November 30, 2021
術後経過の洗礼
手術の翌日は朝6時くらいに採血で起こされ（習慣で既に4時くらいから起きていましたが）、その直後くらいに看護師さんが来て尿を貯めるタンク（透明のポリバック）を点滴台に取り付けてくれ、晴れてベッドから降りて移動できる状態になりました。もっとも、点滴台と帯同ですが（汗）。そして7時過ぎに朝食が配給され37時間のプチ断食が終了しました！ところで、昨日の日記に経尿道的膀胱腫瘍切除術（TUR-Bt）の「一時的な術後経過」に関しても転記しましたが、手術した翌日に洗礼が始まりました。「膀胱に留置したカテーテルにより、痛みや強い尿意を感じることがあります」と言及されていましたが、朝起きて朝食を採った時くらいまではそうではなかったけど、昨日は術後ずっとベッドの上で出来なかった排便（大）をしようとトイレに行って息む（踏ん張る）と、痛っ、痛ぁー！
男性の皆さんは分かるかと思いますが、息んだ後に◯門を閉じようとするとオシッコを絞り出そうとする挙動が連動すると思います。その時に、管が入っているオ◯ン◯ンに結構な痛みが走ったのです！ なお、術後初めてトイレでしゃがんだ時に初めて患部（息子）を見ましたが、なんだか血がついたガーゼが巻かれていて、これを剥がしたり中身を見たりは出来ない気分なので、そのままにしました。
そして尿道に結構太いゴムの管が入っているのを目の当たりにしましたが、オ◯ン◯ンがオシッコを絞り出そうとする挙動の時にゴム管が尿道内部で擦れるからなのか、痛み的には「膀胱炎？」の日記の中で感じていた痛みよりも激しく、小さい子がおしっこ漏らす時と同じ？ように涙目になります（笑）。痛みを感じる時間は30秒程度ですが・・・。
尿意を感じ、いわゆるオシッコをするときの状態（これも男性には分かると思いますが、尿道括約筋を開放して「ああ、スッキリした」になれる状態www）になると「膀胱炎？」の時の痛みの強いバージョン（＋涙目）になる状態が2時間に1回くらいのペースで襲ってくるのです。
「痛みがあったら我慢せずに言ってください」と看護師さんに言われていたので、ナースコールを押して伝えると痛み止めの錠剤を持って来てくれたので飲みましたが、それが効いたのか夕食後に眠くなり、翌朝まで爆睡でした。その間は痛みも無かったのですが、起きて活動しだすとまた襲って来ました。結局この痛みとは尿道カテーテルが外されるまで延べ3日間も付き合うことになりましたよ。
昨日の日記で『この時点では「明日1日くらい繋がれている状態でOKなのかな？」と思いきや、、、甘かったです。』と書きましたが、尿道カテーテルが外されたのは月曜日の朝なので、手術当日も併せると4日間繋がれていました。なので、今回の検査入院が当初から1週間の予定だったのが理解できました。
内壁に出来た腫瘍（ポリープ）を電気メスで切除して組織を検査するということでは、今年5月に経験した大腸内視鏡検査とほとんど同じですが、後ろと前とでは（大腸と膀胱では）、術後の煩わしさが天と地ほど違うことを認識しましたよ。
Comments
No comments yet
