ、そしてフランクフルトも食べちゃったので未だお腹も減っていなかったですが、「ラーメンなら行けるだろう」と思って高山ラーメン屋さんを探しながらの散策。
高山別院の駐車場まで行く間の渋滞中に添乗員さんが言っていましたが、高山ラーメンの中でも超人気な『麺屋しらかわ』はいつも行列ができていて、過去に添乗したツアーのお客さんで、2時間の自由時間中に90分並んで食べた強者がいたそうです。この日も『麺屋しらかわ』の前をバスが通り過ぎる時（13時半くらい）には凄い行列が出来ていましたよ。
古い町並を散策中に「日本酒のテーマパーク」と言う魅力的な看板を出していた『舩坂酒造店』の食品コーナーに、ラッキーにも家内がお土産買いに入って時間掛かりそうだったので、店の中にあった日本酒のコインサーバーで飲み比べしちゃいました！
100円のガチャポンでお猪口を買い、コインは1,000円で13枚出てきたので、ワンコインで1/2の量しか出てこないプレミアムサーバーに入っていた『純米大吟醸 杜氏 平岡誠治』で2枚使ったのを含めて12種類の日本酒を楽しんじゃいましたよ。僅か1,000円で心地良い酔い加減でした（笑）。
その後も『六拾番』で飛騨牛串焼食べたりしてたので、あまりお腹が空かないまま真剣に高山ラーメン食べる場所を探していましたが、バスに戻る時間に対してそれほど猶予も無くなってきたので並んでいるお店はパスし、本来はお蕎麦屋さんの『そばの店 志田』で中華そば（高山ラーメン）にやっと有り付きました。
ちなみに「高山ラーメン」は醤油ベースのスープとちぢれ麺のシンプルな中華そばで、 一般的なラーメンは注文が入ってからスープとタレを合わせるのに対し、高山ラーメンはスープとタレをはじめから一緒に煮込むのが特徴だそうです。超人気の『麺屋しらかわ』はどんな味なのか分かりませんが、『そばの店 志田』の中華そばは小腹が空いた時のオヤツにピッタリと思えるシンプルな中華そばでした。
その後は家内待望の”みたらし団子”を『あけぼのや』で食べ（私は海苔巻き団子）、バスに戻る直前に街角の『お食事処 うま宮』の格安350円（Sサイズ）で”追い”飛騨牛串焼しちゃいました。
帰りはJR松本駅から”特急あずさ”で新宿まで戻りましたが、飛騨高山と松本間は10年前のバス旅行と同じ国道158号線の狭いワインディングロードで、たっぷり2時間強掛かりました。途中『道の駅 風穴の里』でトイレ休憩。
JR松本駅は思っていたよりも小さな駅でしたが、ここで赤ワイン（マスカットベリーA）と日本酒（大雪渓 生酒）を買って、ベビースターおとなのわさび味などを肴に電車の中で旅の余韻に浸っていました。新宿駅からは総武線に乗って本八幡駅で京成本線に乗り換え、自宅に帰還したのは22時半頃でした。う〜ん、楽しい1泊2日の旅（一応、結婚31周年記念の旅）でした！
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