August 03, 2022
村上5打席連続ホームラン
東京ヤクルトスワローズの若き四番・村上宗隆選手が、7/31の阪神戦で7回、9回、そして延長11回と3打席連続ホームランを打った後、昨日8/2の中日戦で初回と3回にホームランを放ち、な、なんと、5打席連続ホームランを達成しました。過去に4打席連続ホームランを打った選手は13人いて、初回にホームラン打った時にバックスクリーン上のスクリーンに”日本タイ記録4打席連続ホームランおめでとう”的なメッセージが出ていましたが、せっかくなので過去の13人は以下のレジェンドたちです。
1. 青田昇（大洋）1956年5月6日 広島戦
2. 王貞治（巨人）1964年5月3日 阪神戦
3. 長池徳二（阪急）1967年6月4日 東京戦、6月6日 南海戦
4. 松原誠（大洋）1976年6月1日、2日 阪神戦
5. 醍醐猛夫（ロッテ）1971年7月3日、4日 東京戦
6. 羽田耕一（近鉄）1974年4月29日 阪急戦、5月1日 太平洋戦
7. 高木守道（中日）1977年6月12日 阪神戦、14日 大洋戦
8. T.ソレイタ（日ハム）1980年9月4日、5日 近鉄戦
9. 谷沢健一（中日）1981年9月20日、21日 巨人戦
10. R.バース（阪神）1986年5月31日、6月1日 大洋戦
11. K.アレン（広島）1990年5月10日ヤクルト戦、12日 巨人戦
12. D.ジェニングス（オリックス）1995年8月8日、9日 近鉄戦
13. N.ウィルソン（日ハム）1997年6月21日 近鉄戦
ちなみに四死球を挟んだ（”4打席”ではなく）”4打数”連続ホームランは、
・T.ソレイタ（日ハム）1980年4月20日 南海戦
・古田敦也（ヤクルト）2003年6月28日 広島戦
・田淵幸一（阪神）1973年5月9日、10日 巨人戦
・掛布雅之（阪神）1978年8月31日 広島戦、9月1日 ヤクルト戦
・R.ブライアント（近鉄）1989年10月12日 西武戦
・V.バレンティン（ヤクルト）2013年6月8日、9日 日ハム戦、12日 ソフトバンク戦
・山田哲人（ヤクルト）2015年8月21、22日 中日戦
・B.レアード（日ハム）2017年5月12、13日 ロッテ戦
と、ヤクルトの選手が3人も打っていました。
ということで25年振りに出た4打席連続ホームランですが、その次の打席で飛び出した5打席連続ホームランはMLBでも達成されていないとのことで、”日本新記録”を超えて”世界新記録”であり、神宮球場のスクリーンには”プロ野球史上初”と表示されていましたよ。
2017年ドラフト1位で入団し、2018年はホームラン1本だけだったものの2年目の2019年から覚醒して活躍しだしたので、神宮球場での東京シリーズなどのユニフォーム配布ゲームの時は追加料金払って”背番号55”の村上バージョンにしてもらいましたが、その年に36本のホームランを放って新人賞を獲り、2020年のファンクラブ会員特典ユニフォームは、それまで応援していた”背番号1”の山田哲人バージョンではなく村上バージョンに変えたくらい、ヤクルトの選手では一番応援していましたよ。
神宮球場ファンの私は便宜上ヤクルトのファンクラブに入っていて、山田哲人と村上宗隆（＋つば九郎w）のみを応援しているのが正直なところであり、ガチファンの千葉ロッテマリーンズで村上と同学年で2017年ドラフト1位の安田尚憲が体格もほぼ同じ（村上：188cm/97kg、安田：188cm/95kg）で2020年には四番を任されるゲームが結構あったので、村上のように覚醒することを願ってレプリカユニフォームも安田くんに揃えて応援していましたが、最近は覚醒どころか悪くなっている一方で、今年から推しメンを32番の佐藤都志也に変えちゃいましたよ。
安田と村上、二人とも今年で高卒4年目の選手ですが、どこでこんなに差がついちゃったのですかねぇ。もはやヤクルトだけでなく侍ジャパンの四番でもある村上は打席に立った時の凄みが全然違うし、チャンスで凡打した時の悔しがり方も全然違います。インタビューでの受け答えも若干22歳とは思えないほど自覚があって威風堂々としているし・・・。千葉ロッテマリーンズにも村上のような和製大砲が欲しいです。
5打席連続ホームランで世界のホームラン王である王貞治さんをも超えてしまった村上くんは、96試合で既に昨年のホームラン数と並ぶ39本となりましたが、残り47試合で何本まで延ばすのか興味津々です。当時ヤクルトだったバレンティンの日本記録60本超えも狙って欲しいとは思いますが、三冠王も狙える状況なので（ホームランと打点は断トツ1位、打率は現在2位）期待大です。
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